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17世紀から18世紀、スカルラッティ一族は当時のヨーロッパを全てカバーするほどの知名度を保っていました。ドメニコの父アレッサンドロも著名なオペラ作曲家であり、ドメニコも幼いうちから高度な音楽教育を受けました。16歳でナポリの教会付き作曲家兼オルガニストとなり、その演奏技術はヨーロッパ中で知らぬ者はいないほど。ある時はヘンデルとオルガンの腕前を競い合ったとも言われています。1720年にリスボンに行き、マリア・マグダレーナ・バルバラ王女に音楽を教え始め、そのために書いた555曲の練習曲が現在「ソナタ」として親しまれている作品で、そのほとんどは単一楽章の短い曲ですが、これらは変化に富んでおり、聴いているだけでも楽しいものです。/NAXOSで進行中のスカルラッティのソナタ全曲録音は、話題のピアニストを一人ずつ起用(時には複数のアルバムを担当することも)、その演奏に彩りと変化をもたせています。第17集を担当するピアニストは1984年生まれの若手ケナード。数多くのコンクールの入賞歴を持っていますが、とりわけ2004年に開催された仙台国際ピアノコンクールでの入賞で日本国内でも知られるようになった人です。瑞々しく伸びやかな表現が持ち味です。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573708 |
スカルラッティでリサイタルを開始するピアニストも、今や珍しくなくなりました。その秘密は、速い曲での跳躍や反復のモダンさ、遅い曲では旋律美(特に短調は絶品)など、本当に18世紀の音楽?と驚かされる先進性にあります。鍵盤楽器のソナタは五百曲を超えますが、ナクソス価格で買えるなら探訪したくなるというもの。きっと貴方にピッタリの宝物が見つかります。ナクソスの全集はチェンバロではなく、現代の耳により強く訴えるピアノで開始します。3種類のナンバリング(カークパトリック、ロンゴ、ペステッリ)を付すこだわりにもご注目!(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553061 |
ピアノで弾くスカルラッティの21世紀スタンダードを提示するシリーズ、第2弾を担当する奏者は現代感覚にも優れた俊英です。まず何を措いても名ピアニスト達も愛奏する11をお聴きください。急速の反復音からこんな素晴らしい音楽が溢れてくるなんて!正に永遠の輝きです。とにかく暗い3と、拍子も和声も「あれれ?」の4の長短調の対比。13のはじける元気。14のメロディーの愛らしさ。15に象徴される短調の旋律の良さ。際立って情熱的な19。きっと貴方にぴったりの鑑賞・演奏のレパートリーが見つかります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553067 |
スカルラッティのソナタは、ホロヴィッツを代表格とする技巧に優れたピアニストに愛奏されてきました。それは彼一流の急速な同音連打やアルペジオ、あるいはオクターヴ奏法などをフルに活用した名人芸的書法が、単なる技巧の羅列に終始しているのではなく、優れた演奏にかかれば楽器の可能性を100%開花させ、圧倒的な音楽を紡ぎ出させるツボを突いたものだからです。それは彼の音楽が演奏技巧だけに秀でているのではなく、旋律や和声の美しさにおいても瞠目すべきものを持っているゆえといってもよいでしょう。当盤ではお馴染みヤンドーが、モダン・ピアノの機能をフルに活かして、そういった作品の美質を見事に表現しています。(2001/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555047 |
これだけオリジナル楽器による演奏が盛んになった時代にあって、バッハと並んで(あるいはそれ以上に)モダン・ピアノによる演奏が好んで行われているのが、スカルラッティの鍵盤ソナタ達です。それは決して理由のないことではなく、作品自体が内包する、鮮やかな転調による豊かな色彩感とか、オクターヴや重音、連打音、急速なパッセージといった高度なヴィルトゥオジティが、様々なタッチや音色の妙を発揮できるモダン・ピアノとよくマッチするためといえましょう。新鋭ベアトリス・ロングによる演奏は、そういったモダン・ピアノによるスカルラッティ演奏の意義を濃厚に感じさせるものとなっています。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553846 |
スカルラッティの全鍵盤ソナタを、様々なピアニストの演奏で楽しんでいただく本企画、今回はフィールド作品の演奏等で高い評価を得ている、イギリスの名手ベンジャミン・フリスの登場です。彼の演奏を特徴づけているのは、何といってもその優しくデリケートなレガートとカンタービレといってよいと思いますが、スカルラッティにおいてもその美質は満開です。モダン・ピアノにおけるスカルラッティ演奏においては、火花の散るような名人芸が前面に押し出されることも少なくないだけに、フリスの温かく柔らかな演奏は、なかなかに独自な存在感を放っています。こういうスカルラッティもあるんだと納得!(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554792 |
いささか手前ミソになりますが、同工異曲の面も少なからずあり、曲数も星の数ほどといったスカルラッティのピアノソナタの全集を、一人ではなく大勢のピアニストによる録音としたのは、よい趣向だったと実感できる一枚となったのではないでしょうか。というのも、当盤は個性派ピアニストとして評価の高い、エフゲーニ・ザラフィアンツが、期待に違わず濃密な音楽を展開してくれているからです。例えば(7)のルバートもたっぷりな歌い口は、こ惑的とすらいってよい艶やかさで魅了します。もちろん技巧の方も冴えに冴え、細かいパッセージの明瞭さも、さすがといったところです。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554793 |
ご好評のうちに進行中のスカルラッティ・ピアノソナタ全集、今度はゴドフスキー全集やベートーヴェン/リストの交響曲全集など、「超・超絶技巧」のシリーズで知られるシチェルバコフの登場です。それらの録音を通じて既に明らかなように、彼はヴィルトゥオーゾであっても轟音・爆裂系のピアニストではなく、むしろテクスチュアの透明性が際立った、実に繊細な感覚の持ち主ですが、そんな美質はスカルラッティにおいても遺憾なく発揮されています。特に中弱音におけるタッチのコントロールは卓越しており、いまだかつてない「まろやか」なスカルラッティと申せましょう。ため息の出るような美しさを、どうぞお楽しみください。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554842 |
オリジナル楽器全盛の昨今ですが、楽曲と楽器の相性の抜群さゆえ、モダン・ピアノによるスカルラッティ演奏が廃れることはないでしょう。1枚ごとにピアニストが交代する本全集、1枚ごとにピアニストが交代する本全集、今回は期待の俊英が登場して、ホロヴィッツやミケランジェリを初めとする大ピアニスト達によって築かれてきた、この良き伝統のますますの発展を予感させてくれます。軽快な変ロ長調K.441やニ長調K.96で見せる躍動感、あるいはロマン派に通ずるような情感を湛えた、ヘ短調K.466やロ短調K.87における愁いを帯びた表現など、スカルラッティ演奏に期待される美質をしっかりと味わわせてくれます。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570010 |