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多くのコンサートゴアー(演奏会好き)と批評家が大絶賛する女性ハーピスト、ジルケ・アイヒホルン。彼女はソロだけでなく室内楽やオーケストラとの共演を積極的に行い、楽器の魅力を広く伝えています。このアルバムで彼女が取り上げたのは18世紀ドイツの作曲家、J.W.ヘルテルの協奏曲集。前古典派時代を代表するヘルテルは父クリスティアンも作曲家という音楽一家の出身で、その生涯に多数の交響曲をはじめ、50曲以上の協奏曲を書いています。3曲のハープ協奏曲は柔らかいトーンを用いた魅力的な作品で、決して多くはないハープのためのレパートリーの中でも重要な位置を占めています。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777841-2 |
ドイツのミュンヘンで生まれたパウル・フランケンブルガー。ミュンヘン国立歌劇場でブルーノ・ワルターの助手を務め、その後アウクスブルク市立劇場の楽長を務めました。その後は作曲と教育に専念、歌曲を中心とした作品を書きましたが、1931年、ナチスによってアウクスブルクの楽長の地位を解任されて以降、身に迫る厳しい活動の制限、脅迫、社会的孤立を逃れるために、1933年に当時イギリス委任統治領にあったパレスチナへ亡命。西洋文化において発展途上の地とみなされていたパレスチナでミュンヘン出身の彼は重用され、ヘブライ語の「パウル・ベン=ハイム」と改名。1948年のイスラエル独立とともに正式に同国の国民となり、多くの業績を遺しました。このアルバムではヴァイオリニスト、リフ・ミグダルを中心とした「イズコール」などの協奏的作品や、ヴァイオリンとピアノのデュオ、歌曲、「無言歌」と題された独奏楽器と弦楽のための作品などが収録されており、これらからは後期ロマン派の音楽に中東の要素を融合させた独自の作風が窺えます。(2025/03/14 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555621-2 |
好評シリーズ「亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集」の第4集。これまでにカステルヌオーヴォ=テデスコ、ハンス・ガル、ゴルトシュミット、ライゼンシュタイン、ヴァイグルの協奏曲をリリースしているウォルフィッシュ。今作ではコルンゴルトとベン=ハイム、ブロッホの協奏的作品を演奏しています。ベン=ハイムはドイツに生まれイスラエルに移住、名前もヘブライ風に改めたという作曲家。作品にはブロッホとの関連性が指摘されており、このアルバムでもブロッホの「バール・シェム」の一部が収録されています。コルンゴルトのチェロ協奏曲は、もともと映画「愛憎の曲」のための音楽。登場人物が演奏する曲を協奏曲仕立てにした甘い音楽です。ベン=ハイムのチェロ協奏曲はコルンゴルト作品のようなむせ返る官能性はあまり感じられず、民族音楽寄りの旋律と新古典派主義の作風による聴き映えのする作品に仕上がっています。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555273-2 |
フランツ・ベンダはバロックから古典派をつなぐ世代の作曲家。ヴァイオリンを得意とし、卓越した技巧を持ちながら、それをひけらかすことはなく、自然な流れの中で人の心を打つ演奏が非常に高く評価されました。このディスクでは古典派様式に近い均整の取れた低音パート付きソナタと、バロックの幻想曲に近い自由なスタイルの無伴奏のカプリッチョを収録。ベンダが生きた時代を実感させます。エフゲニー・スヴィリドフはブルージュの国際古楽コンクールの優勝者。ビー・ロックやイル・ポモ・ドーロといった躍進目覚ましいオーケストラのコンサートマスターを務める逸材で、ここではヴァイオリンで囁き、語り、歌う、ベンダ音楽の神髄を聴かせます。(2024/01/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555610-2 |
17世紀から18世紀にかけてボヘミアを起源とする「ベンダ一族」がヨーロッパの音楽界で主要な地位を築いていました。数多くの作曲家、器楽奏者を輩出し、現代でも彼等の末裔が活躍するなどその影響は計り知れないほど大きなものでした。その中の一人、フリードリヒ・ベンダは、ベンダ一族の中でも最も知られるフランツの息子であり、最初の音楽の手ほどきは父フランツから受けています。彼は熟達したピアニスト、ヴァイオリニストで、1765年から1810年までポツダムの宮廷で室内楽奏者として働き、いくつかの歌劇、協奏曲、室内楽曲を残しました。このアルバムでは当時でも珍しい「ヴィオラのための協奏曲」を収録。あまり陽の目を見ることのないヴィオラの性能を知り尽くした、どれも技巧的で美しい作品です。演奏しているエリック・スーシは1988年に開催された「第3回ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクール」の入賞者。楽譜を校訂し、出版するほどこの作品に思いを込めています。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555167-2 |
グラミー賞を始めとした数々の賞を獲得、定評ある演奏で知られるポール・オデット&スティーヴン・スタッブスが音楽監督を務めるボストン古楽音楽祭管弦楽団によるヘンデルの歌劇《カスティリアの女王アルミーラ》。ヘンデル19歳の時に初めて手掛けた歌劇であり、主人公は王族たちですが、内容は恋人同士の誤解と秘められた恋が描かれるというもの。テキストにはドイツ語とイタリア語が混在し、曲中には舞曲を多数含めむため、演奏には4時間以上かかるという意欲作です。1705年にハンブルクで初演され、20回以上再演、大成功を収めました。当時のハンブルク歌劇場の監督はラインハルト・カイザーが務めており、彼はヘンデルの才能を大絶賛したということです。今回の演奏では主役アルミーラをエメケ・バラートが歌っており、ヘンデルが要求する高い技術を完璧に自分のものにして、難しいアリアを難なく歌いこなしています。輝かしい響きによるオーケストラの演奏も聴きどころです。(2019/12/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555205-2 |