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優れたピアニストが、そのまま優れた教師であるとは決して言えませんが、ショパンは「本当に素晴らしい才能を持った者」に自らの音楽を伝えていたようです。ショパンより9歳年下のミクーリは、「ショパンのピアノ奏法の継承者」と言われてますが、第1番のポロネーズで見られる和声はかなり独特で、また先進的。洗練されているとは言い難いかもしれませんが、今、こうして聴いてみるとかなり面白いと言えるでしょう。ノルウェイのピアニスト、テレフセンは2年半待ってショパンに弟子入りを許されたという人。その後パリで大勢し、確固たる地位を築きました。フィルチは11歳から4年間だけショパンに師事したのですが、残念なことに15歳の時に肺結核で世を去ってしまします。タッチもショパンに似ていたそうですが、この即興曲第1番は、ショパンそのものを彷彿させる繊細な作品で、せめてあと20年生きていれば、ピアノ界の歴史を塗り替えていたかもしれません。そしてグートマンはショパンとは違い、大柄で力強い人だったそうで、ショパンは彼に「スケルツォ第3番」を献呈しています。ショパンが心から信頼を寄せていた人物の一人です。 ( 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572344 |
( 発売)
レーベル名 | :2010.12.15 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/8.572344.gif |
「ラグタイム王」とも呼ばれるジョプリンの作品はまさにラグタイムの王道を行くものです。とってもゴキゲンな代表作「エンターテイナー」や「メープル・リーフ・ラグ」は、映画「スティング」に使用されたことも手伝って、世界中で最も人口に膾炙したメロディーの仲間入りをしています。こういった超有名曲ももちろんですが、ラグタイムマニアでなければ、普段聴く機会がそれほどない作品も、実は名曲揃いです。例えば最終トラックの「ベシーナ」、非常にスローなテンポのワルツですが、これが何ともセンチメンタルで、懐かしくなるような味わい。ピアニズムの単純さも、むしろ絶妙な効果となっています。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559114 |
「ラグタイム王」ジョプリンの業績を振り返るアルバム、第2弾です。いずれもすぐ終わる小品ながら、数多いラグタイムの作曲家たちの中でジョプリンの名声が一際高いことに納得させられます。また、波乱に富んだ人生を送った彼の音楽は、ただ単に楽しいだけではないことにも、改めて気づかされます。足踏み付きの楽しげな雰囲気がいい「ラグ=タイム・ダンス」。ノスタルジックな雰囲気が密かに人気の「グラジオラス・ラグ」。鉄道の大事故にインスパイアされた最初期の作品「クラッシュ・コリジョン・マーチ」。オペラの失敗で精神的ショックを受けた後に書かれ、最後の作品となった「リフレクション・ラグ」。またも足踏みが登場する「ストップタイム・ラグ」。まとめて聴くことで、先入観抜きに業績を確認してみてはいかがでしょうか。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559277 |
2017年に開催された「神戸国際フルートコンクール」の優勝者エレーヌ・ブレグが演奏するジョリヴェのフルート作品全集第2集。第1集(8.573885)でその才能を余すことなく発揮した彼女、この第2集でも神秘的、あるいは呪術的な雰囲気を持つジョリヴェの作品を隅々まで研究し、ヒメノが指揮するルクセンブルク・フィルハーモニーをバックに表現力豊かな演奏を繰り広げています。アルバムの中心をなすのは2曲の協奏曲であり、とりわけ1949年、パリ音楽院の試験のために作曲された第1番では、弦楽とフルートの響きが見事に溶け合うことで、ジョリヴェの抒情性が遺憾なく発揮されており、変化にとんだ曲想は、一時も聴き手の耳を離すことがありません。1965年に作曲された協奏的組曲(フルート協奏曲 第2番)は、更に民族音楽の要素も加わったスリリングな旋律を持ち、フルートの超絶技巧が存分に駆使された見事な作品です。ここでも彼女のリズミカルな歌い口に魅了されます。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574079 |
20世紀前半、ベルギーで活躍したヨンゲンですが、残念ながらまだまだ知名度は低く、一部の作品がマニア受けするのみに留まっているのは、何とも惜しまれます。が、その作風は後期ロマン派と印象派のいいとこ取りをしたような、豊かな色彩感と洒落たセンスに恵まれ、大変に親しみやすいものです。当盤の収録曲のいずれもが、それぞれの楽器編成の妙を活かしきったものとなってますが、中でも注目したいのは作品114に属するフルート4本のための8~10です。素朴にして深い悲しみと安寧への希求を表すかのような曲達ですが、こんな曲が成立した背景には、作曲当時に開始されたナチスによるベルギー侵攻も無関係ではないでしょう。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557111 |
ラグタイムから派生した「ストライドピアノ」(左手が鍵盤の上を飛び跳ねるの意味)の名手で「ストライドの父」と呼ばれたジェイムズ・プライス・ジョンソン。彼は1920年代から30年代にかけてオペラやショーの音楽を精力的に手掛けていました。このアルバムに収録された2つの短編オペラ《デ・オーガナイザー》《ドリーミー・キッド》もその時期に書かれた作品で、どちらも第一次世界大戦後のアフリカ系アメリカ人の生活が題材で、一方は貧困と人種差別を克服する希望に満ちた物語、かたや不当な人種差別の中で警察の暴力を描いた悲劇と、2つの世界が対照的に描がかれています。どちらの作品もジャズ、スウィング、ブルース、ラグタイムがふんだんに使用されています。(2023/09/08 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669041 |
元々は西洋音楽とアフリカ音楽の融合であり、19世紀末のニューオーリンズで一応の誕生を見たとされるジャズ。瞬く間に世界中にブームを巻き起こしたことは誰しもがご存知でしょう。ジャズ・エイジとはアメリカ合衆国の1920年代を表す象徴的な言葉です。F.スコット.フィッツジェラルドが1922年に書いた「ジャズ・エイジの物語」が発端であり、当時のアメリカの享楽的な雰囲気を的確に表現したこの言葉は1929年の世界恐慌まで時代を席巻したのです。1924年にはガーシュウインの「ラプソディ・イン・ブルー」が書かれ、また「ガール・ガーシュウイン」の異名を取ったダナ・シュッスの「ジャズ・ノクターン」のテーマはビング・クロスビーが口ずさんだことで爆発的な人気を得ました。ま、そんなことはおいといて。とにかく楽しんでくださいませ。(2011/04/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559647 |
一体、エリザベス朝の時代のイギリスには、どれほどの素敵な音楽が流れていたんだろう!特に有名なダウランドだけでなく、この時代のリュート音楽の美しさは、筆舌に尽くし難いものがあります。ジョン・ジョンソン(同時代に活躍した同姓の別人作曲家もあり)はエリザベス女王の宮廷で活躍したリュート奏者でした。心落ち着く静かな小品があるかと思えば、心躍る楽しげな舞曲風ピースもあり。デュエットの味もまた格別。さぞや女王もお気に入りだったことでしょう。CDのお蔭で私たちもタイムスリップ&心はトリップ。当盤を締めくくる「グッドナイト」を聴きながら、おやすみなさい。(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550776 |