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ファゴットとヴァイオリンを奏する父の下に生まれ、幼い頃から音楽に親しんだというモリーク(モーリック 1802-1869)。6歳でヴァイオリンの公開演奏を行い、高名なヴァイオリニスト、シュポーアからも教えを受けるなど、その才能を着々と伸ばしていきました。成人してからはアン・デア・ウィーン劇場、ミュンヘン宮廷楽団を経て、23歳の若さでシュトゥットガルト宮廷楽長兼コンサートマスターに任命されます。作曲は独学でマスターしたにもかかわらず、その作品の完成度は高く、ここに収録された2曲の弦楽四重奏曲も、古典派の伝統的な作風に加え、メンデルスゾーン風の洗練された雰囲気を持つ極めて美しい作品です。これらの作品は彼がイギリスに滞在していた頃に書かれたもので、ヴィクトリア女王を含むイギリスの聴衆たちを熱狂させたことでも知られています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777632-2 |
イタリア生まれでパリで活躍した作曲家モリーノの作品集です。彼は優れたギタリストとしてパリとウィーンのサロンで名声を高めました。彼の60以上の作品は、主に家庭での演奏を目的として書かれた小規模なもので、古典的な様式に則って作曲されていますが、中には名人芸を要求されるものもあり、なかなか興味深い作品がそろってます。1810年代にジョン・フィールドが種をまいた「夜想曲」はショパンが大きく成長させましたが、このモリーノもしっかりこの形式に、夢見るように美しいメロディを載せています。またロッシーニの軽妙なオペラ・アリアを思わせる装飾的なパッセージもこの時代の特徴と言えるでしょう。もちろんギターも大活躍。これは楽しい1枚です。(2010/04/07 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777448-2 |
1630年、海の都ヴェネツィアはペストの脅威に襲われます。時のヴェネツィア総督は、聖母マリアにペストの脅威からの解放を願い、「救済の聖母マリア」のための聖堂を建築することを誓いました。1631年になると、ペストの脅威が去り、1631年11月21日、ペストから救済してくださった聖母マリアに感謝をささげるための荘厳なミサが行われることになりました。そのミサの音楽を作曲したのが当時サン・マルコ寺院の楽長を務めていたモンテヴェルディでした。ローランド・ウィルソン率いるドイツの老舗古楽アンサンブル、ムジカ・フィアタと声楽アンサンブル、ラ・カペラ・ドゥカーレがこのミサを再構成し、録音しました。この「救済のマリアのためのミサ」で使用された楽曲がモンテヴェルディのどの作品であったかは明確にはなっていないようですが、ここでは、1641年に出版された「倫理的・宗教的な森」の中から、「グローリア」など主要な曲が選ばれています。各声部が技巧的なフレーズを競うように歌うコンチェルトタート様式による「7声のグローリア」は、輝かしい旋律と祝祭的な雰囲気がまさにペスト終焉を祝うミサにふさわしい楽曲です。また「クレド」は不完全な楽曲をローランド・ウィルソンが復元して演奏しています。他にも超絶技巧的なバスの独唱が聴ける「我、永遠より立てられ」、「アリアンナの嘆き」の歌詞を変えた「聖母の涙」、祈りに満ちた「聖母のリタニア」など充実した楽曲が典礼形式に並べられ、当時のミサに参加しているような体験を与えてくれます。ローランド・ウィルソンは17世紀ドイツ・イタリア音楽の専門家で、1975年に、ピリオド楽器グループ、ムジカ・フィアタを、1992年には声楽グループ、ラ・カペラ・ドゥカーレを創設し、ドイツ・ハルモニア・ムンディやcpoなどのレーベルで、17世紀音楽の重要な録音を残してきました。モンテヴェルディはまさに彼の主戦場。当時、ヴェネツィアで野外での行事で使用されたとされる特殊なトランペット、トロンベ・スカルチアートも使用されるなど、使用楽器にもこだわりがあります。優れた歌い手と超一級の器楽奏者たちによるモンテヴェルディの演奏は格別なものになるでしょう。17世紀ヴェネツィアのペスト終焉を祝う雰囲気をモンテヴェルディの音楽を通して感じることのできる格好の一枚です。(2025/04/18 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555561-2 |
