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Toccata Classics: アルバム一覧

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    カラーエフ:ヴァイオリン・ソナタ/24の前奏曲(レーピン/ヒュセイノフ)

    アゼルバイジャンの首都バクー出身のカラーエフ(ガラーエフとも)の作品集。地元の音楽院を経て、モスクワ音楽院に留学、ショスタコーヴィチに師事し研鑽を重ね、作曲家として大成してからはバクー音楽院の教授やフィルハーモニーホールの音楽監督など、アゼルバイジャン音楽の発展に力を尽くし「20世紀を代表するアゼルバイジャンの作曲家」と呼ばれています。西洋音楽にアゼルバイジャン伝統の音楽を巧みに融合した作品を多く残していますが、ヴァイオリン・ソナタはプロコフィエフを思わせる新古典的な作風を持ち、カラーエフの作品の中では異色の雰囲気を持っています。対する「24の前奏曲」は、現代的な作品の中に、オリエンタルな雰囲気を持ち合わせた異国風の曲が点在するな曲集。ヴァイオリン・ソナタを演奏するのは名手ワジム・レーピンです。アルバムに付属する映像は、1989年パリ生まれの映像作家スヴィエルチェフスキ制作のドキュメンタリー。カラーエフの「24の前奏曲」から移ろい行く季節を感じたという彼女、このアルバムに収録されている演奏を「視覚的に表現する」する試みに挑みました。ヴァイオリニストの左手やピアニストの表情などを丁寧に追いながら、心象風景までおも表現した実験的な映像です。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0255

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    カラファーティ:ピアノ作品集(トンプソン)

    ヴァシリー・カラファーティはギリシャで生まれ、ロシアで活躍した作曲家、音楽教師。ギリシャ人の両親を持ち、8歳で最初の音楽教育を受け、サンクトペテルブルク音楽院に留学、リムスキー=コルサコフの作曲クラスで学び、1892年にはロシアでの永住権を取得しました。音楽院の対位法教授となった彼はヘイノ・エッレルやショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキーらを教えています。順風満帆な人生を送ってきたカラファーティですが、第二次世界大戦時、レニングラード包囲戦に巻き込まれて命を落とし、その作品も忘れられてしまいました。このアルバムには初期のピアノ曲を収録。ショパンやブラームスを思わせる詩情を湛えた夜想曲や、技巧的な前奏曲が作曲家の個性を伝えます。(2021/03/26 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0093

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    カリージョ:管弦楽作品集(サン・ルイス・ポトシ響/サパタ)

    メキシコで生まれたフリアン・カリージョ。19人兄弟の末っ子ということもあり、幼い頃に正式な音楽教育を受けることがなかった彼は、独学で作曲を続けていましたが、1894年に自作の「ミサ曲」が認められ、メキシコシティ国立音楽院に留学、この時に初めて接した「微分音」の仕組みに魅了され、独自の研究を発展させました。1916年に「Thirteenth Sound=13番目の音」と名付けた理論書を発表、4分音ギター、8分音ピッコロ、16分音ホルン、16分音ハープなどの特殊な楽器の製作にも携わったことで知られています。このアルバムには、活動の初期に作曲された調性的な4作品を収録。交響曲第2番は、ブルックナーやワーグナーの影響が感じられる壮大な仕上りを見せています。ヴェルディを思わせる《1810年のマチルデまたはメキシコ》はメキシコ独立戦争を題材としたオペラからの抜粋、「イザベル: スコットランド風」はサロン風の気楽な音楽。実際に結婚式で用いられたというワーグナー風の「結婚行進曲」も含めて微分音を採用する前のカリージョがどのような音楽を書いていたのかを知る1枚です。(2020/11/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0583

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    ガリーニン:弦楽のための作品全集(ラティシェヴァ/ロシア音楽院管/ニキフォルチン)

    ロシアの地方都市、トゥーラ出身のヘルマン(ゲルマン)・ガリーニン。家族を失い孤児院で育つも、ピアノと民族楽器を学びモスクワ音楽院へ進みます。そしてバルバロッサ作戦の開始とともに陸軍に入隊、軍のための音楽を作曲し、活躍しました。その後はモスクワ音楽院に復帰しショスタコーヴィチとミヤスコフスキーに師事。才能を開花させたガリーニンは1950年に作曲した「叙事詩」でスターリン賞を受賞するなど、当時のでソヴィエトで高く評価されています。ところが1951年に統合失調症を発症、病と闘いながら曲を書き続けました。自由奔放な作風で知られますが、1957年に書かれた彼の最後の室内楽作品「弦楽四重奏曲第2番」では、悲しみと諦観に支配された音楽が展開します。(2020/08/07 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0514

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    ガリーニン:ソナタ三部作/ピアノのための組曲/4つの前奏曲/ワルツ/舞曲

