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Toccata Classics: アルバム一覧

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    ボスマンス::初期の室内楽作品集(ソラレク/ボットリル/ソラレク・ピアノ三重奏団)

    アムステルダム生まれの女性作曲家ヘンリエット・ボスマンスの室内楽作品集。音楽一家に生まれ、母親からピアノを学びピアニストとして活躍。ヨーロッパ各地で演奏会を行い、とりわけ自国のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とは数多くの共演を果たしています。彼女は10代の終わりから作曲を始め、まずピアノ曲や室内楽曲を書き、その後はオーケストレーションを学び、協奏曲などの編成の大きな作品も遺しています。このアルバムには彼女の20代前半から半ばの作品が収録されており、ヴァイオリン・ソナタとピアノ三重奏曲は世界初録音となります。この時期の彼女の作品は、フランス印象派やスペイン民謡、そして中東からの影響が感じられる情熱が迸るもの。バッハやレーガーを思わせるヴァイオリン・ソナタも聴きどころです。(2022/08/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0654

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    ボニ:ピアノ作品全集 1 (チェン・メンイイ)

    フランスのブルジョワジーの家庭に生まれたメラニー・ボニス。ピアノを独学で練習するなど幼い頃に楽才を示しましたが、その才能には無関心だった彼女の両親を説得したのは、パリ音楽院でコルネットを教えていたアンリ・モリーでした。彼女は12歳頃から音楽を学び、やがてモリーの紹介でセザール・フランクに師事。彼の勧めでパリ音楽院に入学します。ピエルネやドビュッシー、ショーソンが在籍していた音楽院で彼女は和声楽と作曲を学びましたが、当時のフランスでは女性が作曲をすることは推奨されておらず、彼女はメラニーではなく、男性名の「メル・ボニス」で作品を発表。波乱万丈の生涯を送りながら、数多くのピアノ曲や室内楽作品を作曲・出版しました。彼女の作品は初期には師フランクの影響が感じられるものの、やがて印象主義へと変遷していき、同時代のドビュッシーを思わせる美しく幻想的な雰囲気を持っています。そのほとんどはサロン風の小品であり、このアルバムに収録された世界初録音となる「子供時代の情景」は、彼女の母親としての優しい視点も感じさせます。演奏は1993年武漢生まれのチェン・メンイイ。地元の音楽院で学び、マンハッタン音楽学校で更なる研鑽を積んだ実力派です。(2023/10/20 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0361

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    ボリス/ザンボーニ:合唱作品集(カペラ・フェーデ/ハルモニア・サクラ)

    イギリスの王家に生まれながらも、王位奪還をせず、ローマの教皇領の枢機卿として生涯を全うしたヘンリー・ベネディクト・ステュアート(1725-1807)。17世紀の反革命勢力「ジャコバイト」は彼をイングランドとアイルランドの王であると見做したものの、本人はそれを認めることはなく、結婚もしなかったため、彼の代で血筋が途絶えてしまったことでも知られます。このアルバムは、枢機卿時代の彼に仕えた数多くの作曲家たちの作品が集められていますが、そのほとんどは現在忘れられてしまった人ばかり。しかし、どれもバロックの時代から古典派への橋渡しとなる魅力的な作品で、彼が「穏やかな枢機卿」として讃えられていたかがわかります。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0300

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    ポルトゥガル:聖母の晩課/4声のミサ曲 ヘ長調(アンサンブル・トゥリクム)

    ポルトガルの音楽と言えばファドなどの民俗音楽ばかりが頭に浮かびますが、モーツァルトやベートーヴェンの時代、南米ポルトガルではどのような音楽が聴かれていたのでしょうか?そんな疑問を解消してくれるのが、このアルバムです。ここで取り上げられている作曲家マルコス・ポルトゥガル(1762-1830)は当時最も有名なオペラ作曲家で、当時建設されたリスボンの最も先進的なオペラハウス「サン・カルルシュ国立劇場」の音楽監督を努め、自作を多く上演したのでした。彼は50作ほどのオペラ作品を160作以上の宗教合唱作品を書き、その多くは、音楽を学んだイタリアの様式を持っていて、この2つの作品も、保守的で荘厳な作風の中にもオペラの影響も感じさせるものです。ただ合唱の中に女声がないことと、オーケストラにヴァイオリンが用いられていないことが、作品に若干の暗さをもたらしているのはとても興味深い事象と言えそうです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0238

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    ボワシエ:室内楽作品集(ギャラック/ボワシエ/トリオ・アラリア)

    (2022/01/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0631

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    ポンセ:管弦楽作品集 1 (サン・ルイス・ポトシ響/サパタ)

