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ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

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    ブルックナー:交響曲第1番 WAB 101 /交響曲第3番より「アダージョ」 WAB 103 (ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ティントナー)

    全集発売完結を待たずに世を去った巨匠指揮者ティントナーの遺産に、全ブルックナー・ファンが手許に置かねばならない録音が含まれていました。習作を経て遂に「第1番」の番号を得た交響曲は、通常はリンツ版という稿で演奏されてきましたが、その11年前の初演時、改訂前の姿を蘇らせるため、キャラガンがこの録音のために楽譜を用意しました。加えて「第3番」のための、演奏機会の少ないアダージョ楽章(改訂魔の面目躍如)も併録。これほどのレア・アイテムとなれば、これ以上の能書きは不要、まずは聴いてみてと申し上げたい、ナクソスの自信作です。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554430

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    ブルックナー:交響曲第3番 WAB 103 (ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ティントナー)

    遅咲きのブルックナーが50歳を目前にして、遂に独自の個性を確立したのが交響曲第3番。ブルックナー演奏につきまとう使用楽譜の問題ですが、当演は、録音が非常に少ない1873年第1稿を使用している(敬愛するワーグナー作品の引用たっぷり、演奏時間も長い!)のもポイントです。指揮は、21世紀を見ることなく(ミレニアムの来日公演も果せず)、20世紀末における最も正統的なブルックナー解釈者の地位を築いた矢先に亡くなった巨匠ティントナー。版の珍しさはもちろん、特に第3、4楽章の高揚感は、ブルックナー・ファンなら必聴です。(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553454

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    ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 WAB 104 (ハース版)(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ティントナー)

    音楽するのに年輪を重ねればいいというものではありませんが、ブルックナーだけは長老指揮者にお願いしないと感動できない日本人。ナクソスが白羽の矢をたてたティントナー、余程の指揮者マニアしか知らなかった彼も今やナクソスの顔になりました。珍しい版の楽譜を選択し濃厚ファンを狂喜させる彼が、親しみやすくブルックナー入門に相応しいこの第4番では普通の版を使用、初心者にも安心の内容になりました。演奏は正に自然体の美学が貫かれています。全曲で73分をかけ、最も遅い部類に属する録音となったことや、指揮者自身による解説(英語)にもご注目ください。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554128

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    ブルックナー:交響曲第5番(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ティントナー)

    ナクソスが満を持してブルックナー交響曲全集に着手しました。一人の指揮者による超廉価盤初の全集になります。指揮は80歳を迎えたティントナー、ウィーン少年合唱団でシャルクの下でブルックナーを歌って以来この作曲家に愛着を持ち続け、五つの大陸でブルックナーを演奏してきたコスモポリタンの人生の総決算となる録音です。全編を強固な信仰心が貫く「第5番」の最大の聴きどころは第4楽章、豪快なフーガの高まりのすさまじさに聞き手は言葉を失います。スコットランドのオケもベストフォームにあります。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553452

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    ブルックナー:交響曲第7番 WAB 107 (ハース版)(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ティントナー)

    誰かの言葉ではありませんが、この曲をこれから知る人は幸せです、こんな素敵な曲に出会うのですから。しかもそれがこの価格、老巨匠ティントナーの指揮で聴けるなんて!自然流のこの指揮者との相性が抜群で、第1楽章冒頭の弦のさざなみから立ちのぼる息の長いメロディーの歌わせ方から、聴き手の心を捉えて離しません。第2楽章こそ、ブルックナーはまずこの1曲と言える神々しい美に満ちた絶品。第3楽章ではオーケストラが好調な推進力を示します。そして楽しげなフィナーレ。指揮者による曲目英語解説付き。交響曲全集シリーズでも白眉の一枚と言えるでしょう。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554269

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    ブルックナー:交響曲第9番 WAB 109 (ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ティントナー)

    生涯最後の時間を交響曲第9番の作曲に捧げたブルックナーでしたが、運命は彼にその完成を許さず、作曲者の死により、未完の作品が残されました。しかし、この素晴らしい3つの楽章の後、何が必要でしょうか。神々しいほどに聳え立つ第1楽章、白熱のスケルツォとなった第2楽章、気の遠くなるような美しい瞬間が連続する、現世への告別の歌、第3楽章。老巨匠ティントナーもまた、この未完成の最高傑作に、ブルックナーに対する想いを全力でぶつけています。指揮者自身の曲目解説も話題のシリーズ、今回はその邦訳付きでお届けします。(2008/02/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554268

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    フレイタス:愚かな少女の踊り/ウォール・オブ・ラヴ/中世組曲/リバテージョ(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/カッスート)

    フレデリコ・デ・フレイタス(1902-1980)はポルトガルで最も成功した作曲家の一人です。彼は数多くの作品を書きましたが中でもポルトガルの伝承民話を元にしたバレエ作品で人気を集めまさに「国民的作曲家」として称えられています。このアルバムの「愚かな少女」と「愛の壁」はリスボンの人気ダンサー、ベルデガイオのために作曲されたもので溌剌とした音楽が魅力的です。中世組曲とリバテージョはバレエのための曲ではありませんがやはりどれも色彩的かつリズミカルです。リバテージョはリスボンの北東地域のタホ川流域の風景を描いた曲で舞曲と灼熱の夏の景観、そして農民たちの歌を描いています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573095

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    ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲(スコティッシュ・ナショナル管/セレブリエール)

    ジュネーヴに生まれた早熟の天才、ブロッホ(1880-1959)はブリュッセル音楽院でウジェーヌ・イザイに師事しました。イザイは彼の才能をすぐさま見抜き、その音楽性を追求するように説得したといいます。このヴァイオリン協奏曲は、ブロッホがニューメキシコを訪問した時に耳にしたアメリカインディアンの歌を主題とし、そこに彼らしい「聖書を通じて感動し打ち震える魂の叫び」を加えた知られざる名曲です。この録音によってファンが増えることでしょう。(2008/01/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557757

  • ベスト・オブ・ブリティッシュ・ミュージック

    (2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570573-74

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    ホヴァネス:ニュー・アトランティスのためのファンファーレ/交響曲第63番/ギター協奏曲第2番(カルデロン/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ロバートソン)

    20世紀の作曲家の中でも、その作品の多さで1、2を争うホヴァネス。とりわけ67曲ある交響曲は、その作風の多彩さと鮮烈さで現在でも高い人気を得ています。アルメニア人の父を持ち、若い頃はシベリウスの薫陶を受け、インド音楽と出会ってからは各国の民謡に興味を持ち、最終的にはアルメニアの音楽を追求した彼の作品は、神秘的な響きと親しみやすい側面を持ち合わせています。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559336