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」はこれまでにも数多くの録音がありますが、この演奏は、スペイン生まれのカリスト・ビエイトの演出による舞台上演を経て録音されたものです。ドイツの歌劇場を中心に過激な演出で知られるビエイトはこの作品に、彼が生まれ育ったイベリア半島のカトリック文化と強い女性のイメージを見出したと語っています。 2018年12月のマンハイム国立歌劇場での初演は高水準の演奏が高く評価され、このCD録音につながりました(オペラ上演とCDとではソリストが異なります)。オーケストラと合唱は人数を極限まで切り詰め、時には即興を加えながらも劇的な表現力を発揮しています。敬虔さを重んじた宗教曲の演奏とは一味違う、劇的なモンテヴェルディをお楽しみいただけます。(2020/12/18 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555314-2 |
【モンテヴェルディが後期のマドリガーレやオペラに通じる劇的な表現法による宗教曲】16世紀から17世紀のヴェネツィアで活躍したクラウディオ・モンテヴェルディ。『聖母マリアの夕べの祈り』やサン・マルコ大聖堂のために作曲した音楽は西洋音楽の歴史において屈指の名作とされています。しかし、彼の作品はサン・マルコ大聖堂のような壮大な空間で奏されただけではなく、各地の宮廷などの小さな空間でも競って演奏されました。このアルバムは、そのような身近で私的な空間で演奏された晩課を想定して構成されています。 また、この当時活躍していた作曲家はモンテヴェルディ以外にも数多く存在しており、近年の研究で彼らの素晴らしい作品に次々と光が当てられるようになりました。ここでは、モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ大聖堂のの若き奏者たち、ビアージョ・マリーニや、ジョヴァンニ・リガッティの作品と、モンテヴェルディの死後、次期楽長を務めたジョヴァンニ・ロヴェッタ、モンテヴェルディの助手を務めたアレッサンドロ・グランディ、そして大聖堂に関係があったとされるダリオ・カステッロの作品を併せて紹介。なかにはモンテヴェルディと同じテキストを用いた詩篇なども含まれており、各々の作曲家がお互いに切磋琢磨しながら生み出した多彩な音楽を味わうことができます。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555317-2 |
ゴットリープ・ヤニチュ(1708-1763)はドイツ・バロック時代の作曲家です。彼はシレジア(現ポーランド)に生まれ、フランクフルトの大学を卒業し、プロイセンの宮廷音楽家になります。フリードリヒ大王の個人的な音楽家であり、宮廷では様々な役職を歴任しながら首都ベルリンで亡くなっています。彼は多くの作品を残しましたが、そのほとんどは第二次世界大戦中に失われてしまいました。一部の写本のみがベルリン・ジンクアカデミーに残り、その中には28のソナタが含まれています。彼の作風は当時の最先端を行くものであり、明快で流麗、美しいメロディと斬新なハーモニーに満たされていて、この作品が初演された当時、作曲家ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテルがこれらを絶賛したといわれています。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777910-2 |
17世紀の音楽家、ウィリアム・ヤングの初期の経歴については、ほとんどと言ってよいほど知られていません。このイギリスの作曲家は、ガンバ奏者として活躍し晩年はインスブルックで生活していました。音楽をこよなく愛したフェルディナント・カール大公に仕え、音楽家としての名声を確立しました。型破りな行いで知られる、スウェーデンのクリスティーナ女王が、改宗のためインスブルックに滞在した1655年には彼女のために御前演奏を行っています。そしてジェンキンスやロウズとともにヨーロッパにおける「英国の最高のガンバリスト」として知られるようになり、1653年には彼のソナタが出版されるほど人気を獲得したのです。女王も心酔した音楽に浸ってください。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777569-2 |
( 発売)
レーベル名 | :2012.03.14 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/777569-2.gif |