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レハール(1870-1948)の数あるオペレッタの中では、比較的知名度が低いこの「ひばりの歌うところ」。行進曲とパロータシュや、その他のわずかな曲がメドレーの形で稀に演奏されますが、全曲で楽しむ機会はほとんどないのが実情です。しかし、1919年にこの歌劇を観たプッチーニは、あまりの素晴らしさにすぐさまレハールに賛辞の手紙を書いた(彼らはその6年前に遇っていた)というエピソードがあるほどに、人々を感動させた作品であり、内容はよくある三角関係を描いたものであるにせよ、メロディの美しさと、ヒロインが歌うコロラトゥーラを駆使した見事なアリアなどは、この作品を埋もれさせるには惜しい、強い魅力を放つものです。このバートイシュルで開催されたレハール音楽祭のライヴ収録は、多くのウィンナ・ワルツファンにとっての嬉しい贈り物となることでしょう。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777816-2 |
修業中のゲーテが出会った村娘フリーデリケ・ブリオン。彼らは激しく愛し合うのですが、ゲーテが出世するためにワイマール宮廷に赴くためには「独身であること」が条件だったのです。愛する彼のために泣く泣く身を退くフリーデリケ。彼女は一生独身で過ごし、ゲーテも彼女を捨てたことを一生悔やんだとか。「ファウスト」のグレートヒェンにもその面影が見えるというフリーデリケの悲しい恋を上品なメロディで彩るこのオペラ。笑いの中に胸が疼くような悲しみを秘めています。レハールの夥しい作品の中でも、とりわけ美しい光を放つこの作品を名指揮者ウルフ・シルマーの冴え渡る棒でお聴きください。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777330-2 |
1909年に初演されたレハール(1870-1948)の「ルクセンブルク伯爵」は、没落貴族ルネを主人公にしたちょっと物悲しいお話です。しがないオペラ歌手アンジェールを見初めたバジール侯爵は、彼女を貴族の身分にするために「彼女をルネと一時期だけ結婚させて3ヵ月後に離婚させる」という方式を考えます。報酬に釣られてその話に乗ったルネですが、お約束のように、アンジェールのことを好きになってしまいます。さあ、このお話をハッピーエンドにするためには、かなりの無理が必要ですが・・・それをやり遂げてしまえるのがレハールの音楽の素晴らしさです。しかし、レハール自身もこういう強引なハッピーエンドは好きでなかったらしく、その後は少しずつ作風を変化させ、オペレッタといえども悲劇で終わるという、新しい路線を切り開いて行くのです。さて、どちらがお好きですか?ここで指揮をしているのは、あのエリアフ・インバルの息子ダニエル。オスナブリュック交響楽団から濃密な響きを紡ぎだしています。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777788-2 |
女性嫌いの皇太子と、それを直すために送りこまれた踊り子(実は高級娼婦)ソーニャ。どんなに燃えあがろうとも、2人の恋は成就することはありません。一度は逃避行を試みるも、父である皇帝の死の知らせを受け、国民のために国へ戻ることを決意する皇太子。涙を隠して見送るソーニャ。オペレッタでありながらもハッピーエンドを迎えることのない、切ないラブ・ストーリーです。1927年に初演されたこの作品、あらすじは1896年初演のジョルダーノ作「マルチェッラ」と良く似ていますが、旋律美の素晴らしさは恐らくレハールに軍配が上がることでしょう。名歌手であるリチャード・タウバーとの共同作業から生まれたもので、甘いテノールを120%生かした歌の数々は、タウバーの愛唱歌にもなり、当時の聴衆を熱狂させたのです。初演から80年近く経っても、作品の魅力は変わることがありません。マティアス・クリンクの甘い歌声と、ウルフ・シルマーのタクトから生み出される魅惑的な響きは現代の聴衆を捉えることでしょう。(2010/05/19 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777523-2 |