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知られざる作曲家や作品を紹介して注目を集めるToccataレーベルの人気シリーズ、「モーツァルト・バイ・アレンジメント」第3弾はさまざまな作品をオルガン用に編曲した曲集。現代のような録音技術が登場するまでは、巨匠たちの音楽を知るには自分で演奏するのが一番の方法でした。そのため、19世紀初頭に流行したのが人気の作曲家たちの編曲版です。これらはほとんどが独奏ピアノか連弾用のもので、モーツァルト作品は特に人気がありました。ここに登場する作曲・編曲家のゼヒターは、サリエリに師事した作曲家兼オルガニスト。ネーフェはベートーヴェンにピアノを教えた人物です。また、リストによる「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も興味深い編曲です。当時の伝統的な編曲とともに、この録音の演奏者であるオルガニスト、ビアンキーニによる現代の先進的な編曲の世界観も併せてお楽しみいただけます。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0381 |
後期ロマン派の作曲家エマヌエル・モールの作品集。ハンガリーに生まれ、ウィーンでブルックナーに師事、ピアニストとしてアメリカやヨーロッパで演奏し、イギリス国籍を取得するもスイスに移住。亡くなるまでこの地で過ごしました。彼の作品は当時の演奏家たちが挙って演奏し、ベルリンのジムロック社、ミラノのリコルディ社など、主要な出版社から総譜が出版されました。また晩年は楽器の発明家としても名を馳せ、手鍵盤を上下2段に重ねた「エマヌエル・モール式ピアノフォルテ」は、あのモーリス・ラヴェルも絶賛しました。しかし性格は気難しく、歯に衣着せぬ発言のため多くの友人を失ったとも言われています。このアルバムには彼のヴィオラを用いた作品を収録。技巧的、かつ抒情を湛えた複雑な音楽は、聴き手に深い満足感を与えることでしょう。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0650 |
ユダヤ系ポーランド人ピアニスト、モーリッツ・モシュコフスキ。優れたピアニストでもあったため、現在ではもっぱら「ピアノのための15の練習曲」、もしくは華麗な技巧を駆使した「ピアノ協奏曲 ホ長調」ばかりが知られています。しかし彼はピアノ曲のみを残したわけではなく、ヴァイオリン曲や管弦楽曲、オペラ《ボアブディル》など大規模な作品も書き、とりわけオペラの中のバレエ作品は当時大人気を誇りました。このアルバムには彼が20代前半に作曲した交響詩「ヨハンナ(ジャンヌ)・ダルク」(世界初録音)を収録。フリードリヒ・シラーの戯曲を元に、気高く美しい少女の死と変容を描いた作品です。モシュコフスキ自身は、ワーグナーとヨアヒム・ラフからの影響を認めていますが、華麗なオーケストレーションからは、60年後のハリウッド映画音楽を予見させるほどの独自性も感じられます。(2019/11/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0523 |
ユダヤ系ポーランド人のモーリッツ・モシュコフスキの管弦楽作品集。第3集には世界初録音を含む3作品を収録。生前ピアニストとして高い名声を誇り、ロマンティックなピアノ曲の作り手として知られるモシュコフスキですが、オーケストラのためにも優れた作品を残しています。「序曲」は彼が初めて書いたオーケストラ作品。17歳にして既に巧みなオーケストレーションの技法を身に着けていたことがうかがえます。「第1組曲」は次から次へと流麗な旋律が溢れてくる作品。多彩なリズムを持った楽章や変奏曲などで構成されています。「前奏曲とフーガ」は、1910年、彼の母親が亡くなり失意の底にあった時に書かれた曲。晩年、苦難にあえいだモシュコフスキの心情が現れた作品です。シリーズを通じて、シンフォニア・ヴァルソヴィアが共感溢れる演奏を披露しています。(2021/12/10 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0598 |
ポーランド出身のピアニスト、作曲家モシュコフスキ。ベルリンでエドゥアルト・フランクにピアノを、フリードリヒ・キールに作曲を学んだ彼は、1873年にピアニストとして初の成功を収め、以降は優れたピアニストとして活躍するかたわら、教育者としてもホアキン・トゥリーナやホアキン・ニンら数々の弟子を育てあげるなどの功績を残しました。モシュコフスキはその生涯を通じて膨大な数のピアノ曲を作曲しましたが、現在でも演奏されるのは名ピアニスト、ホロヴィッツが好んで演奏した「Etincelles 火花」などほんの僅かな曲にすぎません。そこで名手イアン・ホブソンはモシュコフスキのピアノ作品の全容と真価を紹介すべく、全曲録音をスタート。後にパデレフスキが述べた「ショパンに続き、モシュコフスキは、ピアノ曲の書き方を最もよく理解しており、その作品はピアノ技法のあらゆる範囲を網羅している」という言葉を証明しようと努めています。この第2集も前作に続き初期の作品を紹介。3曲を除き世界初録音となる小品集で、作品15と17はメンデルスゾーンやシューマンを思わせる魅力的なサロン風の曲ですが、作品17の「舞曲の形式による3つのピアノ小品」は、技巧的で巧みな構成力を持つ、フランツ・リストばりの華麗な作品です。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0660 |
1946年生まれのリチャード・モリアーティのミサ曲。若い頃からオペラやクラシック音楽に親しんだというモリアーティ。音楽の道に進むべく大学で音楽を専攻するも、ピアノのテクニックが不足(本人の弁)したため、研究者に転向。現役中は病理学者、メディカルディレクターとして活躍し、引退後にダニエルプールから本格的に作曲を学んだという人です。この「ミサ・アドスム」は新古典派の様式を用いた壮大な作品。ディキンソンなどアメリカ南北戦争時代に女性たちによって書かれた詩を用いて書かれた「われらは待つ」は同じく誇り高きアメリカの伝統を賛美する作品です。大編成の作品を得意とするクチャルが全曲を的確にまとめています。(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0503 |
ヤーダースゾーンは、ブレスラウのユダヤ人一家の元で生まれました。当時はメンデルスゾーン家が代表するように、ユダヤ人は高い学歴と家柄を誇っており、彼もその例外ではありませんでした。彼はライプツィヒでモシェレスにピアノを学んだ他、ワイマールでは個人的にリストと学ぶなど、当時の最高の音楽教育を身につけました。その後、ディーリアスやブゾーニ、グリーグらを教えるなど教師としても尊敬される生涯を送ります。またユダヤの音楽を積極的に広め、シナゴーグ(ユダヤの教会)では合唱音楽などにも力を注ぎました。彼の音楽は古典的で上品な味わいを持ち、メンデルスゾーンからシューマンに至るロマン派の特性を存分に備えています (とはいえ、1880年に書かれた第3番のトリオは、かなり悲痛な面持ちで始まります) 。全体に漂う儚げで甘い旋律に耳を奪われる人も多いのではないでしょうか。(2010/08/18 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0107 |
リトアニアの音楽家ヴラダス・ヤクベナス(1904-1976)の合唱作品集です。ベルリンでシュレーカーに作曲を学んだヤクベナスは、祖国の音楽文化を構築するために帰国し活動を始めますが、ナチスの侵略とソ連の占領に阻害されドイツの難民キャンプに送られてしまいます。そしてシカゴに亡命、定住。ここでリトアニアの民俗音楽を基底にした合唱曲を数多く作曲し、生涯を終えることとなります。このアルバムで指揮をしたアウグスティナスは、ヤクヴナスの作品を「芸術的で叙情性に満ちた素晴らしい作品集」と賛美しています。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0028 |