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Search results:1582 件 見つかりました。
幼い頃から音楽的才能を発揮しながらも、本格的に作曲家を志したのは30歳近くになってからという異色の経歴を持つエミーリエ・マイヤー。古典派の様式を守りつつも、時には前衛的な和声を取り入れたロマンティックな作品を数多く遺しいます。このアルバムには、現存する7曲のヴァイオリン・ソナタのうち3曲が収められています。詳細な作曲年代は不明ですが、ニ長調のソナタは1860年代に、ベートーヴェンのソナタを思わせる変ホ長調のソナタは1855年以前の作品と推測されています。ヘ長調のソナタは、マイヤーが存命中の1863年に出版されたものです。ヴァイオリニストのエムリーヌ・ピエール・ラーセンは、フェリックス・ドレーゼケのアルバム(555350)で高い評価を得ており、現在はマイヤーのヴァイオリン・ソナタの完全録音に取り組んでいます。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555602-2 |
音楽家の家系に生まれ、長らくローマの楽長を務めたアレッサンドロ・メラーニ。教会音楽やオペラを多数書きましたが、かろうじて彼の名が知られているのは「L’empio punito」(モーツァルトのドン・ジョヴァンニと同じネタのオペラ)によってでしょうか。ここに収録されたミニオペラ「エウロパ」は、ギリシア神話の物語。牛に姿をかえたゼウスにさらわれた娘は一体どこへ連れて行かれるのでしょう?ほとんど忘れ去られた作品にヘルマン・マックスは眩しいほどの光をあてています。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777408-2 |
ブクステフーデと同世代のイタリアの作曲家メラーニ(1639-1703)による深遠なる作品です。彼の兄ヤコボも作曲家で、当時のイタリア音楽界をパスクィーニとA.スカルラッティらとともに支えていました。幼い頃から聖歌隊で歌い、28歳の時にはサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の楽長に任命されます。彼は多くのオペラを書き、中でも知られているのが、あの"ドン・ジョヴァンニ"とネタを同じにする「L’empio punito」でしょう。しかし、最近他の声楽曲なども演奏される機会が増えてきており、このオラトリオ「聖母マリアの夕べの祈り」もそんな宗教曲の中の一つ。簡素なれども入念に書かれた伴奏部と、清冽な歌声がマッチした実に清々しい祈りの音楽です。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777936-2 |
少年時代のメンデルスゾーンが書いた「ヴァイオリン、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲」は、自宅で定期的に開催されるコンサートで演奏するために1823年に完成されました。彼の姉ファニーがピアノを、友人エドゥアルト・リーツがヴァイオリンを演奏することを想定して作曲されたようで、2台の楽器が親密な調べを奏でる美しい作品です。その前年に完成されたヴァイオリン協奏曲 ニ短調もリーツのために書かれており、こちらはずっと存在が忘れられていましたが、1951年にメニューインが発見して以来、演奏の機会が増えています。ヴァイオリンのノイダウアーは15歳でアウグスブルクの「レオポルド・モーツァルト・コンクール」で優勝を飾り、その才能が注目されている若手です。ベテランピアニスト、キルシュネライトと見事なアンサンブルを奏でています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555197-2 |
【メンデルスゾーンのオルガン作品を当時のオルガンで弾いたセット】幼い頃から神童と称えられたメンデルスゾーンは優れたオルガニストでもあり、11歳から亡くなるまでに60作以上のオルガン曲を書き上げています。それらは伝統的な形式の中に自由なアイデアを採り入れたロマン派オルガン曲の宝庫で、晩年の作品「6つのソナタ」やバッハを思わせる「前奏曲とフーガ」、多彩な小品も聴きどころです。このセットではそれらの作品をメンデルスゾーン在世中にエバーハルト・フリードリヒ・ヴァルッカー(1794?1872)が制作した2台のオルガンで演奏しているのも魅力。シュランベルクのオルガンは35のストップとフランス風の音色を持つ楽器。1844年に作られた後に数度の再建を経ています。クレッシェンド機能を備えているのが特徴です。ホッフェンハイムの楽器は1846年製で、27のストップを持つ若干小ぶりの楽器。マルチ・チャンネル対応のSACDで美しい響きが雰囲気豊かに捉えられており、楽器の音色の違いもお楽しみいただけます。演奏は1976年生まれのクリスティアン・シュミット。ザール音楽大学でオルガン演奏を学び2001年のドイツ音楽コンクールに入賞。以降、ヨーロッパ各地のコンサートホールで演奏し、2012年にはマグダレナ・コジェナーとの共演でザルツブルク音楽祭にデビューしました。(2024/06/14 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555484-2 |
メンデルスゾーンの室内楽と言えばまず弦楽四重奏曲が知られていますが、この弦楽五重奏曲も素晴らしい出来栄えです。彼の作品は作品の緻密な構成に主眼を置くことより、自由な旋律の発展と調性の追及に力を注いでいます。第1番は17歳の時の作品。柔軟で伸びやかな音に満ちています。第2番は晩年(と、いっても36歳)の作品で、こちらは崇高な響きに溢れた力強い音楽です。まるでベートーヴェンを思わせるようなこの曲のパワーを目の当たりにすると、大方の人が抱いているメンデルスゾーンのイメージなどは、いとも容易く崩れてしまうに違いありません。(2009/02/11 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777389-2 |
ミンゲ四重奏団によるメンデルスゾーン:弦楽四重奏曲シリーズの第2集。早熟の天才であったメンデルスゾーンですが、第1番の弦楽四重奏曲が書かれたのは1829年。意外に遅い22歳の時でした。もちろん10代の時にも、このアルバムに収録されている「変ホ長調」と「イ短調」(のちに2番となる)の2曲の弦楽四重奏曲が作曲されましたが、こちらには作品番号が与えられず、彼の自信作として発表されたのは第1番からとなります。彼が尊敬していたベートーヴェンの後期四重奏から大きな影響を受けたとみられ、充実した書法が用いられています。Op.81の「4つの小品」は時に「弦楽四重奏曲第7番」と呼ばれることもあるメンデルスゾーンの晩年の作品。完成度の高いフーガや変奏曲などの別々に書かれた作品がまとめられています。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777931-2 |
( 発売)
レーベル名 | :2018.06.27 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/777931-2.gif |