    さまざまな楽器に編曲され、誰もが一度は聴いたことのある歌曲「小さな星(エストレリータ)」の作曲家ポンセ。ギターのための作品も比較的知られていますが、このアルバムでは彼のオーケストラ作品を聴くことができます。まるでレスピーギを思わせる「春」など、オーケストラの豊かな質感を存分に生かした作品は、甘い旋律を持つ『小さな星』とは全く様相の違う味わいを持ち、彼の作曲家としての才能をみせつけるものです。また1947年に作曲された「メキシコの点描」はメキシコの先住民文化を取り入れた躍動的な作品。効果的に使われる打楽器が良いアクセントになっています。メキシコを代表するサン・ルイス・ポトシ交響楽団の演奏です。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0502

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    マイエルスキ:協奏的詩曲/変奏曲の形式によるピアノ五重奏曲/チェロ・ソナタ/4つのピアノ前奏曲(ドレフノフスキ)

    ポーランドのルヴフ(現在はウクライナのリヴィウ)に生まれた作曲家、ピアニスト、タデウシュ・マイエルスキのピアノ曲を中心とした作品集。彼は17歳でガリシア音楽協会の高等音楽院(現在はリヴィフ音楽アカデミー)に入学、ピアノを学び1911年に卒業。ライプツィヒに留学して更に研鑽を積みました。帰国後は演奏家、批評家として活躍すると同時に、教師として長らく後進の指導にあたりながら、作曲活動を続けました。彼の作品はどれもロマンティックな感性に溢れながらも、近代的な書法が取り入れられており、それはこのアルバムの冒頭に置かれた「協奏的詩曲」を聴けば端的に理解できるでしょう。この作品は約10年間の長い年月をかけて念入りに改訂が施された力作ですが、残念なことに1957年に初演されて以来、出版されることもなく忘れ去られてしまいました。今回、ピアノを演奏しているドレフノフスキがこのスコアを発見、瞬時に魅了され、友人マデイに校訂を依頼し、演奏可能なスコアに復元、この録音が成就しました。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0344

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    マギ:管弦楽作品集(エストニア国立響/ヴォルメル)

    エストニア近代音楽の先駆者として知られるエステル・マギ女史の作品集です。タリンとモスクワの音楽院で作曲法を学び、母校タリン音楽院で音楽理論を教えました。エストニアの民族音楽のモティーフを効果的に用い、簡潔で力強いフォルムで書かれた音楽は世界中で愛好され、多くの演奏家が好んでレパートリーとして取り上げています。初期の「ピアノ協奏曲」から段階を追って熟成していく彼女の作風を辿れる1枚です。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0054

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    マギ:女声のための歌曲全集(プルガ/ラスマン/ヴィント/オゴロドニコフ/ローツ)

    エステル・マギはエストニアの作曲家。タリンで生まれ、エストニア国立音楽院でマルト・サールに、モスクワ音楽院でヴィッサリオン・シェバリーンに師事。旧ソ連時代から活躍し、エストニア音楽界の重鎮として知られました。このアルバムには、1946年から2005年にかけて書かれた27曲の歌曲が収録されています。初期の歌曲は、シンプルで素朴なスタイルが特徴で、師のサールとエストニア民謡の影響を受けています。中期から後期の作品は、エストニア民謡のミニマルなメロディーと反復的な詩が取り入れられており、演奏には高いい精度と集中力が要求されます。「三つのセトのおとぎ話の歌」や「野原で歌う」がその例です。ロシアと国境を接するエストニア南部のセト地方は、首都タリンなどとは異なる独自の文化や風習を持ち、これらの歌詞には不運を避けるための「おまじない」が織り込まれています。また、エストニア伝承にインスパイアされた作品「Huiked」は、家事をしている女性たちが羊飼いを呼ぶ声や、動物を呼び寄せたり追い払ったりする音、羊飼いやベリー摘みの人々の声、狩人の合図など、伝統的なコミュニケーションの呼び声を捉えたもので、マギは声、ギター、フルートを用いてその音の風景を表現しています。(2024/10/04 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0741

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    マクス:弦楽四重奏曲集(モーパーゴ/ティペット四重奏団)

    ロンドンを拠点に活躍する作曲家ノア・マクス。このアルバムに収録された4曲の弦楽四重奏曲はどれも20代の作品ですが、その作風は多岐にわたります。第1番はジャン・ジオノの「木を植えた男」が基になっており、英国の田園詩からの影響も受けています。「戦火の馬」で知られる英国の詩人マイケル・モーパーゴの味わい深い語りも印象的です。第2番と第3番は、クルターグやリゲティの影響が感じられる現代的な作品。ほとばしるような不協和音が刺激的です。第4番は更に狂気じみたリズムとパッセージが交錯する野性的な作品です。(2025/03/07 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0749