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その名前からわかるように、キムは韓国移民の子として生まれたアメリカの作曲家ですが、その音楽も純西洋クラシックというよりも、アジアンテイストを帯びたロマンが薫る、神秘的な美しさを持ったものとなっており、極めて個性的と申せましょう。パールマンに捧げられているヴァイオリン協奏曲は、確かに難曲なのですが、名人芸を披瀝するというよりも、美しい旋律を歌ったかと思うと、不可思議なパッセージを弾きまくったりと、謎めいた味わいです。また、「コルネット」はリルケの詩(の英訳)の朗読と音楽を融合させた作品ですが、詩の内容と言葉の抑揚に対する音楽のシンクロぶりには、うならされるものがあります。(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559226 |
最初の世代の完全なアメリカ育ちの作曲家の一人になる、ペンシルヴァニア生まれのキャドマンの、まさに佳品づくしというにふさわしい一枚です。例えば冒頭に収録のピアノ三重奏曲、堂々とした力感が頼もしくすらある第1楽章、美しいメロディーと3つの楽器の絡み合い方が絶妙・絶美の第2楽章、ラグタイムのリズムを大いに取り入れた第3楽章と、各楽章の個性も豊かで、明るく楽しく美しいの三拍子がそろっており、作品の水準の高さには驚かされます。その他、シンフォニックな響きが充実した五重奏曲や、素晴らしい抒情美をたたえた第2楽章がたまらないヴァイオリン・ソナタなども、期待を裏切りません。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559067 |
ジョアン・ファレッタとロンドン交響楽団によるギャラガー(1947-)作品集の第2作目のアルバムです。前作(8.559652)では、1楽章の交響曲とシンフォニエッタを中心に、多彩な作品が選曲されていて、その雄大な音に魅了された人も多かったのですが、今回のアルバムは大作「交響曲第2番"上昇"」がメインであり、彼の思いを存分に受け止めることができるのです。全ての楽器によって表現される「上昇」のモティーフは、様々に形を変えながら、曲全体を支配しています。何度も反復を繰り返すモティーフや、精力的に広がっていく主題などを用い、常にポジティブに曲が展開していきます。人生での希望の実現、そして人間の精神の上昇願望など、つねに前向きに生きていく人を応援するような、ステキな音楽です。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559768 |
ニューヨーク生まれの作曲家ギャラガーの作品集です。彼はカレル・フサ、ネッド・ローレムを始めとした錚々たる大作曲家たちの指導を受け、管弦楽曲、合唱、室内楽、そして吹奏楽まで幅広い作品を書いています。彼の音楽はどれも壮大でかつ抒情的な音色も有しています。彼の作品は世界中で高く評価されていますが、とりわけ「子守歌」はその美しさでポーランドを始めとした各国のオーケストラで何度も演奏されています。「ディヴァージョン」序曲はもともとシンフォニック・バンドのための書かれた「ディヴァージョン」の素材を使ってフルオーケストラの作品を書きあげたものです。まるでハリウッドの音楽を思わせる雄大さがたまりません。豊かな音色のシフォニエッタ、「哀歌」と名付けられていても、中間部ではかなりの盛り上がりを見せる「1楽章の交響曲」とバラエティに富んだ選曲です。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559652 |
2015年と2016年に開催されたインディアナポリス交響楽団「キャロル・コンサート」のライヴ録音。伝統的なキャロルから、最も新しいクリスマス・ソングまでを合唱とオーケストラ、オルガンが華やかに歌い上げます。オルガンの荘厳な響きと大合唱を駆使した冒頭の「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」で、クリスマスを祝う喜びが溢れだすかと思えば、グラミー賞受賞経験のあるソプラノ歌手シルヴィア・マクネアーをソリストに迎えた「大人になった私のクリスマス・リスト」などの静かな曲でのしっとりとした美しさも格別です。その他、誰もが知る「ジングル・ベル」や「オー・ホーリー・ナイト」のユニークなアレンジも聴きもの。世界中の全ての人が楽しめるクリスマス・アルバムです。(2019/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579065 |
メガヒットしたダウランド作曲「あふれよ我が涙」を代表に、この時代のリュート歌曲は今も鑑賞・演奏に大切なジャンルです。ダウランドに興味がある人なら、ほぼ同時代を生きたキャンピオンの名前位はご存知かもしれません。多芸多才で華々しい一方スキャンダラスな人生を送った彼が作曲家として残したリュート歌曲は、少しずつ録音されてきたものの、ここまでまとめるのはナクソスならでは。多くの曲は期待通りメランコリックですが、8のドラマ性、14のウィット、20や22の優美なメロディーラインなども聴き逃せません。これは正に再発見!(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553380 |
1984年生まれのアレクサンダー・キャンプキンの合唱作品集。ヴィオラ奏者として活躍を始めた矢先、17歳で難病である多発性硬化症の診断を受けた彼は、演奏家をあきらめ作曲家に転向。合唱とオルガンをオックスフォード大学で学び、その後、英国王立音楽院を経てウィーン国立音楽大学に留学し研鑽を積みました。以来、タリス・スコラーズ、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、BBC舞台芸術基金などの団体から委嘱された、100作を超える、新鮮で魅力的な作品を発表しています。このアルバムには2011年作曲の「まことの光」と2009年の「ミサ・ブレヴィス」他3曲を収録。浮遊感のある美しいハーモニーと、オルガンの荘厳な音が相俟って独自の世界が生み出されています。オックスフォードを拠点とするvOx室内合唱団は2014年に指揮者デイヴィッド・クラウンによって創設された団体。ルネサンスから現代作品まで幅広いレパートリーを誇ります。(2021/02/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574186 |
ハ長調から始まって、全24の長短調を巡ってハ長調に回帰するこの25の前奏曲集、聴けば聴くほど味の出る名品として、多くの隠れファンの支持を集めてきましたが、この度めでたくナクソス・デビューとなりました。様々な個性を持つ各曲とも、美しい旋律と和声、そして詩情に恵まれていますし、過度な華麗さは避けられている一方、ピアノの取り扱いが極めて雄弁なのには、本当に驚かされます。例えば、ほのかな甘さを漂わせながら哀感たっぷりに歌う第6番など、一聴しただけで、屈指のロマン派ピアノ音楽であることが感得していただけることでしょう。ショパンやラフマニノフの前奏曲集にも、決してひけをとりません!!*8.223496の再発売品(2002/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555557 |
キューバが生んだ作曲家と言えば、まずはブローウェルに指を折らなくてはなりません。60年代以降、ペンデレツキやブゾッティらの前衛音楽にも影響を受け、自国音楽と融合させて独自の作曲技法を身につけた彼のギター音楽は、今や世界中のギタリストたちが愛奏。当盤で聴ける3曲にも、大作曲家の音楽ならではのオーラが漂います。ブローウェルのような人物を育んだキューバは、スペインによる植民地支配、北米文化、アフリカのリズム、ジャズ、民謡などといった、様々な歴史的・文化的背景を持っています。ギターという楽器こそ、キューバならではの芸術を表現するのに最適であることを証明する一枚です。(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555887 |