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Toccata Classics: アルバム一覧

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    クレイン: ピアノ作品集 - 神秘的な行列/2つのマズルカ/5つの前奏曲/3つの詩曲(パウエル)

    ロシア系ユダヤ人の作曲家グリゴリー・クレイン。モスクワでパウル・ユオン、レインゴリト・グリエールに師事し、1905年から1908年まではライプツィヒでマックス・レーガーに師事。1913年からはユダヤ民族音楽協会モスクワ支部に加入し、当時の主要な作曲家の一人として認められました。このアルバムには、グリーグや師であるレーガーの影響が感じられる初期の作品から、スクリャービンを思わせる複雑な和声を用いた中期から円熟期の作品を収録。ソナタ以外は世界初録音となるクレインの知られざる曲をイギリス出身の名手ジョナサン・パウエルの演奏でお聴きいただけます。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0581

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    グレーデナー:管弦楽作品集 1 - ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番(ポリック/ウクライナ国立響/ラプル)

    ドイツで生まれ、ウィーンを拠点に活躍したロマン派の作曲家ヘルマン・グレーデナー。存命時には作曲家、教師として尊敬を集めましたが、没後は次第に忘れられ、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。2曲のヴァイオリン協奏曲は彼の代表作でありながら、このアルバムが世界初録音となります。ドイツ風のかっちりとした構成と、美しいメロディに溢れた全曲からは、確かにブラームスやシベリウスの影響も感じられますが、第1番の終楽章で聴かれる民謡風の旋律や、ベートーヴェン作品を思わせる決然とした主題が魅力的な第2番の第1楽章などからは、グレーデナー独自の確かな作曲技法をうかがい知ることができます。存分に歌う魅力的なヴァイオリンの響きをお楽しみください。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0528

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    クレストン:ピアノ作品集 - 3つの物語/リズミコン第7巻 - 第10巻(シルバースタイン)

    20世紀アメリカの作曲家ポール・クレストン(本名ジュゼッペ・グットヴェッジョ)。イタリア系移民の家庭に生まれ、オルガニストとして活躍しながら作曲を身に着けた彼は、ヘンリー・カウエルに認められて作曲家としてデビュー。ピアニストとしても才能を発揮しました。このアルバムに収録された「Three Narratives 3つの物語」はフランツ・リストの作品を現代的にしたような妙技を要するコンサートピースと言える作品です。「Rhythmicon」はさまざまなリズムが用いられた小品集。10巻全123曲で構成されており、シリーズが進むにつれて演奏も至難になっていきます。ここでは第7集から第10集までを聴くことができ、讃美歌風の静かな曲からバルトーク風のエネルギッシュな曲、ジャズ風の楽しい曲まで25曲を楽しめます。これらを演奏するマイロン・シルバースタインは20世紀半ばの作品をとりわけ愛するピアニスト。なかでもパーシケッティ作品の録音で高く評価されています。(2023/06/16 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0674

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    グレチャノフ:ヴィオラとピアノのための作品全集(アルタモノーヴァ/ウォーカー)

    商人の父を持ちながらも、家業を継がずモスクワ音楽院で学び、作曲家として成功を収めたというグレチャニノフ(1864-1956)。華々しく活動を始めるも、ロシア革命が勃発し、ロシアを離れプラハやパリを転々とし、結局はアメリカに移住し、1940年代後半にアメリカの市民権を得たという人です。国民楽派の影響下にありながらも、晩年の作品は当時のアメリカで流行していた新古典派の音楽の影響も取り入れるというニュートラルなもの。宗教作品ではロシア正教会の伝統を踏まえた曲を書き、器楽曲ではモダンな作品を書くというなかなか面白い作曲家です。このヴィオラのための作品集は、ほとんどが未発表作品ですが、どれも魅力的でこの作曲家の姿を端的に伝えています。グレチャニノフ生誕150年の記念盤です。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0234

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    クレンゲル:ピアノと室内楽作品集(トリオ・クレンゲル)

    ドレスデン生まれの作曲家クレンゲル。クレメンティに師事し、ペテルブルク、ロンドン、パリ、イタリアを演奏旅行し、ピアニストとして高い名声を獲得しました。彼の作品中、最も良く知られているのは「48のカノンとフーガ」ですが、このアルバムに収録されたピアノ曲と室内楽曲は、同じ時期に活躍した作曲家たち、メンデルスゾーン、ショパン、フィールドの作品に共通する抒情的な雰囲気を持っています。日本人ヴァイオリニスト山口慶子がメンバーに名を連ねる「トリオ・クレンゲル」の演奏です。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0417

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    ケリー:室内楽作品集(ウェイ/ジャクソン/ウィッカム/ウェスト・オーストラリア・ピアノ三重奏団)

    1881年、オーストラリアのシドニーで生まれたフレデリック・セプティムス・ケリー。英国オックスフォード大学で音楽を学びますが、卒業後にロンドン・オリンピックにボート競技で出場し、金メダルを獲得。作曲家としても将来を嘱望されていましたが、第一次世界大戦時に「ソンムの戦い」で戦死してしまいます。彼が遺した作品は僅かですが、すでに録音されているピアノ曲(TOCC-524)での独創的な作風でわかるように、オーストラリアのロマン派音楽を代表するものとして評価されています。このアルバムには20歳の時に書かれた「ヴァイオリン・ソナタ」と親しみやすい楽想を持つフルートとピアノのための「セレナード」、ブラームスを思わせる「ピアノ三重奏曲」を収録。(2023/09/29 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0702

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    ケリー:ピアノ作品集 - 24のモノグラフ/12の練習曲(ウィルソン)

    1881年、オーストラリアのシドニーで生まれたケリー(1881-1916)は、同国の重要な作曲家になると期待されていましたが、第一次世界大戦のソンヌの闘いで戦死してしまいました。その経歴は特殊で、英国オックスフォード大学で音楽を学びますが、卒業後にロンドン・オリンピックにボート競技で出場し、金メダルを獲得しています。音楽作品は残念ながらそれほど知られてはいませんが、ここに収録された作品はいずれも、オーストラリアにおけるロマン派ピアノ作品への最大の貢献とされています。ショパンとスクリャービンの影響も感じられますが、田園風の響きや穏やかな曲想の楽曲には、彼と同世代のエルガーやアイアランドにヴォーン・ウィリアムズなど英国の作曲家たちと親和性が高そうです。野性味をおびた情熱的な曲は、ブラームスやシューマンの世界観に近いかもしれません。それぞれが“小品”でありながら、独特な世界観と情感の共鳴が感じられ、これらの録音からはケリーが偉大な作曲家への道を歩き始めていたことが分かります。(2020/06/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0524

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    ゲルンスハイム:ピアノ五重奏曲第1番、第2番(オガネシアン/アート・ヴィーオ弦楽四重奏団)

    ドイツの作曲家、指揮者、ピアニスト、ゲルンスハイムの室内楽作品集です。ドイツ連邦共和国のヴォルムスに生まれ、7歳から地元の音楽監督リーベ(シュポアの弟子)に学び音楽の素養を得ました。1848年から革命を避け、一家はマインツ、ライプツィヒと住まいを変え、ライプツィヒではピアノをモシェレスに学びます。1855年から1860年までパリに留学したことで、ラロやサン=サーンスとも親交を深めています。しかしながら彼の作風はドイツロマン派に属するもので、ブラームスやシューマンと同じように堅固な構成を持ち、重厚な音と響きで勝負します。彼の作品は、すっかり忘れ去られていましたが、10年ほど前に交響曲全集が発売された時、熱狂的な聴き手の間で少しだけブームが起きたことがありました。それ以来、少しずつ録音の数も増えてきてはいますが、そろそろ、もっと多くの人に愛されてもよい時期が来たのかもしれません。それほどまでに魅力的な作品ばかりです。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0099

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    ゲルンスハイム:ピアノ作品集 1 (バルニーク)

    ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモシェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活躍を始めました。1897年には王立ベルリン芸術アカデミーの会員となり、1901年には作曲家アカデミー高等学院の院長に任命されるほどの名声を得ましたが、彼の死後、一時その作品はほとんど忘れられてしまいました。近年、人気が復活しはじめ、いくつかの作品が蘇演されています。このアルバムに収録されたピアノ曲も世界初録音。10代の作品である2曲のピアノ・ソナタはシューマンとブラームスを思わせる内省的な美しさを誇り、そのほぼ10年後の前奏曲はショパンの影響を感じさせます。2曲のソナタはピアニスト、バルニーク自身がゲルンスハイムの手書き原稿から修復した版を用いて演奏しています。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0206

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    ケレム:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第3番/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(Murdvee)

    エストニアのヴァイオリニスト、ケレムの作品集です。幼い頃からソリストとして活躍し、また作曲家としては、既に3つの交響曲を含む100作以上を発表しています。その中には「2台のチェロのための協奏曲」や9曲の「弦楽四重奏曲」3曲の「ヴァイオリン・ソナタ」など多岐に渡っています。やはり新古典派の影響が見受けられますが、時として、うっとりするような美しい瞬間もあり、なかなか侮れません。また、超絶技巧に彩られた緊張感たっぷりの無伴奏ソナタは彼自身の才能が端的にわかるものです。(2012/07/11 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0140