Home > CD & DVD > Labels > Grand Piano
レーベル別検索
Search results:252 件 見つかりました。
作曲家の父のもと、ナポリに生まれたカルロ・アルバネージ。父ルイジから初期の音楽教育を受け、イタリアで最初のコンサートを成功させた後、20歳でパリにわたり作曲家として活動を始めました。1882年にはパオロ・トスティの推薦をうけロンドンに移住。コンサートを開きながら、作曲に従事。1893年に王立音楽院のピアノ科教授に就任し、亡くなるまでの33年間同校で教鞭を執りました。自作を人前で演奏することがほとんどなかったとされるアルバネージですが、才能あふれるピアニストであったことは巧みに書かれたその作品から窺うことができます。彼の作品は管弦楽曲や室内楽曲を含む60作ほどが遺されていますが、その大部分はピアノ曲であり、中でも6曲(現存するのは5曲のみ)のソナタは彼の創作活動の神髄とも言えるものです。このアルバムには第2番とされるソナタと、第4番のソナタ、1910年に出版された美しい旋律を持つ「願い、ロマンス」を収録。繊細な風情を持つ作品をビゼーやラフマニノフを得意とするユリア・セヴェルスが奏でています。(2023/01/13 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP924 |
ナポリに生まれたカルロ・アルバネージ。作曲家の父ルイジから初期の音楽教育を受け、イタリアで最初のコンサートを成功させた後、20歳でパリにわたり作曲家として活動を始めました。1882年にはトスティの推薦をうけロンドンに移住。コンサートを開きながら、作曲に従事。1893年に王立音楽院のピアノ科教授に就任し、亡くなるまでの33年間同校で教鞭を執りました。自作を人前で演奏することがほとんどなかったとされるアルバネージですが、才能あふれるピアニストであったことは巧みに書かれたその作品から窺うことができます。彼が遺した作品の大部分はピアノ曲であり、中でも6曲(現存するのは5曲のみ)のソナタは彼の創作活動の神髄とも言えるものです。このアルバムにはメンデルスゾーンを思わせる抒情的な旋律を持つ「6つの無言歌」、アルバネージの最後のソナタで、彼自身が初演し、友人ミケーレ・エスポジストに捧げられた「第6番」、グリーグの影響を感じさせる「古風な踊りのリズム」、性格的な小品で構成された「6つのアルバムの綴り」を収録。第1集に続き、ビゼーやラフマニノフを得意とするユリア・セヴェルスが奏でています。(2024/06/21 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP925 |
現代ギリシャにおいて、最も重要な作曲家であるアントニオウ。現在ボストン大学の名誉教授であり、ギリシャ作曲家同盟の会長を25年の長さに渡って務めるなど、国際的な音楽シーンへの貢献度は計り知れないものがあります。作曲家としてのアントニオウは、古代ギリシャのドラマにインスパイアされた主題に、ギリシャの民族音楽要素をプラスし、ドラマティックなプロットを作り上げていくというやり方を好んでおり「AQUARELLE」や「SYLLABLES」はサティのジムノペディを思わせる神秘的な雰囲気を備えています。また古典的な素材による「インヴェンション」や「フーガ」でもユニークな音が使われており、作曲家の個性の強さが伺えます。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP779 |
プラハ生まれの作曲家ヤロミール・ヴァインベルガー(ヴァインベルゲルとも)のピアノ作品集。20歳の時にドイツのライプツィヒ音楽院に留学してマックス・レーガーに作曲を師事、1927年には歌劇《バグパイプ吹きシュヴァンダ》の上演が世界的な大成功を収めたヴァインベルガーですが、10代の頃に作曲した一連のピアノ曲については、未だにあまり知られているとは言えません。このアルバムに収録されたピアノ・ソナタ第2番と第3番はともに1915年の作品で、第2番はところどころ諧謔的な雰囲気を持ちながらも全体は陰鬱、対して第3番は新古典主義の軽妙さとフランス風の流麗さにを兼ね備えるといった対照的な作品に仕上がっています。他には16世紀の舞曲の形式をとりいれたサラバンド、ワルツやパヴァーヌ、対位法の卓越した技術が垣間見える「版画-5つの前奏曲とフーガ」、そして彼の代表作となった《バグパイプ吹きシュヴァンダ》からの3つの小品など、才能あふれる若き作曲家の姿を彷彿させる作品がゴットリープ・ヴァリッシュの演奏でお楽しみいただけます。(2022/11/11 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP887 |
ワルシャワのユダヤ人の家庭に生まれたワインベルクは、ヴァイオリニストの父の影響を受け、12歳でワルシャワ音楽院でピアノを学びます。同時の家族にために収入を得なくてはならず、結婚式やレストランでピアノを演奏するなど苦難に満ちた生活を送りるのです。その合間にリストのソナタなど高度なレパートリーを身に着けた彼ですが、第二次世界大戦の勃発により、ソビエトに亡命しますが、祖国に残った家族は強制収容所に送られ命を落とすという悲劇に見舞われます。その後、ピアニストとしてよりも作曲活動に重きを置くようになるのですが、やはり彼にとってピアノ曲は大切なものであり、生涯に渡ってソナタなどの重厚な作品を書いていることは注目に値するでしょう。このアルバムには初期の作品が収録されていて、なかでも「2つのマズルカ」は1933年、彼が14歳になる直前の作品です。まだまだ未熟ではありながらも、随所に特徴的な音使いが見られる興味深い音楽となっています。