    1922年にモスクワ近郊で生まれ、1966年にモスクワで没したロシアの作曲家ガリーニンのピアノ作品集です。ショスタコーヴィチと比較される事の多い人ですが、このアルバムを聴く限り、プロコフィエフなどの新古典主義の簡潔でユーモラスな語法を強く感じます。生涯を通じて健康障害に悩まされたという彼自身の満たされぬ何かを音で表現したのでしょうか。時折現れるユーモラスな表現が心地良さをもたらします。ほんの小さい5つの曲からなる「動物園にて」が秀逸です。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0076

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    ガル:ヴィオラ作品集 1 (パッカラ/トゥンカリ/高島拓哉/ザッハレンコヴァ/オストロボスニア室内管)

    (2019/09/27 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0535

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    ガル:クラリネットのための室内楽作品集(アンサンブル・ブルレッタ)

    ハンガリーのユダヤ系医師を父に持ち、ブラームスの個人秘書であったマンディチェフスキに作曲を師事、ウィーン大学で音楽学を専攻したというハンス・ガル(1890-1987)。1919年から母校で音楽理論を教え、1929年にはマインツの高等音楽学校の校長に就任しましたが、ナチスの迫害を受け、イングランドに移住。エディンバラで職を得て、同時にエディンバラ室内管弦楽団の指揮者にも就任、そのままイギリスで生涯を終えた作曲家です。ブラームスやレーガーと同じように、ガルも晩年の「クラリネット五重奏」で自身の音楽観を表現しました。クラリネットの清澄な響きと豊かな弦の対話は、87歳を迎えたガルが、これまでの激動の人生を振り返っているかのような静けさを感じさせます。ウィーン時代に書かれたセレナード、エジンバラに落ち着いてから書かれた三重奏曲も美しい作品です。(2016/12/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0377

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    ガル:室内楽作品集 3 (ケルテシュ/ブレイキー/ナッシュ/ブリッグス)

    ウィーン近郊に生まれ、ウィーン大学で音楽学を専攻したガル。ユダヤ系であったため、ナチスの迫害を逃れ、後半生はイングランドに移住し教師、指揮者として活躍しました。、彼は同時代の作曲家シェーンベルクよりも、ブラームスを終生尊敬し続け、その作風も伝統的であり、半音階的和声などもほとんど用いることはありませんでした。このアルバムには初期、中期、円熟期の3つの時代の室内楽作品が収録されており、これらのどの曲にも、彼が追求し庇護していたロマン派の作風が漂っています。特有の旋律美と抒情的なアプローチがガルの持ち味です。(2018/04/27 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0433

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    ガル:声楽作品集 1 (ボレアリス/バッジ/ミューア)

    ハンガリー系ユダヤ人としてドイツ、オーストリアを経てイギリスで活躍した作曲家ハンス・ガル(1890-1987)の声楽作品集。この盤の企画者であり、室内合唱団、ボレアリスの創設者ミューアが語る通り、ガルはナチスにドイツを追われるという経験をしながらも、ドイツ・オーストリアの伝統を継ぐオペラや交響曲など多数の作品を残しました。そのような彼の音楽が見直されるようになったのはここ20~30年のことです。中でも室内合唱作品は演奏が極めて難しく、なかなか演奏される機会がありませんでした。そのため、ミューアはかつてケンブリッジ大学のトリニティ・コレッジで合唱を研究し、現在はイギリスやドイツでオペラやオラトリオのソリストとして活躍するブリジット・バッジと共に、2017年プロの合唱団「ボレアリス(「北、北風」の意味を持つ)」を発足させました。ボレアリスは16人から20人の歌い手で構成され、“悪魔のように難しい”ガルなどを歌いこなすために、若手から経験豊富なベテランまでをバランスよく配置しています。第1集では、8声の合唱から、チャーミングな民謡まで、聴き応えのあるアカペラ作品が収録されています。(2020/07/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0509

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    ガル:声楽作品集 2 (ボレアリス/バックル/バッジ/ミューア)

    ハンガリー系ユダヤ人としてドイツ、オーストリアを経てイギリスで活躍した作曲家ハンス・ガルの声楽作品集第2集。彼はナチスによってドイツを追われるも、移住先の英国エジンバラで音楽界の中心人物となり、本国ドイツやオーストリアの伝統を継ぐ数多くの歌劇や交響曲などを書き上げています。また、人々を音楽に参加させる手段としての合唱を提案し、自ら合唱団を創設、指揮するとともに合唱作品を多く遺しました。このアルバムでは混声合唱、女声合唱、男声合唱、ア・カペラ、ピアノ伴奏による合唱など40年にわたって書かれた室内合唱曲を収録。演奏は、指揮者スティーヴン・ミューアが創設した合唱団ボレアリス(「北、北風」の意味を持つ)が担当。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで合唱を研究し、現在はイギリスやドイツでオペラやオラトリオのソリストとして活躍するブリジット・バッジも指揮者として加わり、演奏が難しいとされるガルの作品の数々を歌いこなしています。(2022/12/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0644