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Toccata Classics: アルバム一覧

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    グヴィ:ルネッサンスの詩人のテキストによる歌曲集(エルウィス/ナム)

    19世紀のフランスで活躍した作曲家、テオドール・グヴィ(1819-1898)の珍しい歌曲集です。グヴィが生まれたのは、当時ドイツとフランスの係争地帯、ザール地方であったため、彼はフランスにもドイツにも属することができず、憧れていたパリ音楽院に進学することもできなかったと言われています。そのため音楽は個人的に学び、じっくりとその才能を熟成させたのです。ベルリオーズは彼の作品を高く評価していましたが、結局のところ彼の作品は脚光を浴びることはなく、そのまま忘れ去られてしまったのです。最近になっていくつかの宗教曲や管弦楽曲は演奏されるようになって来ましたが、これらの歌曲については、誰も注目することなく、ひっそりと音楽史の片隅に埋もれていました。今回の歌曲は15曲が初録音、その他も録音されたことはあると言え、オリジナルの調性ではありませんでした。ソプラノのメーエ・ナムはグヴィ作品の研究家であり、彼の作品を積極的に紹介している人です。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0269

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    F. クープラン:2つのクラヴサンのための作品集 2 (バックリー/J. シュワルツ)

    フランスの名門音楽一家「クープラン家」の中で最も才能に恵まれていたフランソワ・クープラン(1668-1733)。数多くのクラヴサン曲を書き、そのどれもが個性的であり、また独自の光を放っています。彼は自作に楽しいタイトルをつけたことでも知られ、それは様々な女性の姿であったり、ちょっとしたものであったりと、面白いものばかりです。この2台のハープシコードのための作品集は、第1集と同じく、通常1台のハープシコードで演奏するクープラン作品のうちの何曲かについて、クープラン自身が「2台で演奏するのが望ましい」と書き記していたという言葉を忠実に守ったもので、本来はヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音で演奏される「諸国の人々」も、チェンバロのみで演奏することで新たなニュアンスが生み出されています。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0258

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    クシェネク:室内楽と声楽作品集 1 (アイキン/フィンク/ベッシュ/ショルン/シピリ/ティシュマン)

    クシェネクは、シュレーカーに作曲を学び、指揮者としてドイツ各地の歌劇場で活躍。ナチス政権が台頭するまでウィーンで活躍していた音楽家でした。しかしチェコの血をひいていたため、作品が上演禁止となるなど迫害を受け、1938年アメリカ合衆国に亡命。この国での音楽教育に力を注ぎました。このアルバムには彼のほぼ半生に渡って書かれた歌曲や室内楽などの様々な作品が収録されていますが、中でも注目したいのがJ.S.バッハのフーガを研究し、そのテクニックに倣って作曲したという2つの二重フーガです。シンプルな旋律が秩序を持って組み合わされ、巧みな建造物となっていく様子からは、彼の見事な作曲技法が伺えます。後期ロマン派風のトリオ・ファンタジー、ユーモラスなクラリネットのためのモノローグなど、興味深い作品集です。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0295

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    クシェネク:室内管弦楽作品集(レオポルトディヌム管/コヴァチッチ)

    あの橋本國彦も師事していた作曲家クシェネク(1900-1991)ですが、まだまだ全容が知られているとは言えません。このアルバムにはクシェネクが1931年から1979年の間に書いた室内オーケストラのための5つの作品が収録されています。チェコ系の家庭に生まれたクシェネクは、ナチスの弾圧から逃れることができず、1938年にアメリカへ亡命。ニューヨーク、ミネソタ、カリフォルニアへと移住し、この地の風味を取り入れた音楽を数多く書きました。彼の音楽はシニカルで、不安定なユーモアを含みながらも、総じて劇的なもの。どれも面白いのですが、1931年の「ナイチンゲール」は、初期の作品だけあってまだまだ後期ロマン派の影を引きずっているのが興味深いところ。その後の彼の変遷を辿るのはまことに興味深いものです。(2012/08/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0125

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    クシェネク:ピアノ協奏曲全集 1 - ピアノ協奏曲第1番、第2番、第3番(コルジェフ/イギリス響/K. ウッズ)

    ジャズから十二音を駆使した作品まで、多彩な作風を持つクシェネク(1900-1991)のピアノ協奏曲集がTOCCATAレーベルに登場。バルトーク、プロコフィエフ、シェーンベルク、ショスタコーヴィチ作品にも匹敵する作品でありながら、これまでにほとんど演奏されることがなく、このアルバムに収録された3曲も、内2曲が世界初録音というレアなレパートリーです。これらの作品はどれも十二音の技法で書かれていますが、どの作品も技巧的で、ウィットに富んでいます。1920年代から1940年代は多彩な作風が世の中を席巻していましたが、クシェネク作品からもそんな雰囲気が存分に感じられます。ピアノを演奏しているのはロシア=アメリカ系ピアニスト、ミハイル・コルジェフで、今回は名指揮者ケネス・ウッズとの初共演となります。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0323

