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New Releases - 2024年11月 発売タイトル

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    ブラス:大地の色で/黄金の道/庭園(musica viva, Vol. 45)(サン/ツィンマーマン/カズィボニ/エトヴェシュ/ルンデル)

    ミュンヘンとベルリンで医学と作曲を学び、ハノーファーではヘルムート・ラッヘンマンに師事。長年医師として活動しながら、様々なオーケストラや音楽祭からの委嘱作品を数多く作曲しているニコラウス・ブラス。このアルバムには、音楽を「流れる時間、秩序と混乱、人間の存在の側面を反映するもの」と捉える彼の3つの作品のライヴ演奏が収録されています。スイスの詩人フィリップ・ジャコテ(1925?2021)の短い詩からインスパイアされた「大地の色で」、ソプラノ独唱を伴う「黄金の道」、4人の男声のヴォカリーズを伴う「庭園」。これらの作品はすべて、バイエルン放送のムジカ・ヴィヴァの委嘱によるものです。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900645

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    ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番/4つのバガテル(デゴ/レオナルディ)

    【ブゾーニの没後100年記念アルバム。フランチェスカ・デゴのヴァイオリン・ソナタ集】イタリアのヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴ。前作のブラームス/ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲(CHSA5333)に続き、ヴァイオリンとピアノのための2つのソナタと4つのバガテルを録音しました。どちらのヴァイオリン・ソナタもホ短調で書かれており、作品からはドイツ・ロマン派の影響が強く感じられます。第1番のソナタはブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番からインスパイアされたロマンティックな作品ですが、10年後に完成された第2番は内容が更に深まり、複雑な対位法が駆使されています。第3楽章にはJ.S.バッハのコラール「Wie wohl ist mir 幸いなるかな、おお魂の友」を主題とした長大な変奏曲が置かれています。2つのソナタよりも以前に書かれた4つのバガテルは、作曲家エゴン・ペトリのために書かれた作品で、ブゾーニはエゴン・ペトリの母親に恋をしていたとされており、それもあってか、ブゾーニの作品には珍しく軽快な音楽で、「生きる喜び」が感じられます。フランチェスカ・デゴは日本でも既にNHK交響楽団をはじめ様々なオーケストラと共演し、多くのファンを獲得、また室内楽でも活躍しており、ピアニスト、フランチェスカ・レオナルディとは定期的にリサイタルで共演を行っています。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20304

  • フレデリック・ポール・ナフテル:管弦楽、室内楽、器楽作品集

    1956年マンチェスター生まれの作曲家フレデリック・ポール・ナフテル。このアルバムでは、風景、自然、歴史的出来事など、さまざまな要素からインスピレーションを得る彼の多彩な作品が紹介されています。「格言的な印象」、弦楽四重奏曲第2番、民謡組曲は2020年から23年にかけて書かれた作品で今回が初録音。グレゴリオ聖歌を用いた「パスカルズ・ヴィクティム」、ヘブライの聖歌に基づく雅歌、イギリスの田園風景を描いた「牧歌的なオーバード」、スペイン音楽にインスパイアされた「ビジャンシーコ」などの作品も収録されています。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDX21132

  • ジェイムズ・クック:オルガン交響曲第8番&第9番

    1963年ウェールズ生まれの作曲家ジェイムズ・クック。活動の初期には交響曲や合唱作品を発表していましたが、近年は聖書をもとにした歌劇や声楽曲やオルガン作品で注目を集めています。このアルバムには2曲のオルガン交響曲を収録。第8交響曲「オリンピアン」は、ギリシャ神々の神話上の住処であるオリンポス山からインスピレーションを得た作品、第9交響曲「アポロニアン」はビクトリア朝やエドワード朝時代の夏の一日が鮮やかに描かれた作品です。グラスゴー大学記念礼拝堂のオルガンをイギリスの名手ケヴィン・ボウヤーが演奏しています。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDX21136

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    エストルンド:迷い/ゲッセマネ/夜想曲/春の風(ハイドバー=ディッキンソン/ブラフマン/グラインズ/コーエン/シモー)

    スウェーデン出身の作曲家ジョナサン・エストルンドのDIVINE ARTレーベルにおける6作目となるこのアルバムには、オーケストラ作品から声楽曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲などさまざまなジャンルの作品を収録。その多くは自然からインスパイアされたフランス語のタイトルを持つ印象派風の作品ですが、ベートーヴェン作品を元にした曲もあり、どれも夜の幻想的な雰囲気を湛えた、優雅さと現代的なセンスを併せ持つ美しい作品です。収録曲はいずれも初録音で、エストルンドの音楽に感銘を受けたフルート奏者のミリアム・ハイドバー=ディッキンソンやピアニストのエフゲニー・ブラフマンを中心とする大勢のソリストのチームによる演奏です。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDX21247

  • Impression Stream

    フランスのサクソフォン&フルート・プレイヤー、ステファン・ギョームがチェロやバスーンを編成に加え、室内楽の領域との融合を試みたアルバム。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Incises Records
    カタログ番号:INC007

  • シューベルト: 交響曲 第5番、第8番

    【エメリャニチェフ&SCOのシューベルト第2弾に「未完成」登場!】今年(2024年)創立50周年を迎えたスコットランド室内管弦楽団と、その首席指揮者マキシム・エメリャニチェフによるシューベルト。世界中で高い評価を得た前作「グレート」に続き、「未完成」と第5番という2つの人気曲を収録したアルバムが登場します。大きな反響を呼んだ読売日本交響楽団との共演による「グレート」(2024年9月5日)の記憶も新しいところ、印象的だったそのテンポと同様今回の2曲においても快速をキープ。しかしながら表情にごつごつとしたところが無くたいへん滑らかで、ドラマ性を必要以上に強調することも避け、シューベルトならではの歌が自然と浮かび上がるたいへん美しい演奏に仕上がっています。最後に収められた「ロンド」は、交響曲第5番と同時期(1816年)に書かれた弦楽合奏とヴァイオリンのための作品で、SCOコンサートマスターのゴンリーが伸びやかな演奏を聴かせます。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD748

  • 16世紀後半ネーデルラントのマドリガーレ集

    【北方に花開いたイタリア語ポリフォニーの粋を、イタリア最高の声楽集団の名解釈で】ヨーロッパ各地で多声音楽の全盛期を支えたネーデルラント(現在のベネルクス三国とその近辺に相当)の名匠たちが、16世紀後半にイタリアの作曲家たちから刺激を受けつつ地元ネーデルラントで出版したイタリア語重唱曲=マドリガーレを厳選。ナポリで活躍したデ・マッケ(ド・マック)や、ヴェネツィアのA. ガブリエーリ、ローマのマレンツィオなどイタリアに軸足を置いていた作曲家たちの作品も含め、全ての収録曲はこの地域の文化拠点アントウェルペンで出版されていながら(1603年に出版されたフェルドンクの1曲〔トラック7〕以外は全て1580~90年代に刊行)歌詞は全てイタリア語で、オランダ独立戦争の動乱をよそに、ヨーロッパの南と北をまたにかけた刺激的な文化活動のあったことが判ります。コルネやフェルドンクなど重点的に紹介される機会の少ない作曲家たちも興味深く、緻密なポリフォニーや歌詞を活かした音作りの機微を存分に味わえる内容。しかも演奏は、音楽監督の早世により惜しまれながら活動休止したイタリアの名団体ラ・ヴェネシアーナのメンバーを多く含む気鋭集団、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。温もりをたたえながら曲構造を明瞭に聴かせる精緻な歌唱で、濃やかな和声変化や多声書法の味わいをよく伝える解釈の妙はさすがというほかありません。Musique en Wallonieレーベルの常通りブックレットも美麗図版の数々はじめ情報満載です(伊語歌詞、仏・英・蘭・独語歌詞訳&解説)。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Musique en Wallonie
    カタログ番号:MEW2410

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    AMERICASCAPES 2 - アメリカン・オーパス(バスク国立管/トレヴィーノ)

    メキシコ系アメリカ人で近年はヨーロッパでの活動がめざましく、来日公演でも好評を博しているロバート・トレヴィーノが、「アメリカとは何か」という問いの答えにふさわしい作曲家を厳選した1枚。「アドレス・フォー・オーケストラ」はウォーカーがトレヴィーノに「いつか録音してほしい」と語っていた作品で、民謡やゴスペルを採り入れた音楽からは、アメリカの未来に対する楽観的なヴィジョンが感じられます。クラムの「A Haunted Landscape 亡霊の出る情景」はニューヨーク・フィルハーモニックのための作品。謎めいた音の世界が数多くの打楽器を交えて描かれています。メキシコで生まれ、アメリカで多くの時間を過ごしたレブエルタスの「ラ・コロネラ」は作曲家が世を去る直前の作品で、メキシコの民俗音楽バンドマリアッチやメキシコ民謡、アメリカ民謡、ジャズから実験音楽、セリエル音楽など様々な種類の音楽が融合されています。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1445-2

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    マルティナイティーテ:合唱作品集(ラトヴィア放送合唱団/クラーヴァ)

    ロシアに生まれ現在はニューヨークを拠点とするリトアニア人作曲家マルティナイティーテの無伴奏合唱作品を、世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が演奏しました。アルバム冒頭の「ALETHEIA 真実」は、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始したのと合わせて作曲を始めたという、沈痛な趣き、祈りの雰囲気を感じさせる作品。「ウルレーションズ」は、戦争に行った家族の男たちや愛する者を失った女性たちが声を上げて悲しむ様を、森で夜通し鳴くフクロウの声を模して表現します。どの作品にも歌詞らしい歌詞は無く、緩やかに起伏しながら移ろいゆくヴォカリーズの綾は神秘的、幻想的、瞑想的といった言葉がぴったり。解説書の写真によれば合唱団は23名ですが、超絶的なコントロールが生み出すハーモニーが揃う時の完璧さとずらす時の精緻さ、その繊細微妙な推移は合唱に関心のあるならばため息モノです。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1447-2