オペラ・クラシックス
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ペルシャの王チーロに勝利したバルダッサーレは、捕虜にした彼の妻アミーラを娶ってバビロニアを手中に収めようと企て、拒絶される。妻を救おうとするチーロはアッシリア特使に変装してバルダッサーレと会い、人質釈放を求めるが正体がばれ、死刑を命じられる。だがバルダッサーレが勝利の美酒に酔っていると壁に不思議な文字が現れ、預言者ダニエルにより没落の暗示と読み解かれる…。聖書を題材としたこの作品は音楽が変化に富む救出オペラに属します。第2幕アルジェーネのアリアがたった一つの音だけで歌われるのも驚き。ボッタ、ジェンマベッラはじめ、才能豊かな若い歌手による溌剌とした演奏をお楽しみください。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660203-04 |
神々の長ヴォータンの双子の兄妹であるジークムントとジークリンデとの間に生まれた子ジークフリート。指環を守る巨人ファーフナーを倒して指環を手に入れ、さらに唯一の急所を除いて不死の力を得た彼は、ヴォータンが姿を変えたさすらい人の妨害を退ける。そして火の山にいるブリュンヒルデの眠りを覚まし、二人は強く愛し合う。壮大な楽劇「ニーベルングの指環」で3番目に演奏される「ジークフリート」。全4部それぞれ演出家と出演者を変える、シュトゥットガルト州立歌劇場の「指環」プロジェクトのライヴ録音。日本にも活躍の幅を広げつつあるツァグロセクの指揮でお届けします。(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660175-78 |
1637年、ヴェネツィアに世界初の商業オペラハウスが誕生し、民衆歌劇の歴史が始まります。カヴァッリの第2作となるこの歌劇はモンテヴェルディ「ウリッセの帰還」に先立つ1640年に初演され、ディスクで聴くことのできる最古のヴェネツィア・オペラとしても大変貴重です。物語はアポッロ神に惚れられたニンファのダフネがこれを嫌って月桂樹に姿を変える変身譚を軸に、ギリシャ神話のアウローラとティトーネ、チェーファロとプロークリの2組の恋を織り込み、高雅な歌と色彩豊かな音楽が聴く者を包み込みます。ベルカント作品に定評のあるゼッダ指揮のもと、ロッシーニ歌手として活躍するピッツォラートとゼッフィリの起用も魅力です。(2007/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660187-88 |
サッキーニは、音楽史の本で名前を見る程度しか知られていないかもしれません。しかしイタリアに生まれ、パリに移住した彼の音楽は、あのマリー・アントワネットに好まれたのです。ソフォクレスの筆によるギリシャ悲劇を題材とした「コロンヌのエディプ」はサッキーニ最後のオペラで、作曲者の死後に初演され、その後、長きにわたってパリ・オペラ座で大ヒットしたのです。ベルリオーズも激賞したこの作品の内容の素晴らしさを証明するディスクが登場。リリシズムに溢れた音楽が感動を呼ぶこと必至です。当盤は演奏の水準の高さも魅力で、特に合唱の美しさと演奏効果は特筆に値するものになっています。(2006/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660196-97 |
舞台は19世紀のはじめ。戦場で拾われた後に連隊で育てられ、美しく成長したマリーアと、彼女に心を寄せるチロルの若者トーニオ。マリーアは、叔母を名乗る女性(後で実母とわかるベルケンフィールド侯爵夫人)によってパリに連れ去られてしまうが、最後はめでたくトーニオと結ばれる物語。ドニゼッティ円熟期の傑作「連隊の娘」は、主役2人に要求される超絶技巧が聴きもの。特にCD1、トラック13「第1幕のフィナーレ: ああ友よ、今日は楽しい日」のトニーオのアリアにおけるハイC連発攻撃は最大の難所です。またマリーアはCD2、トラック6「シェーナとアリア: わたしの運命は変わる…お金も地位も、心は変えられないわ」の後半でコロラトゥーラの華麗な技巧を披露します。ナクソスではロッシーニ「イタリアのトルコ人」で成功を収めたコンティ指揮によるライヴ録音でお届けします。(2006/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660161-62 |
