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Grand Piano: アルバム一覧

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    コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 7 (イングリッシュ)

    ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第7集。ここでは1788年から1789年に作曲された4曲のソナタが収録されています。クレメンティやデュシークらが初期のフォルテピアノのために書いたソナタの中でも、50曲ほどあるコジェルフの作品の出来栄えは突出しており、ハイドンとベートーヴェン、シューベルトを繋ぐ橋渡しとしての役割も備えています。この4曲のソナタは、どれも違う性格を持ち、優雅で快活な第1楽章で始まる第25番、悲痛な雰囲気を持つ第2楽章が印象的な第26番、ハイドンを思わせる第27番、モーツァルトに近い楽想による第28番と聴き所満載です。/既にコジェルフのソナタ全50曲の録音を終えたケンプ・イングリッシュ。後期作品の発売も楽しみです。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP731

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    コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 8 (イングリッシュ)

    ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第8集。ここでは1789年から1791年に作曲された4曲のソナタが収録されています。演奏しているケンプ・イングリッシュは、コジェルフの作風における年代別の違いに着目し、その時代に合わせた楽器で演奏することで、ソナタの表現を完璧にしようと試みています。今回のソナタには、1795年に作られた楽器のレプリカを用い、第29番の冒頭に置かれたファンファーレを思わせる特徴的な音形などをくっきりと浮かび上がらせています。モーツァルトを思わせるアンダンテ楽章の美しさにも注目です。2楽章のみの第30番は、快活なフィナーレが特徴的。1年置いて作曲された第31番と第32番は、モーツァルトの後継者たる風格を備えた見事な作品です。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP732

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    コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 9 (イングリッシュ)

    ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ第9集。1790年から1793年頃の作品が収録されており、ケンプは1795年に制作されたフォルテピアノ(複製)を用いて演奏しています。時代は疾風怒濤の時代から初期ロマン派への過渡期。スコットランドの歌をモティーフとした旋律で始まる第33番はハイドン風、ギャラント様式で書かれた単純で美しい第37番などに対し、まるでベートーヴェンの「熱情ソナタ」を思わせる第36番は全く対照的な雰囲気を宿しています。抒情的な緩徐楽章では、時にシューベルトのソナタを予告させるほど劇的な部分も備えています。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP733

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    ゴダール:ピアノ作品集 1 (レイエス)

    19世紀フランスで活躍したバンジャマン・ゴダール(1849-1895)。数多くの作品を残した彼は、実はオペラ作曲家として大成することを夢見ていたのですが、結局残っているのはオペラ「ジョスラン」の中の「子守歌」のみ。その他の作品は彼の死後、すぐに忘れられてしまいました。最近になって、ようやくヴァイオリン協奏曲の美しさが知られるようになったという、まだまだ開拓の余地のある作曲家なのです。そんな彼のピアノ曲こそ、実は本領が発揮されているものと言えるでしょう。「ゴダール=サロン風の易しい音楽を書いた作曲家」として認識していた人は、ここに収録された2曲のピアノ・ソナタを聴くと驚いてしまうはず。ここには技術的にも音楽的にも一切の妥協のない厳しい精神が漲っています。様々な表情を持つゴダールのピアノ曲、このシリーズの進行が楽しみです。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP683

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    ゴダール:ピアノ作品集 2 (レイエス)

    19世紀フランスで活躍したバンジャマン・ゴダール(1849-1895)のピアノ作品集第2集です。第1集(GP683)に収録されていた2曲のソナタの厳しい曲想に比べると、「夜想曲」を中心に集められたこちらの第2集の方が、普段知っているゴダールの雰囲気に近いのではないでしょうか。夢、夜、詩・・・この言葉に集約される美しい作品集は、ちょっとだけ肩の力を抜いたゴダールの姿を垣間見ることができそうです。しかし曲に渦巻くハーモニーはシューマンやショパン由来のものではなく、彼が敬愛していたワーグナーのもの。最初に置かれた穏やかなワルツ「夢のすまい」の息の長いメロディは、まさに愛の語らいです。ベルギーのピアニスト、エリアンヌ・レイエの柔らかいタッチは聴き手を夢の世界へ誘ってくれるようです。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP684

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    コミタス:歌曲集(V. サルキシャンによるピアノ編)(アイラペティアン)

    アルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者として知られるコミタス(本名:Soghomon Gevorgi Soghomonian)は、アルメニア近代音楽の擁護者として知られています。幼い頃に両親を失い、孤児となった彼はアルメニアの宗教的中心地であるエチミアジンに送られ、神学校で教育を受けます。その後司祭となった彼は、ベルリンに行き西洋音楽を学び、自国で失われかけていた多数の民族音楽を収集。1904年に初の「クルド民謡集」を出版するなど、その普及に努めました。しかし、悪名高き「アルメニア人ジェノサイド(大虐殺)」の騒動に巻き込まれ、1915年4月に収容所送りとなり、ここで精神的ダメージを受け、失意のまま晩年を過ごし、1935年に苦しみの末この世を去りました。彼の悲劇的な生涯は大量虐殺の殉教者として、アルメニア国家における重要なシンボルになっています。このアルバムには、アルメニアの風景を思わせるシンプルな旋律や詩的なスケッチ、悲惨な情景を描いた曲など、さまざまなコミタスの歌曲をヴィリー・サルキシャンがピアノのためにアレンジした35の曲を収録。アルメニア音楽の持つ独特のイントネーションを見事に伝えています。(2022/02/11 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP895

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    コミタス:ピアノと室内楽作品集(アイラペティアン/セルゲーエフ)

    アルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者として知られるコミタス(本名:Soghomon Gevorgi Soghomonian)は、アルメニア近代音楽の擁護者として知られています。靴屋であった父は素晴らしい声を持ち、しばしばその美声を披露していました。彼の母は絨毯の織手でしたが、作曲の才能があり、コミタスの音楽的才能はその両親から受け継いだものです。しかし、幼い頃に両親を失い、孤児となった彼はアルメニアの宗教的中心地であるエチミアジンに送られ、神学校で教育を受けます。その後司祭となった彼は、ベルリンに行き西洋音楽を学んだことで、失われかけていた多数のアルメニアの民族音楽を復興させ、1904年に初の「クルド民謡集」を出版します。しかし、悪名高き「アルメニア人ジェノサイド(大虐殺)」の騒動に巻き込まれ、1915年4月に収容所送りとなり、ここで精神的ダメージを受け、失意のまま晩年を過ごし、1935年に苦しみの末この世を去りました。彼の悲劇的な生涯は大量虐殺の殉教者として、アルメニア国家における重要なシンボルになっています。このアルバムに収録された作品は、彼の悲劇的な生涯が信じられないほどに純粋で、かすかな異国の香りも感じさせる美しさを湛えています。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP720

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    コルトー:ピアノ編曲集(ユエ・ヘ)

    20世紀前半を代表するピアニストの一人、アルフレッド・コルトー(1877-1962)。彼はフランス人の父と、スイス人の母のもと、スイスに生まれ、幼い頃から音楽教育を受けました。パリ音楽院予備科では、高名なルイ・ディエメに師事、しっかりとした基礎を築いたのち(とはいえ落第経験もあり)、ピアニストとしてデビューします。若き頃はワーグナーの作品に傾倒し、1896年から1897年まではバイロイト音楽祭の「合唱、歌手のトレーナー」など助手を務め、やがては指揮者として「神々の黄昏」のフランス初演を行うほどのめり込んだというエピソードはよく知られています。その後は、ジャック・ティボー、パプロ・カザルスとともにカザルス三重奏団を結成、1920年代後半まで素晴らしい活躍をします。教育者としても実績を誇り、1919年には自身の理想を実現するために「エコールノルマル音楽院」を設立、精力的に後進の指導に当たったことでも知られています。この一連の編曲集は、彼自身が提唱した「健全な技術的基礎」を構築するために書かれたものであり、ホロヴィッツの編曲のような自らの技巧を誇示するためのものとは若干意味合いが違うと言ってもよいでしょう。ただし、フランクのヴァイオリン・ソナタは超難曲です…。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP641

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    サティ:ピアノ作品全集 1 (ホルヴァート)

    GRAND PIANOレーベルの新シリーズ「サティ・ピアノ曲全集」は2016年に出版された、フランスで100年以上もの歴史を持つ出版社サラベールの新版を用いての録音です。作品によっては世界初録音であったり、またこの改訂版での初録音であったりと、サティ好きの方にとっても大変興味深いアルバムです。ホルヴァートが演奏しているのは、コジマ・ワーグナーが所有していた歴史的なエラール。サティが活躍していた当時の音色がそのまま蘇ります。作品は年代別に収録されており、初期にみられるショパンの影響を少しずつ脱し、精緻で独自の作風を開拓していく様子も手に取るようにわかる選曲です。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP761

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    サティ:ピアノ作品全集 4 (ホルヴァート)

    「音楽界の異端児」エリック・サティのピアノ曲集 第4集。フランスで100年以上もの歴史を持つ出版社サラベールの新版を用いてサティのスペシャリスト、ニコラス・ホルヴァートが演奏しています。今作は1897年から1906年に作曲された曲を収録。この頃はモンマルトルからパリの郊外アルクイユに引っ越し、毎日、歩いてパリの酒場までシャンソン歌手のピアノ伴奏に通う傍ら、様々な芸術家たちとも交流を持ち、数々の歌曲が生まれるなど実りの多い時期でした。アルバムにはいくつかの世界初録音を含む、劇やパントマイムのための音楽が散りばめられています。また代表作「ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)」も収録。サティの柔和な表情も楽しむことができます。(2019/11/08 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP823