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CPO: アルバム一覧

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    パヌフニク:管弦楽作品集 3 - シンフォニア・ミスティカ/秋の音楽/ショパンへのオマージュ/狂詩曲(ポーランド放送管/ボロヴィッツ)

    1914年ポーランド生まれの作曲家パヌフニクの管弦楽作品集第3集です。ワルシャワ、パリ、ウィーンで学び、ウィーン時代には尾高尚忠と交友があったため、彼の二男である忠明氏がパヌフニク作品を積極的に取り上げていることでも知られています。ナチス~ソヴィエト時代、ポーランドでも彼の作品を取り上げることが禁じられたため、イギリスに亡命、その地で生涯を終えました。彼は10曲の交響曲を作曲し、そのほとんどにタイトルが付けられています。この第6番は「神秘的」と名付けられていますが、これは「数字の6が持つ神秘」について書かれています。短い音形が綴られていきますが、どれも根底に6が潜んでいます。それは6拍子であったり、6つの和音であったり。まさに神秘に彩られた作品です。他に珍しい曲が3つ収録されています。(2011/04/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777498-2

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    パヌフニク:管弦楽作品集 4 - 悲歌の交響曲/神聖な交響曲/交響曲第10番(ベルリン・コンツェルトハウス管/ボロヴィッツ)

    ワルシャワで生まれ、パリ、ウィーンで学びロンドンで生涯を終えた作曲家パヌフニク(1914-1991)。cpoからは、これまでに3枚の管弦楽作品のリリースがあり、そのどれもが世界中で高い評価を受けています。今作は今までのポーランド放送管弦楽団ではなく、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団による演奏で、今までとは違った趣きが楽しめること間違いありません。交響曲第2番は1957年に書かれたもので、1942年のワルシャワ蜂起における犠牲者の為に書かれた鎮魂のための交響曲です。初期の作品ということもあり、まだまだ調性に支配されたどちらかというと古典的な作品です。第3番は最もよく演奏される曲で、宗教心と愛国心に満ち、現代的な響きの中に驚くほどの清冽な表情が見える特異なものです。1988年に作曲された第10番はシカゴ交響楽団の創立100周年とゲオルク・ショルティへのための委嘱作品で、凝縮された内容を持つ15分程度の短い交響曲です。(2011/11/09 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777683-2

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    パヌフニク:管弦楽作品集 5 - 交響曲第7番「メタシンフォニア」、第8番「シンフォニア・ヴォティーヴァ」(ベルリン・コンツェルトハウス管/ボロヴィッツ)

    偉大なるポーランド=イギリスの作曲家パヌフニク(1914-1991)の作品は、一時期はごくマニアの間のみで愛聴されていましたが、最近になってようやく人工に膾炙されるようになってきたのは、このcpoのシリーズも一役買っているのではないでしょうか。今回の第5集には「交響曲第7番」と「交響曲第8番」の2曲と、1979年作曲の「コンチェルト・フェステォーヴォ」の3曲が収録されています。交響曲第8番はボストン交響楽団創設百周年記念の委嘱作品。小澤征爾の指揮で初演されたことで知られています。交響曲第7番は、1981年に作曲されたものでポーランドの愛国心の象徴とされる「チェンストホヴァの黒い聖母」に捧げられています。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777684-2

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    パヌフニク:管弦楽作品集 7 - 天球の交響曲/ファゴット協奏曲/ランドスケープ(ベルリン・コンツェルトハウス管/ボロヴィッツ)

    最近は娘であるロクサンナの作品の演奏機会も増え、ますます注目が高まるポーランド出身のアンジェイ・パヌフニク(1914-1991)の音楽。cpoレーベルは彼の作品を精力的にリリースしていて、どれもが高い評価を受けています。このアルバムは交響曲第5番を中心に、協奏曲、声楽曲とバランスの良い選曲が魅力。彼の最高傑作とも言われる交響曲第5番は「天球の交響曲(空間とも訳される)」と副題が付けられた作品で、常に挑戦的な不協和音が炸裂する強烈な部分と、暗黒を思わせる虚無の部分の対比が見事な音楽です。諧謔的とも思える「ファゴット協奏曲」、「なぜこんなに穏やかな?」と驚くような「愛の歌」、そして冬の草原を思わせる「情景」。この作曲家の多面性を強く感じさせる素晴らしい1枚です。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777686-2

