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組曲「道化師」の軽快な音楽でおなじみカバレフスキーは、とりわけ子どもや若い人向けの作品を多く作曲し、芸術の大衆化を図ったことでも知られます。彼のピアノ・ソナタとソナチネは、概ね経歴の初めの頃に書かれたもので、それほど革新的な形式や個性的な和声を有している訳でもないのですが、名ピアニスト、ホロヴィッツやモイセイヴィチらに愛奏されたこともあり隠れた人気を誇っています。とりわけソナタの第3番は現在でも広く愛されています。要求される技巧はそれほどでもないのですが、極めて演奏効果の高い曲でもあります。(2009/06/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570822 |
「形式において民族主義的、内容において社会主義的で、簡潔で明朗にして真実な表現に到達」、所謂旧ソ連の社会主義的リアリズム音楽の定義ですが、社会主義云々の点はともかくとして、カバレフスキーの音楽は、その定義に合致していると言われます。ショスタコーヴィチに関して社会主義的リアリズムが語られる場合には、大概はネガティヴな文脈となりますが、カバレフスキーの場合には、彼の音楽の魅力をうまく言い当てているようになっているのは、面白いものです。名人芸がふんだんに駆使され、ロマンティックにして、スパイスも効いているという、ラフマニノフのようでもプロコフィエフのようでもある、楽しくかっこいい2曲です。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557683 |
運動会の「ギャロップ」でおなじみのロシアの作曲家カバレフスキー。彼の偉大なる功績のひとつに「音楽教育への貢献」があげられます。ここに収録された第3番のピアノ協奏曲はヴァイオリン、チェロ協奏曲とともに「若人のため」に書かれた三部作の一つ。トランペットの響きが印象的で華やかで快活な作品です。かたやR=コルサコフのピアノ協奏曲は、リストのピアノ協奏曲を彷彿させる単一楽章の作品で輝くような名人芸が楽しめます。(2008/08/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557794 |
カバレフスキーは、同世代のショスタコーヴィチと比べて、格段に分かりやすい音楽を書き続けた“ソ連政府御用達作曲家”でした。小気味よいリズム、意外と抒情的で美しい旋律、現代性とロシア風味の絶妙なマッチングが彼の音楽の魅力です。20世紀現代音楽の主流は彼の作風を卑下しましたが、貴方はどう思われるでしょうか?それとも、反政府でなければ偉大な芸 術家ではないと門前払いですか?なお「道化師」のガロップは、日本の運動会のBGMとして愛用されている大有名曲です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553411 |
今から10年ほど前には、まだこのロシアの作曲家についての情報はほとんどなく、さる名手が「ピアノ・ソナタ第2番」の日本初演をすると言う時の会場の興奮などは、今でも伝説となって生きているほどです。また、最近人気の若手ピアニストが、デビュー前の時代に、テレビに出演して演奏した「演奏会用練習曲?夢」を聴いて涙した人も多かったと聞きます。そんなカプースチン。最近では、彼の知名度も飛躍的にあがり、本人の自作自演CDリリースや、楽譜の出版なども相俟って、この「ジャズ様式のクラシック音楽」も日常に溶け込むものとなっています。彼の作品は聴いてみてもわかる通り、とても華麗であり、ジャズのインプロヴィゼーションもふんだんに使われている(ように思える)のですが、実はその細かい音符は、全て楽譜に書きこまれたものであり、フリージャズなどのような奏者に一任されているものではありません。これは、彼がジャズに興味を持った当時のロシアの音楽事情に拠るものなのでしょうが、精緻に書き込まれた音符を元に、奏者が自由に想像を働かせて、自らの世界を演出するのですから、これほど贅沢なものはないのかもしれません。空気中を煌めきながら乱舞する音に包まれる愉悦感こそ、カプースチンを聴く喜びの一つと言えるでしょう。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572272 |
アメリカのフルート奏者イマヌエル・ディヴィスが最近注目しているのがロシアの作曲家カプースチン。普段からデイヴィス自身がジャズの演奏にも力を入れていることもあり、カプースチンが書く「クラシック=ジャズ」のボーダーレスの音楽はデイヴィスにとって非常に魅力的なのだそうです。優れたピアニストであるカプースチンだけに、独特な筆致によるピアノ曲が広く知られていますが、チェロやフルートを用いた室内楽作品でもジャズのイディオムが効果的に用いられており、洗練されたフレーズと躍動的なリズムに支えられた魅力的な音楽が展開されていきます。「オスカー・ピーターソンから強い影響を受けた」と語るカプースチンですが、作品からはスクリャービンや他のロシア作品からの影響も感じられるなど、様々な“聴く楽しみ”が提示された、世界初録音を含む1枚です。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579024 |
イタリアのルネサンス期において、最も影響力があったとされるジョヴァンニ・ガブリエリ。彼の叔父にあたるのが、このアンドレア・ガブリエリです。彼の若い頃については、ほとんど知られていませんが、聖マルコ大寺院のオルガニストの座を争って敗れ、1557年にヴェネツィア共和国カンナレジオ地区のオルガニストになったことはわかっています。イタリアの鍵盤音楽の発展に大きく寄与し、フーガ、リチェルカーレ、トッカータなどに優れた作品を残しています。合唱音楽を始め、多くの作品を残しましたが、自作の出版に対してはかなり慎重で、彼の作品が世に出回るようになったのは死後のことでした。華やかな中に落ち着きのある優雅な曲集です。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572198 |
16世紀イタリアで活躍したジョヴァンニ・ガブリエリと言えば、ヴェネチアのサン・マルコ大聖堂に鳴り響いた金管楽器のための音楽。そのケタ外れのスケールと絢爛さで、現代人の耳を魅了し続けています。ナクソス盤は、イギリスの管弦楽団の腕利き奏者が現代楽器を持って集まり、何とこの録音のために新しい楽譜まで出版するという凝りようで、続編も合わせて、一つの団体によるものとしては唯一の金管音楽全集になる予定です。ブラス・ファンの話題になることでしょう。近所迷惑にならない程度に音量を上げて音楽に身を委ねましょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553609 |