神々の主神ヴォータンが人間に生ませた娘ジークリンデは、双子の兄妹である戦士ジークムントと愛し合う。ヴォータンはワルキューレの一人であるブリュンヒルデにジークムントを殺すよう命じるが、ブリュンヒルデは命令に背く。ヴォータンは怒り、巨大な炎でブリュンヒルデを...。ワーグナーの壮大な楽劇「ニーベルングの指環」で二番目に上演される「ワルキューレ」。有名な「ワルキューレの騎行」はCD3のトラック4です。全4部それぞれ演出家と出演者を変える、シュトゥットガルト州立歌劇場の「指環」プロジェクトのライヴ録音。終演後の拍手の盛大さが、この上演が聴衆に与えた感銘の大きさを物語ります。(2006/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660172-74 |
聖書「出エジプト記」を題材に、神の啓示を伝えようとするモーセと、モーセを待ちわびる民衆のために偶像崇拝を許す兄アロンとの激しい対立を描く、シェーンベルクの未完のオペラ「モーセとアロン」。20世紀のクラシック音楽界は、人類が経験したことのない社会状況を背景に、いろんなことがありました。様々な新しい作曲技法も生み出されました。どの曲を聴いておかねばならないか、膨大な作品群から選ばれるのが、音楽的側面のみならずあらゆる観点からして、このオペラになるのではないでしょうか。シュトゥットガルト州立歌劇場が持てる力量を注ぎ込んだ演奏で、日本人歌手の石津なをみさんも出演しています。(2006/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660158-59 |
傑作《セビリャの理髪師》の二ヶ月前に同じローマで初演された、ロッシーニの知られざるオペラ(1815年ヴァッレ劇場初演)。舞台は北欧の片田舎。領主オルドウ公爵はトルヴァルドの妻ドルリスカを奪おうとたくらみます。公爵の城に幽閉された彼女は変装して現れた夫と再会を果たしますが、公爵から夫の命と引き換えに結婚を迫られ苦悩します。ベートーヴェンの《フィデリオ》同様「救出オペラ」のジャンルに属するこの作品は、村人の反乱で暴君が失脚して幕を閉じる点でも時代を先取りしています。旧作からの転用も含め、若きロッシーニのエッセンスを凝縮した音楽がとても魅力的。ドルリスカを歌うチーニャも大健闘!(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660189-90 |
《悪魔ロベール》と《ユグノー教徒》でグラントペラの旗手となるマイアベーアが28歳で作曲したイタリア・オペラ(1819年トリノのレージョ劇場初演)。主人公セミラーミデはエジプト王女からバビロニア王妃となりながら訳あって男装し、自分の息子ニーノと偽っています。そこへバクトリアの王女タミーリの縁談が浮上し、セミラーミデのかつての恋人シタルチェ、彼女の弟ミルテオと腹心シバリが候補に。事態が紛糾するとセミラーミデは男装を解いて正体を明かし、タミーリとミルテオを結ばせ、みずからもシタルチェとよりを戻します。ロッシーニ風のベルカント技巧とアンサンブルを駆使したオペラ・セリアの秀作が、ボニングの指揮で見事に復活を遂げました。(2006/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660205-06 |
父親から医学を勉強するためにパリに送り込まれたのに、作曲を学んでしまった若き日のベルリオーズが読み耽ったのが、フランス語訳「ファウスト」でした。40歳を超え、彼はようやくオペラに仕立て上げます。それがこの「ファウストの劫罰」。アリアや合唱の聴かせどころも多いのに加え、超有名管弦楽曲「ハンガリー行進曲」や、やはり管弦楽だけで演奏されることがある「妖精の踊り」や「鬼火のメヌエット」も名場面。管弦楽を操る天才ベルリオーズならではと言えるでしょう。この名曲を、フランス人指揮者カザドシュがフランスのオーケストラを振ったライヴ録音でお届けします。(2006/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660116-17 |