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Toccata Classics: アルバム一覧

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    シーヴェレフ:管弦楽作品集(マルメ響/グスタフソン)

    スウェーデン出身の作曲家ニクラス・シーヴェレフ。若い頃から優れたピアニストとして活躍してきましたが、近年は作曲家としても注目が高まり、作品を耳にする機会が増えました。このアルバムには2010年代に書かれた3つの管弦楽作品が収録されており、冒頭の「春」と題された交響曲第3番は伝統的なソナタ形式を持つ作品で、湧き上がる喜びが活発なリズムで表現されています。第2楽章でさまざまな楽器が旋律を歌い継ぐ場面での牧歌的な雰囲気も聴きどころ。「5つの小品」は、TOCCATAレーベルの主宰者マーティン・アンダーソンの亡き妻に捧げた音楽。強い悲しみと慰めの心が表現されています。「交響曲第4番」は、シーヴェレフが学生だった1980年代に、課題として作曲したパッサカリアを発展させた曲。とはいえ、主題は巧妙に隠されており判別は容易ではありません。シーヴェレフの広範な作曲技法が伺える少し難解な作品です。(2020/11/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0571

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    シーヴェレフ:ピアノ作品集(シーヴェレフ)

    ピアノ曲集の伝統の一つである「24の前奏曲」。バッハ、ショパン、ショスタコーヴィチなど多くの作曲家が手掛け、各々独自の作品が生み出されています。調性感が揺らいでいる現代において、各々の音に調性を当てはめていくというのは少し困難な気もするのですが、このスウェーデンのピアニスト、作曲家シーヴェレフ(1968-)の作品も敢えて「調性の縛り」を外すことで、インスピレーション溢れる小品の集まりとしてこの曲集を提示しているようです。このアルバムでは「24の前奏曲」のほかに、初期と最新作を収録。バッハ的な音楽からジャズへの傾倒まで、色々と興味深い音を聴くことができます。アルバムの最後に置かれた「弦の戯れ」の実験的な音も面白いものです。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0271

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    シェイペロウ:ピアノ・ソナタ ヘ短調/変奏曲 ハ短調/4手のためのピアノ・ソナタ(ハーシュ/ピンカス)

    昨年の夏にこの世を去った作曲家シェイペロウ(1920-2013)。彼は1940年代に頭角を現したアメリカの作曲家で、いわゆる「ボストン六人組」・・・アーサー・バーガー、レナード・バーンスタイン、アーロン・コープランド、ルーカス・フォス、アーヴィング・ファイン・・・に属する人でした。なかでもバーンスタインとはしばしばピアノ・デュオを組み活躍していましたが、しばらくして辞めてしまったことでも知られています。彼の作品はストラヴィンスキーのように新古典派主義の言語を用いており、同時代の作曲家たちがモダニズムの波に乗るのを見ても、自らの作風を変えることはしませんでした。この初期の3つのピアノ曲は、現代的な雰囲気の中にも。ベートーヴェンやシューベルトの面影が見えるような過去を包含するもの。アメリカの現代作品の幅広さを感じさせます。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0211

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    シェバリーン:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(コスティレフ/ソロヴィエヴァ)

    ロシア、オムスクに生まれ、モスクワ音楽院でミャスコフスキーに作曲を学んだシェバリーン。機知に富んだ劇音楽や映画音楽で知られるだけでなく、ソ連当局からの依頼で、チャイコフスキーの「1812年序曲」などに改編を加えた人としても知られています。作品には恩師ミャスコフスキーの影響が強いだけでなく、親交を結んでいたショスタコーヴィチからの影響も感じられます。このアルバムには「ヴァイオリンとピアノのための作品」が全て収録されており、これは、どれもが初録音となる貴重な記録です。初期の作品にはフランス風の味わいもありますが、後年になるつれ、少しずつロシア国民楽派の作風を確立していく様子がよく表れています。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0327

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    シェバリーン:合唱作品集(ルースカヤ音楽院チェンバー・クワイア・ソロイスツ/ホンジンスキー)

    シベリア、オムスク生まれの作曲家、シェバリーンの珍しい合唱作品集です。両親ともに音楽教師という環境の元に育った彼は20歳の頃にモスクワへ行き、グリエールとミャスコフスキーに見いだされ、モスクワ音楽院で学びました。ショスタコーヴィチとも親交を結び、1920年代には現代音楽連合(AMM)のメンバーとしても名を連ねています。初期には印象派の影響を受けるも、後には社会主義リアリズム路線に転じ、チャイコフスキーの「1812年」の終結部の改変などを行っています。当局の依頼により作曲家の書いた本来の形を変え、旧ソ連国歌を挿入。今でもその形は耳にすることが可能であり、当時の「国家事情」を慮るには最適な作品と言えましょう。さて、このアルバムですが、ここには彼本来の姿であろう「控え目で楽観的」な作風が横溢する合唱作品集です。民謡風で素朴な味わいです。(2011/12/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0112