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    パヌフニク:管弦楽作品集 8 - ヴァイオリン協奏曲/チェロ協奏曲/ピアノ協奏曲(ベルリン・コンツェルトハウス管/ボロヴィッツ)

    20世紀を代表する偉大なる作曲家アンジェイ・パヌフニク(1914-1991)。このアルバムは彼の「交響的作品集」の完結編となります。ワルシャワで生まれ、パリ、ウィーンで学び「西洋の現代音楽」や「新古典主義」にどっぷり漬かるも、彼自身は「私にとって音楽は常に最も深い人間の表現であり、本物の感情と精神的、指摘な内容を持つものです」と語るように、その作品はもっと個人的な悲しみや怒りの感情、そして未来への希望など様々なものを孕んでいます。このアルバムには3つの協奏曲が収録されています。3つの中では一番古い時代に書かれた「ピアノ協奏曲」での表現の触れ幅の大きさ(躍動的な第3楽章が素晴らしい)は感動ものですし、最晩年の「チェロ協奏曲」も鎮痛な第1楽章と、音楽があふれ出てくるような目覚しい第2楽章の対比が素晴らしく、これこそが、彼が生涯をかけて追求したものなのだろう。と納得させてくれる音楽です。それぞれの協奏曲でソロを担当している奏者たちも注目。これは一聴の価値ある1枚です。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777687-2

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    パパンドプロ:弦楽四重奏曲全集(ブロジッチ/ベデク/セバスティアン弦楽四重奏団)

    クロアチアの作曲家・指揮者ボリス・パパンドプロの弦楽四重奏曲全集。ザグレブで育ち、ザグレブ音楽院と新ウィーン音楽院で作曲と指揮を学んだパパンドプロは、指揮活動と並行して生涯に400作を超える作品を残しました。2017年から2022年に録音されたこのセットは、パパンドプロの創造性、作品における民族音楽の影響、社会的リアリズムなど彼の創作活動の変遷をたどれる興味深い室内楽作品集です。パパンドプロの弦楽四重奏曲は6曲の存在が確認されていますが、第4番は失われているため(2つの楽章のみ現存)、この録音に際し、セバスティアン四重奏団は1981年に作曲された「A Song of Peace and Freedom Sounded Out 平和と自由の歌が鳴り響く」を演奏。第4番の代替としています。この作品はスコアの表紙に「ザグレブ1981のために」と記された、ザグレブで開催された革命と愛国を祝う「第27回ザグレブ・フェスティヴァル」のために書かれたもの。パパンドプロの愛国精神がうかがえる音楽です。他には戦時中に作曲されたクラリネット五重奏曲と、短いながらも凝縮された表現を持つギター四重奏曲を収録。(2024/02/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555469-2

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    パパンドプロ:ピアノ協奏曲第2番/シンフォニエッタ Op. 79/ピンタリキアーナ(トリンドル/イ・ソリスティ・ザグレブ/クルスティチ)

    クロアチアの作曲家、指揮者ボリス・パパンドプロ(1906-1991)は、20世紀クロアチアの音楽界発展に非常に力を尽くした人です。450曲ほどの数多くの作品を残していますが、その作品のほとんどは現在忘れられています。彼の父はギリシアの血を引く貴族の家系の出で、彼の母マヤ・ストロッツィはクロアチアの有名なオペラ歌手。恵まれた環境で幼い彼は音楽的才能を存分に伸ばしたのです。キャリアの初期にはクロアチアの音楽協会が主催するアマチュア・オーケストラで指揮者として活躍し、合唱団の指導も行っていました。またザグレブのラジオ局の音楽監督も務めていました。第二次世界大戦後はサラエボやリエカでオペラを指揮するなど、幅広い活動をしています。彼の曲は新古典派風でありながら、その中にクロアチア民謡も取り入れたユニークなもので、この独自の個性は大変貴重なものです。ここで指揮をしているのは、ミュンヘン交響楽団で長らくコンサートマスターを勤めていたスレテン・クルスティク(ベオグラード生まれ)。この活気に満ちた音楽を理想的に演奏しています。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777829-2

