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イタリア・バロック時代の作曲家カリッシミはオラトリオの形式を確立した業績で知られています。しかしより小さな形であるモテットでも、声の魅力が存分に発揮された美しく精緻な作品を数多く書き、これらはモンテヴェルディに比肩する重要な作品として認知されています。とは言え、彼の楽譜のほとんどは戦争によって失われてしまった上(写筆譜のみ残存)公演の記録も残っていないため、これらの作品が実際にどのような状況で演奏されたのかはわかっておらず、いくつかの断片的な資料に基づいて研究が進んでいるところです。しかし、声と楽器が織り成す立体的な響きは、聴き手の耳を喜ばせるに充分の味わいを持っています。コンソルティウム・カリッシミは1996年、ローマで設立されたアンサンブル。作曲当時の様式を大切にし、当時用いられていたであろうピッチ(このアルバムでは415Hz)を採用するなど、演奏法に徹底した拘りを持っています。設立当初のヴォーカル・メンバーは男声のみで構成されていましたが、現在ではソプラノに女声を加え、より多彩な響きを追求しています。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573258 |
その早すぎた死がロシア音楽界に深刻な影響を与えたカリンニコフ。彼の数少ない作品の中でもこの2つの交響曲は傑作中の傑作と言えるでしょう。 ( 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553417 |
( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | : |
( 発売)
レーベル名 | :1987.10.01 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/8.553417.gif |
日本にも熱狂的なファンが存在するカルウォヴィチ(1876-1909)。NAXOS4枚目となるこのアルバムは、彼の最も野心作と言われる「復活交響曲」です。1901年頃から作曲を始め2年後に完成、ベルリンで初演されたこの作品、逆らえぬ運命に対して、悲劇から勝利までの魂の精神的な戦いを描いたというもので、マーラーの「復活」を思い起こさせますが、語法的には、ブルックナーやR.シュトラウス、チャイコフスキーに近いものです。曲の最後はテインパニの勇ましい響きに導かれ、高らかなコラールと金管の咆哮で幕を閉じます。合唱なしでも充分です。ヴィトとワルシャワ・フィル、この曲を演奏するのにこれ以上ふさわしい組み合わせはないでしょう。第2楽章のため息が出そうなチェロの独奏、たっぷりとした弦の厚み、輝かしい管楽器、そしてスケールの大きな音楽。大満足の1枚です。(2011/06/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572487 |
第1集(8.570452)が大好評。カルウォヴィチの交響詩集の第2集の登場です。雪崩に巻き込まれるという悲劇的な最期ばかりがクローズアップされる「悲劇の人」ですが、ここで聴く音楽はそのような先入観はまったく必要ありません。このアルバムには彼が愛してやまなかったタトラ山の登山中にインスピレーションを得たと言われる「永遠の歌」他2曲を収録。ワーグナーを思わせる重厚な響きと清涼感溢れるメロディが耳に残ります。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570295 |
ポーランドの作曲家カルウォヴィチ(1876-1909)は、リトアニア州ヴィリニュスに生まれ、ワルシャワでヴァイオリンを学んだ後、ドイツに留学。アルトゥール・ニキシュに指揮法を学びつつ、いくつかの作品を書いています。シマノフスキと並ぶ「ポーランドの新進気鋭の作曲家」として期待されるも、33歳、これからの時にタトラ山で雪崩に巻き込まれその生涯を終えてしまいました。彼の華麗な作品は一度でも聴いたら耳に残るのでしょう。作品の録音数があまり多くないにも拘わらず、熱心なファンが多いことで知られています。中でも「ヴァイオリン協奏曲」は聴かせどころも多く、華やかさと甘美さを併せ持つ名品です。ヴァイオリンを担当するのはおなじみイリヤ・カーラー。文句なしの超絶技巧で難なく弾き切っています。ヴィトについては何も言う事がありません。これ以上何を求めますか?(2011/03/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572274 |
ライプツィヒ音楽院でザロモン・ヤーダスゾーンとカール・ライネッケに師事、教師として後進の指導にあたりながら、その作品をグリーグに認められたことで、職業音楽家として活動することを決意したという作曲家カルク=エラート(1877-1933)。現在彼の名前は決して「良く知られている」わけではありませんが、この独自な作風、とりわけ半音階的な書法は、まさしく一聴の価値あるものです。彼はオルガンやハルモニウムの音を好み、これらの楽器のために書いた作品はメシアンにも影響を与えています。この2枚組は、そんなエラートの知られざる「フルートのための作品」を全て収録したもの。実はエラート、フルートのために、もっと多くの作品を書いたのですが、そのほとんどは失われてしまったとのことで、何とも残念な話です。どれも幻想的で魅惑的な音楽であり、とりわけ「30のカプリース」はフルートを愛する人ならば、ぜひ聴いてほしい重要な作品です。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573269-70 |
ガルシア・アブリル(1933-)は1933年、スペイン中東部、アラゴン州の都市テルエルで生まれました。1952年から1955年にフラッツィに作曲、ポール・ヴァン・ケンペンに管弦楽法などを学び、1964年には奨学金を得てローマのサンタ・チェチリア国立音楽院アカデミーに留学します。スペインで数多くの賞を受賞し、国際的にも広く活躍している作曲家です。彼のギター作品は、地中海の雰囲気と、活発なリズム。そして印象主義の香りを内包したもので、どれもが「伝説のギタリスト」アンドレアス・セゴビアへのオマージュ的な意味も持っています。ギタリスト、ベルニエはミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールで優勝した他、20を超える国際コンクールの入賞歴を持つ実力派です。(2011/04/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572389 |
スペインを象徴する楽器「ギター」をフィーチャーした現代スペインの作曲家たちによる3曲のギター協奏曲。冒頭からスリリングな音がはじけるプエルトの「ミストラル」は、楽器編成からみても、明らかにピアソラの「リエージュに捧ぐ」に触発された曲で、エレキギターではなくクラシックギターが使用された遊び心溢れる曲。管楽器とパーカッションが強調されたオーケストラが絶妙な伴奏を付けています。1958年に創設されたスペインの「新音楽グループ」のメンバーの一人、ガルシア・アブリルは20世紀後半のスペインの前衛作曲家の中心的役割を果たした人物で、この2台のギターとオーケストラのための協奏曲は、ユニークな名前を持つ3つの楽章で構成されています。ゲレーニャは前衛とポップス、ロックのクロスオーバーを探求している作曲家。ここではヴィブラフォンの音が良いアクセントを生み出しています。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573816 |
1933年、生ハム「ハモンセラーノ」で知られるスペインの小都市テルエルで生まれたガルシア・アブリルはマドリッドで学び、協奏曲、管弦楽曲など多くの作品を作曲、現代スペインを代表する大作曲家となっています。この歌曲集では同じくスペインの一都市アストゥリアスの民族音楽を元に、その特徴的な地形(複雑な海岸線、聳え立つ険しい山地)を音楽によって描くことに成功しています。しかしながらアストゥーリアス語と訊くと、何だか難しそうなイメージを抱いてしまうかもしれませんが、ここで聴ける歌はどれも人懐こくて親しみ易いものばかり。聴いたら誰もが好きになってしまうに違いありません。(2009/06/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572073 |