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ペンデレツキの1980年代半ばから90年代前半にかけての室内楽を中心に集めたアルバムです。ペンデレツキは若い頃から室内楽を作曲してきましたが、最近ではこのジャンルに対する関心をますます強めています。いずれも短時間に凝縮された小品で、少ない音で多くを語ろうとする傾向が見られ、一部の曲は瞑想的とさえ言えます。唯一初期のヴァイオリン・ソナタ(1953)は、プロコフィエフやバルトークの影響が感じられる躍動的な音楽です。なお、弦楽三重奏曲はドイツ弦楽三重奏団に、「スラヴァのために」はその名の通りロストロポーヴィチに捧げられています。(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999730-2 |
ハイドンの画期的な「ロシア四重奏曲」と同じ年に作られ、奇しくも同じOp.33という作品番号で世に登場したボッケリーニの弦楽四重奏曲集です。何と言っても特徴は6曲とも2楽章構成だと言うことでしょう。作曲者自身、こうした楽曲を「カルテット」ではなく「カルテッティーノ」と分類していました。2楽章といっても、メヌエットや変奏曲などを多彩に配置し、2つの楽章の緩急の組み合わせも様々で、決して単調な小型作品の連続となっていない所がさすがです。実際、この曲を聴いたプロイセンの大使は、ボッケリーニがプロイセンの君主に仕えてくれるまで、ボッケリーニのもとに通い続けたと伝えられています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999206-2 |
1787年作曲の弦楽四重奏曲イ長調Op.39と、1788年作曲の2つの弦楽四重奏曲Op.41の3曲。当時ボッケリーニはプロシア国王のお抱え音楽家として多忙な日々を送っていました。この3曲は前作から6年のブランクを経て作曲されたもので、特にOp.41の2曲は、いかにボッケリーニがカルテットの作曲を楽しんでいたかがわかります。特にこの作品の中のヴィルトゥオジティあふれるチェロのソロ・パートは、チェロ好きの国王を喜ばせるのに充分なものでした。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999205-2 |
あの愛らしい「メヌエット」ばかりが知られるボッケリーニ。しかし、実は、相当なボッケリーニ・マニアでも彼の作品の全容を知ることができないというくらい多くの作品を書いた人でもあります。cpoからは28曲の交響曲BOXなど、多くの作品がリリースされていますが、まだまだ全貌を知るには足りません。今回は彼の本領発揮ともいえるチェロ協奏曲を2曲と、BOXには含まれなかったG521の交響曲、そして八重奏曲という魅力的なプログラム。ボッケリーニの独特な旋律線も存分に楽しめる興味深い1枚です。自身が高度な技術を兼ね備えたチェリストであっただけに、彼のチェロ協奏曲でのチェロの扱い方は、何度聴いても感嘆するばかりです。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777113-2 |
チプリアーニ・ポッターはイギリスのピアニスト兼作曲家で、幼少期に父から音楽教育を受け、その後イギリスの音楽家や、ウィーンでベートーヴェンの紹介によりアロイス・フェルスターに師事、帰国後すぐに人気作曲家、ピアニストとして名声を得ました。彼の音楽は魅惑的なメロディーが特徴で、特に交響曲が評価されています。このアルバムには彼の2つの交響曲を中心に収録。交響曲ハ短調は初稿、改訂稿ともに彼の生存中には演奏されることはありませんでしたが、古典的な形式の中に様々なアイデアが重ね合わせられた興味深い作品。第1楽章は劇的な再現部と印象的なコーダが特徴的なソナタ形式。第2楽章は5部形式で田園的な雰囲気を持ち、第3楽章は付点リズムのメヌエット風スケルツォ。フィナーレはトッカータのような序章で始まり、哀愁のある主題が展開されます。交響曲変ロ長調も存命中には演奏されず、1839年に演奏された改訂版は第1楽章の一部が残存していますが、このアルバムでは1821年の初稿が演奏されています。コンチェルタンテは、当時の名手たちのために書かれたと推測され、初演の際のコントラバスはドメニコ・ドラゴネッティが担当しました。序曲「嵐」はポッターの最後の管弦楽曲で、以後は小品の作曲、もしくは過去作品の改訂のみを行ったとされています。 (2024/11/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555500-2 |