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    パパンドプロ:ピアノ協奏曲第3番/ヴァイオリン協奏曲(朱丹/トリンドル/リエカ歌劇場管/マトヴェイェフ)

    クロアチアの作曲家、パパンドプロ。cpoから既に発売されているピアノ協奏曲第2番(777829)の平易で明るい曲調でもわかる通り、彼の作品は「クロアチアの民族音楽をベースに、ジャズ風の味付けをした音楽」といった雰囲気を持っています。しかし、このアルバムに収録された「ピアノ協奏曲第3番」はかなり激しい曲調を持ち、第1楽章ではピアノとオーケストラの掛け合いが凄まじい、いかにも新古典派風の作品です。とは言え、不安を煽る第2楽章を経て、打楽器が大活躍する第3楽章はジャズ風とパパンドプロらしさも備わっています。この曲は一時失われていましたが、およそ10年前にクロアチアのピアニストによって復刻されました。また第二次世界大戦中に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、後期ロマン派の様式を用いて書かれた豊かな響きを持った曲です。名手2人をソリストに迎え、パパンドプロの母国、リエカ歌劇場交響楽団の演奏で。(2017/03/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555100-2

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    パパンドプロ:ピッコロ協奏曲/チェンバロ協奏曲/5つの管弦楽伴奏歌曲(トゥルク/コフラー/ハルベック/南西ドイツ・プフォルツハイム室内管/ハンドシュ)

    20世紀の作曲家パパンドプロの作品集。ギリシア系の血を引いていますが、生まれも育ちもクロアチア、ザグレブで、地元の音楽院を卒業後は、オーストリアの「新ウィーン音楽院 Neues Wiener Konservatorium」(1938年、オーストリア併合により廃校)で作曲と指揮を学びました。400曲を越える多くの作品は十二音も含む新古典派主義の作風の中に、クロアチアの民族音楽と、ジャズの要素が融合されたユニークなもの。作品における楽器の選び方も独特で、このアルバムでもピッコロ協奏曲とチェンバロ協奏曲、弦楽オーケストラとハープ伴奏による歌曲を聴くことができます。なかでも「チェンバロ協奏曲」は、トッカータ風の音形による第1楽章、牧歌的な旋律を持つ第2楽章、再度トッカータ風の音形が登場する第3楽章で構成された古典的な性格を持つユニークな作品です。また、ハープの絶妙な響きが用いられた歌曲は印象派風の味わいを持っています。(2018/11/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777941-2

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    ハメリク:交響曲第6番/ゲーゼ:ノヴェレッテ(ドイツ・カンマーアカデミー/ゴリツキ)

    ハメリクはガーゼの親戚筋に当たる人で、彼のもとで学び、その後ベルリンでビューローに、パリでは何とベルリオーズに師事しています。彼の7曲の交響曲(他に番号なしのものが1曲)は、ベルワルドの様式で書かれ、つまりは初期ロマン派的です。最も広く知られている第6番は弦楽合奏のためのもので、副題の spirituelle は曲想からして、「精神的」ではなく「機知に富んだ」と解すべきでしょう。一部に見られる半音階進行を除けば、作曲年(1897)を考えると随分保守的ですが、快活で才気煥発な曲になっています。ゲーゼのノヴェレッテは、シューマンのような小品ではなく、4楽章からなる弦楽セレナードで、はっとするようなところはありませんが、淀みなく流れる爽やかな音楽です(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999516-2