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    クシェネク:ピアノ協奏曲全集 2 (パヒト/コルジェフ/ヒュープナー/パーティントン/イギリス響/ウッズ)

    オーストリアで生まれ、ドイツ語を話すチェコ系の家庭で育った作曲家クシェネク。第一次世界大戦時には徴兵されたものの、その非凡な才能を生かし音楽の研究を続けることでウィーンに留まることを許されたほどの天才でした。一時はマーラーの娘、アンナと結婚していたことでも知られています。/ナチスに迫害され、アメリカに亡命した後も音楽教師として活動を続け、1945年には正式にアメリカに帰化、数多くの作品を残しています。ピアノ協奏曲は7曲ありますが、その内訳は4曲の独奏用、2台ピアノ用、ヴァイオリンとピアノの二重協奏曲、オルガンとピアノと音色も多彩。どれもウィーンの伝統を踏まえ、荘厳なオーケストレーションが施された魅惑的な作品です。/(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0392

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    クシェネク:ピアノ作品集 1 (フリステンコ)

    (2015/09/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0298

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    クシェネク:ピアノ作品集 2 (フリステンコ)

    オーストリアのチェコ系家庭に生まれ、ウィーンでシュレーカーに師事、ナチスによって退廃音楽の烙印を押され亡命、アメリカで活躍したクシェネク(1900-1991) 。一時期は忘れられていたものの、20世紀後半からオペラや交響曲、管弦楽曲などの作品が見直されています。クシェネクのピアノ曲を紹介するこのシリーズ第2集では、彼の職人技とも言える精緻な作曲技法と、豊かな想像力、ユーモアが活かされた作品が収録されています。バッハのカンタータ「我は信ず」に基づくとされる初期の「トッカータとシャコンヌOp.13」は、評論家や音楽学者をひっかける冗談のような目的で書かれた曲が、壮大な対位法によるエッセイのように発展していきます。『3つの組曲』では、バロックと現代の舞曲が扱われ、クシェネクの自由気ままな興味が示されます。悲し気な「ソナタ第5番」はアメリカ亡命時代に書かれたもの。締めくくりの『6つのフェルメッセン』は、即興的かつ万華鏡のような雰囲気を持つ、モダニズムとフリージャズが出会ったような小品集です。第1集(TOCC-298)に続き、ウクライナ出身、アメリカ系のピアニスト、フリステンコによる演奏です。 (2020/07/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0399

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    クタヴィチウス:四季(ヴィリニュス・ユース合唱団/メスカウスカス/セント・クリストファー室内管/カトクス)

    リトアニアの作曲家クタヴィチウス(1932-)のこのオラトリオは、18世紀のリトアニアの牧師・詩人クリストヨナス・ドネライティスが、農民の生活と自然を描いた牧歌的叙事詩「四季」をテキストにしています。このリトアニアの最高傑作をクタヴィチウスは、原始的な響きと民族的なメロディで力強く描き出すことに成功しました。このライヴ録音は作曲家の80歳の誕生日を記念して行われたもので、現代のリトアニアで最も有名な俳優メスカウスカスが詩を朗読し、リトアニアを代表するアンサンブルが演奏するという祝典的なものとなりました。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0200

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    クック:オルガン作品集(ウィンペニー)

    1906年にヨークシャーに生まれた作曲家アーノルド・クック。学生時代には歴史を学ぶも、音楽の道を志し1929年にベルリンに留学し、ベルリン音楽アカデミーでパウル・ヒンデミットから作曲とピアノを学びました。その後はケンブリッジ祝祭劇場の音楽監督となり、1933年には王立マンチェスター音楽大学の教授に任命されるなど英国音楽界で活躍しましたが、その作品は死後ほとんど顧みられることはありません。彼は多作な作曲家であり、2つのオペラ、6つの交響曲、多数の協奏曲、そして膨大な量の室内楽を残していますが、オルガンのための音楽も素晴らしいものを書いています。クックの作風は師ヒンデミットに負うところが多く、作品にも巧みな対位法が盛り込まれています。またバルトークやショスタコーヴィチ風の語り口や、ウォルトンに倣った輝かしさも感じられるのが特徴です。(2022/12/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0659