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今では指揮者として知られるワインガルトナーの作曲家としての足跡を辿るcpoのシリーズ、今回は弦楽四重奏曲の第3集です。ここで注目したいのは、ワインガルトナー(1893-1942)が自身の弦楽四重奏曲第1番と第2番を献呈したというヴァイオリニスト、カール・ハリジュ(1859-1909)で、彼はヨアヒムに学び、ベルリン芸術大学の教授を務め、ヨアヒムやゲオルク・シューマンと弦楽四重奏団を結成し、その後、自らの名前を冠した弦楽四重奏団も結成しました。そのハリジュ弦楽四重奏団による第1番の初演の模様を後にワインガルトナーが記していますが、どうもあまり良い印象は得られなかったようです。ハリジュの演奏もイマイチだったのかもしれませんが、何より曲が暗すぎて、彼が示唆した恐怖を聴衆が理解しきれなかったというあたりが本当のところでしょうか。そんなワインガルトナー、1917年に作曲された第2番と第4番の弦楽四重奏曲は、もっと耳に優しい響きを持っていて、ベートーヴェン、シューベルトから連なる伝統に則った堅固な作風を有しています。(2011/11/09 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777253-2 |
名指揮者としても知られる「作曲家」ワインガルトナー(1863-1942)の最後の交響曲です。この第7番は1937年から1939年にかけて作曲された、大規模なオーケストラと、4人の独唱者と合唱、オルガンを伴う大規模な作品であり、2楽章ではフリードリッヒ・ヘッベル作の「2人のさすらい人」の詩が使われ、また4楽章と最終楽章のテキストにはヘルダーリンの讃歌と、彼の妻カルメン・テューダーの詩が使われています。彼はこの曲を作曲した後、バーゼルを離れパリへと亡命しますが、この作品はバーゼルに残っていました。今回マルコ・レトーニャの指揮でこの作品を演奏、収録することで、cpoにおけるワインガルトナーの「交響曲シリーズ」は完結となります。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777103-2 |
20世紀の大指揮者として知られるブルーノ・ワルター。ピアニストとしてデビューしたのち、1896年、ハンブルク歌劇場でマーラーに認められウィーン宮廷歌劇場の副指揮者に抜擢され、以降指揮者として成長していきます。彼が作曲家として世間の注目を浴びたのは、主として初期のウィーン時代(1901-1912年頃)のこと。1903年には彼の「弦楽四重奏曲ニ長調」を高名なロゼ四重奏団が演奏、また1905年にはワルター自身がピアノで参加して「ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調」が演奏され当時の音楽誌で高い評価を受けたということです。この弦楽四重奏曲は、これまで第2、3、4楽章のみの存在が知られていましたが、録音の際の調査で、オーストリア国立図書館の音楽コレクションから全曲のコピーが見つかり今回のアロン四重奏団による全曲録音が実現しました。当盤の演奏は、後期ロマン派の作曲家としてのワルターを知る手がかりとなる貴重な1枚です。(2022/01/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555193-2 |