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    シェバリーン:管弦楽作品集 1 (シベリア響/ヴァシリエフ)

    (2012/12/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0136

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    シェバリーン:管弦楽作品集 2 - 組曲第3番、第4番/バレエ組曲(シベリア響/ヴァシリエフ)

    シベリアのオムスクに生まれ、20歳の時に自作を携えモスクワに行き、グリエールとミャスコフスキーに高く評価されたシェバリーン。その後はモスクワ音楽院に進学、作曲家として活躍を始めました。同時代に活躍したショスタコーヴィチの親友であり、彼と同じく「ジダーノフ批判」の犠牲となり、一時期はソ連楽壇の表舞台から姿を消すなど苦難の人生を歩みました。しかし、シェバリーンの音楽に向かう姿勢は一貫しており、常に決然とした音楽を書き続け、恩師ミャスコフスキーから受け継いだ作曲様式を更に発展させた力強い作品を数多く残しています。このアルバムは第1集(TOCC-136)と同じく、ヴァシリエフが指揮するシベリア交響楽団の演奏によるもので、異なる時代に書かれた2つの組曲とバレエ音楽を収録しています。スペインの伝説に基づく「組曲第3番」、シェバリーンの最後の劇場音楽となった「組曲第4番」、未完に終わったバレエ「In the Name of Life」からの音楽、それぞれ活力に満ちた魅力的な音楽です。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0164

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    シェルプ:管弦楽作品集 1 - モヴィメント I/管弦楽のための音楽第3番、第4番(リエパヤ響/バーデン=バーデン・フィル/マン/バレフ)

    20世紀に活躍したドイツ人作曲家の中では、全くその名が知られていないヨーゼフ・シェルプ。彼はジュネーヴで音楽を学び「リストの弟子」としての華麗な経歴をスタート。同時にフライブルク音楽院の教師としても活躍、第一次世界大戦中には作曲家としての名声も勝ち得ていました。しかし1942年に爆撃によって初期の作品が全て消失。一時は落胆したものの、その後復帰。ヒンデミットを思わせる新古典的な作品や、バルトーク風の力強い曲を次々発表。82歳で亡くなるまで、その創作意欲は衰えることがありませんでした。この第1集には晩年に書かれた3つの作品を収録。どこか懐かしい曲想を持つ「オーケストラのための音楽」が聴きどころです。(2018/02/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0426

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    シェルプ:室内楽作品集 2 (レティ/コック=バシリウ/モレッティ/クナーク/ジダーノフ/イシャイ)

    20世紀ドイツの知られざる作曲家の一人、ヨーゼフ・シェルプ。シェルプはもともと「リストの弟子」として活躍した才能あるピアニストであり、フライブルク音楽院の教師としても活躍、第二次世界大戦中には作曲家としての名声も勝ち得ていましたが、1942年に爆撃によってそれまで書いた作品のほとんどが消失してしまいました。しかし戦後に不屈の精神で立ち直り、ヒンデミットを思わせる新古典的な作品や、バルトーク風の力強い曲を次々発表、82歳で亡くなるまでその創作意欲が衰えることはなく、150近くの作品を書き上げています。今回収録された世界初録音となる4つの室内楽曲は、作曲家の息子アルベルトが、未録音の父の作品を集め編集したもの。どの曲からもフランス印象派の影響が感じられるとともに、シェルプの巧みな対位法が生かされており、作品からは自由なエネルギーと楽しい雰囲気が溢れています。(2022/06/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0548

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    シェルプ:室内楽作品集(ブッシュ・コレギウム・カールスルーエ)

    ドイツ、カールスルーエに拠点を置き活躍したヨゼフ・シェルプの作品集。シェルプは若いころからピアニストとして活躍しながら、曲を書いていましたが、1942年の爆撃で初期作品のほとんどを失ってしまいます。しかしその後、失われた時間を取り戻すかのように150もの作品を書き上たという作曲家です。このアルバムにはヒンデミットとベルクから影響を受けたクラリネット作品を収録、1947年に書かれたリズム重視の新古典派風のクラリネット・ソナタから、調性が崩壊寸前の和声が用いられた“新ウィーン楽派”の香りを感じさせる1965年の四重奏曲まで、驚くほどに官能的なメロディとユーモアに満たされた4曲です。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0358