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ベネディクト会の聖職者でもあり、作曲家でもあったラートゲーバーは多くの作品を残し、当時の南部ドイツで尊敬されていた人です。彼の世俗的作品はすでにcpo(999995-2)からリリースされていますが、彼の本領はこちらの声楽曲で発揮されています。とりわけ、祝宴のためのミサ曲は、当時の聴衆からは大絶賛を受けたため、すぐに第2刷を出さなければいけないほどの成功を収めたとのことです。古典的なフォルムを持ちつつも自由な輝きに満ちたこれらの作品は、バロックから古典派への過渡期を体感するものであり、バッハからモーツァルトへ至る音楽的変遷をも辿ることができる貴重な音楽です。(2010/05/19 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777425-2 |
スロヴァキア生まれのルドヴィート・ライテル(1906-2000)は、どちらかというと指揮者としてその名前が知られています。1933年にブダペストのハンガリー放送交響楽団の初代指揮者となり、その後はブラティスラヴァで活躍、彼が若い頃師事したフランツ・シュミットの交響曲全集の録音など目覚ましい活動をしています。そんな彼は、作曲家としても良い曲を書いています。前述のように、ウィーンでフランツ・シュミット、ブダペストでエルンスト・フォン・ドホナーニに作曲を師事した彼の作品は、ここで聴けるような、旋律的で色彩的、そしてハンガリーの民族的な要素が溶け合った見事なものです。(2011/05/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777574-2 |
現在では専ら、愛らしいフルート・ソナタ「ウンディーネ」のみで知られる作曲家カール・ライネッケ(1824-1910)。地味で保守的な作風が災いして、決定的な人気を勝ち取ることができず、何曲か手掛けたオペラもほとんど忘れられてしまった人です。cpoレーベルでは、そんなライネッケの作品をひたすらリリースし、その魅力を伝えることに力を注いでいます。この音楽劇「野の白鳥」はアンデルセンの同名の童話を元にした作品で、継母に苛められる王女エリサとその11人の兄弟の物語です。魔法で白鳥に変えられてしまった兄弟を救うために、トゲだらけのイラクサでチョッキを編むエリサ。呪いと魔法、そして真の愛を描いたこのお話にライネッケは見事な音楽をつけました。オーケストラを用いることなく、ピアノと独唱、女声合唱、ハープ、2台のホルン、チェロという組み合わせで精緻な響きを紡ぎだしています。各々の奏者が醸しだす豊かな世界をご堪能ください。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777940-2 |
ドイツ・ロマン派の作曲家、教育者カール・ライネッケの管弦楽作品集第1集。高名な音楽教育者を父に持ち、7歳で作曲を始め12歳でピアニストとして公開演奏を行うほど早熟だったライネッケは、85歳という長寿を全うする直前まで作曲活動を続け、未出版作品も含めると1000曲以上の作品を書き上げました。その作風は保守的であり、同時代の評論家たちに酷評されても、「自分を先駆的な天才とみなす大胆さはなかった」と述べ、作風を変化させることはありませんでした。とはいえ、時代の流れや他の作曲家たちの作品を念入りに研究したライネッケは、さまざまな技法を自在に操りながら、自身の作法を常に熟成させていきます。このアルバムに収録された2曲の交響曲のうち、第1番は1858年、第3番は1895年に作曲されており、どちらも美しく心に染み入る旋律に満たされています。残念ながら成功作とはならなかった歌劇《マンフレッド王》もシューマンを思わせる充実した作品。最後に置かれた「勝利の行進曲」は「燃えるような情熱と祝祭の精神」を持った華やかな小品です。(2020/07/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555114-2 |
2024年に生誕200年を迎えたライネッケ。ブルックナーと同い年ですが、高名な音楽教育者の父の元に生まれただけにいち早く音楽理論を習得し、作曲家及びピアニストとして早熟の才能を発揮しました。85年余りの生涯を通じて数多く作品を遺すと共に、ライプツィヒ音楽院の教授およびゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者として音楽界に多大な貢献をしました。番号付きの交響曲が3曲あり、ここに収録された第2番はデンマークの作家アダム・エーレンシュレーガーの悲劇「ホーコン・ヤール」に触発されたもの。暗い音色と緻密で重々しいサウンド、ロマンティックな旋律や悲愴さを帯びた高揚感、最後に輝かしく終わる様はまさに後期ロマン派の醍醐味といった趣があります。4つの序曲とゲヴァントハウス管のために作曲した「村の菩提樹の下での踊り」も同種の音楽。このコンビの第1集(555114)と合わせて3曲の交響曲が揃いました。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555115-2 |
典雅な作風で知られるフルート・ソナタ「ウンディーネ」の作曲者カール・ライネッケ。彼は85歳という当時としては長命であり、初期ロマン派から後期ロマン派へと移り行く音楽界に身を置きつつも、その作風をほとんど変えることなく、生涯を通じて彼が師事したメンデルスゾーンやシューマンの伝統を受け継ぐ音楽を書いていました。ピアノ曲も数多く遺し、その中には連弾曲や2台ピアノのための作品も含まれています。アグリカ・ジェノヴァとリューベン・ディミトロフの二人はライネッケの知られざるこれらの作品を発掘、「私たちの音楽の道における最大の驚きと発見の一つ」と評し、この中にはライネッケの人間性の全てが迸っていると語っています。この3枚組は美しい「アンダンテと変奏」にはじまり、全曲を通しておよそ200分の豊穣な世界に聴き手を引き込みます。(2022/12/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555454-2 |