1940年の「ソナタ第1番」、「1942年」の第2番では、もうワインベルクでないと描けない独特の世界観が見えますし、1940年の「子守歌」はショスタコーヴィチの作品を思わせる陰鬱さが魅力的です。Op.49bの「ソナタ」は、1950年に作曲され、ショスタコーヴィチに献呈された「ソナチネ」を1978年に改作したものです。ロシア物をとりわけ得意とする女性ピアニスト、フランツェッティの演奏です。2008年のグラミー賞で彼女のアルバム「20世紀のピアノ作品集(8.570401)」がノミネートされています。録音 2009年11月23-25日,2010年6月25-26日 アメリカ ケーン・ユニバーシティ,ジーン&シェリー・エンロウ・リサイタル・ホール(2012/04/18 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP603 |
ポーランドに生まれ、ワルシャワ音楽院で学ぶも、1939年のナチス・ドイツによるポーランド侵攻を逃れソヴィエト連邦に亡命したワインベルク(1919-1996)。以前は彼の作品をあまり耳にする機会もなかったのですが、最近は様々な作品の復興により、かなり全貌が明らかになったと言えるでしょう。この第3集には1943年以降に書かれた「子どもの雑記帳」と「21の易しい小品集」を中心に収録。室内楽作品ではショスタコーヴィチにも比肩されるほどの晦渋な作品を書いていた彼ですが、ここでは比較的穏やかな側面を見ることができます。Op.34の「21の易しい小品集」は確かに簡素な音符が使われていますが、実は初心者向きとは言えない内容を持っています。「カン-カン」は彼の2人目の妻となったオルガのために書かれた軽やかな作品です。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP610 |
1939年ワルシャワ音楽院を卒業したワインベルク(1919-1996)は、第二次世界大戦の勃発に伴いソビエトに亡命します。ミンスクで過ごしている間に作曲を学び、その後ミンスクからタシュケントに再び移り結婚。私生活は激動の波にもまれるも創作活動は活発で、1944年から1946年にかけては彼の最高傑作のいくつか-ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ三重奏曲、五重奏曲、交響曲などが次々と書き上げられます。1946年のピアノ・ソナタ第3番もその時期の作品で、表現と技法に確実なる進歩がみられるものです。友人の作曲家アベリオヴィチに捧げられ、ショスタコーヴィチの作品へのオマージュも見てとれます。第5番は1956年、第6番は1960年の作品で、更に彼らしい語法を有した名作です。世界初録音のフーガは、ボロディン弦楽四重奏団のチェリスト、ベルリンスキーの娘に捧げられており、思いの他穏やかな風情をもっています。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP611 |
知られざるポルトガルのピアノ作品の叙情をたっぷりと。ここに収められた2人の作曲家は、ポルトガルという国のアイデンティティを作品に反映させているという点で共通していますが、その表現方法はそれぞれの時代を反映して大きく異なっています。ロペス=グラサは伝統音楽を詩的な形で積極的に取り込み、独裁政治に対抗する祖国への愛を育む作品を作ってきました。対してヴァスケス=ディアスは自身の思いや感覚を通して伝統文化を解釈し、幼いころの風景やその変転への思いなどを作品に昇華させています。ピアニストのガマもポルトガルの出身で、クラシックのみならず、映画音楽からダンスまで幅広く活躍しています。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP792 |
ボヘミアに生まれ、古典から初期ロマン派への橋渡しを担った重要な作曲家の一人、ヴァンハル(1739-1813)の作品集です。モーツァルトより少し早く生まれ、ウィーンで音楽教師として活躍。同時に作曲家としても名声を得て、膨大な作品を書き上げました。70曲以上の交響曲、100曲の弦楽四重奏曲、多数の宗教曲など本当に数え切れないほどの作品を残しています。その中において、残念なことに彼の器楽曲はあまり重要視されていません。ししかしここで聴くことのできるカプリース(奇想曲)は、どれも即興性に満ちた実に楽しいものばかりです。これらのカプリース、形式はある程度固定されており、まずは重厚なイントロダクションで始まり、その後快活な部分が来る第1楽章、ゆったりとした第2楽章、そして活発な終楽章。もしくは第1楽章と第2楽章ロンドのみ。という短縮形を取りますが、ここに見られる楽想はきらりと光るものばかり。名手ミハエル・ツァルカの冴え渡る技巧でお聞きください。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP680 |
ボヘミア出身の作曲家、ヴォジーシェク(1791-1824)は、プラハでトマーシェクの元で修業した後、フンメルに師事し、ベートーヴェンと親交を結び、シューベルトに影響を与えたという人です。現在、彼の作品の中では「交響曲 ニ長調」が比較的知られていますが、プラハ時代から数多くのピアノのための小品を書いていて、これらは現在ほとんど知られていません。ピアニストとしても素晴らしい才能を持っていたヴォジーシェクの作品は、どれも技巧的で、当時としては先進的な作風を持っています。ピアニスト、ウーバンはザグレブ出身。彼女の祖父ヤンはアルメニアで知られる作曲家で、彼女は祖父の作品でも素晴らしい演奏をしています。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP670 |