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アメリカ、マサチューセッツ州生まれの作曲家デイヴィッド・マスランカ。これまでにオーケストラ、声楽、室内楽、吹奏楽など様々なジャンルを作曲していますが、彼の名を飛躍的に高めたのは吹奏楽のための一連の作品です。このアルバムには4つの作品が収録されていますが、「カリフォルニア」と「慈悲の天使」「聖フランシス」は実質的に交響詩であり、音楽の中に果てしなく広い風景や、自由奔放なドラマが織り込まれています。『アレックスとファントムバンド』はユーモラスな筋立てで、ブラスバンドで用いられる様々な楽器を次々に紹介していくという『ピーターとおおかみ』のような作品。年代を問わず、全ての人にオススメしたい楽しい作品です。(2020/12/18 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0563 |
1998年、ロンドンの音楽一家に生まれたノア・マックス。すでに作曲家・指揮者として着実にキャリアを築いています。また、彼は画家、詩人としても活動する多彩なアーティストです。このデビュー・アルバムには彼の様々な作品を収録。室内楽を好むというマックスの作品は、どれも独自の作風と現代的なテイストを持っていますが、ところどころに過去の英国の作曲家、エルガー、フィンジ、ハウエルズ、ヴォーン・ウィリアムズらの巨匠の作風に通じる抒情性が感じらます。新型コロナ感染症によるロックダウンの状況下で書かれた「孤独の歌集」はタイトル通り音楽で孤独を描いたもの。他のすべての作品も、友人たちの死についての瞑想や、仄かな喪失感を伴っているのが特徴です。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0638 |
いかにもTOCCATAらしい1枚です。レスピーギ以降のイタリア音楽史に重要な足跡を残した三人の作曲家、カセッラ、ピツェッティ、マリピエロ(1914-2003)は当時全盛を誇っていた「オペラ」からの脱却を図り、モンテヴェルディやフレスコバルディなどの「古いイタリア音楽」と「器楽音楽」の復興に尽力した人として知られています。そのフランチェスコ・マリピエロの甥であるリッカルドが今回の作曲家です。彼はミラノでピアノを学び、トリノ音楽院で作曲の学位を取得しました。1938年頃から12音技法に興味を持ち、手始めに「主題と14の変奏曲」でその技法を使ってみたのでしょう。その後、ダッラピッコラやマデルナとともにイタリアの12音技法を推進する先駆者となりました。他の5つの作品も精緻な技法を凝らして書き上げられていますが、とは言え、12音を徹底的に追求しながらも、表現や色彩を重んじているためか、時にはルールを破ることも厭わなかったようで、時として抒情的な響きが現れるところが面白いものです。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0129 |
デンマークの偉大なオルガニスト、作曲家であるオット・マリング(1848-1915)。彼はデンマークで最初に管弦楽法の教則本を執筆したことでも知られています。ニルス・ゲーゼとJ.P.E.ハートマンに作曲を師事、いくつかの作品を作曲していますが、しかし、これらはほとんど演奏されることがありませんでした。20世紀になってようやく彼の作品が見直され始め、協奏曲やいくつかの声楽曲が録音されていますが、彼の本領であるオルガン作品はほとんど手掛けられることもなく歴史の中に眠っていたのです。このアルバムでは大作である2つの組曲と、詩編を収録。どれもが聖書から想起された美しく感動的な作品です。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0224 |
チェコ出身の作曲家マルティヌーは、最初はプラハで学ぶも1923年にパリに出て当時の前衛であった新古典主義に傾倒します。その後は様々な変遷を経てチェコの民族音楽を取り入れた音楽を書いたり、新印象主義の音楽を書いたりと大変数多くの作品を残しています。そんな彼ですが、10代後半から30代前半に書いた管弦楽作品はあまり知られておらず、演奏の機会も多くないのが実情です。 ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0156 |
( 発売)
レーベル名 | :2013.04.24 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/TOCC0156.gif |
チェコ出身の作曲家、マルティヌー(1890-1959)は70年ほどの生涯に6曲の交響曲、30曲ほどの協奏曲、10曲以上のオペラをはじめ、夥しい作品を残しました。しかし現在知られているのはそのほんの一部であり、10代後半から30代前半の頃に書かれた管弦楽作品は全くと言ってよいほどに聴く機会すら与えれらていません。このバレエ「影」も三省堂の音楽辞典にも掲載されていない秘曲で、この録音が行われるまで演奏されたことすらありませんでした。内容は、ある娘が彼女自身の影と踊るうちに死の存在に脅かされるという暗い内容です。しかしマルティヌーは全編に沈痛な音楽を付けたのではなく、明るく快活な部分もあり、なかなか変化に富んだ曲想です。多彩なオーケストレーションにも耳を奪われます。 【既発盤】第1集…TOCC0156(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0249 |
6曲の交響曲をはじめ、400作以上の作品を残したマルティヌー。あまりにも作品数が多いため、未だ全貌がつかめていない作曲家の一人です。このToccataのシリーズは、マルティヌーがチェコからフランスへ留学した頃の20~30歳代に書かれた「初期の作品」の光を当てています。第3集のメインとなるのはマルティヌー32歳の作品「オーケストラのための3部作:消えゆく真夜中」です。50歳を過ぎて「交響曲第1番」を完成させたマルティヌーですが、この「消えゆく真夜中」は番号なしの交響曲と呼べるほどに、充実した内容とパワフルなエネルギーを有しています。他には瞑想的な「バラード」、華やかな「過ぎ去った夢」の2曲が収録されています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0414 |
1920年代から30年代にパリで活動した芸術家の一群、“エコール・ド・パリ”の一員だったルーマニア出身のミアロヴィチのピアノ作品集。1898年ブカレストで生まれ、1919年から亡くなる1985年までをパリで過ごし、エネスクに見出されダンディらに師事しました。彼の妻で、近代フランス作品で高い評価を得たピアニストのモニク・アースは、ミアロヴィチの作品を数多く初演し、ここに収録されている重要な作品「リチェルカーリOp.46」も彼女に献呈されました。このアルバムでは、ベルリン在住のアメリカ人ピアニストのルーベンシュタインが、フランス風の洒脱な風情と東欧の伝統音楽、新古典主義の明晰な対位法などがブレンドされたミアロヴィチのピアノ曲を情熱的に演奏しています。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0376 |
エルンスト・ミエルク(1877-1899)はフィンランドの作曲家、ピアニストです。彼は生まれつき虚弱体質でしたが、それでも14歳の時にはベルリンに留学、シュテルン音楽院で学んだ後はブルッフに個人指導を受け、更なる研鑚を積みました。ピアニストとしても才能に恵まれ、また20歳の時には自作の「交響曲ヘ短調」がヘルシンキで初演されるなど、順風満帆な人生が約束されたのです。しかし、それもつかの間、22歳の誕生日の2日前に持病が悪化、その生涯に幕を下ろしたのでした。このアルバムに収録された作品はわずか3年間という短い期間に書かれたものですが、その才能の伸張には驚くものがあります。「フィンランド組曲」での独創的な音楽を聴くにつけ、この人があと50年生きていたらと思わざるを得ないでしょう。(2014/01/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0174 |