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18世紀クラシックス

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    ベック:交響曲集 Op. 4, Nos. 1-3, Op. 3, No. 6 (チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    マンハイム楽派の中心人物とみなされたヨハン・シュターミッツ。彼の最も有能な弟子がこのベック(1734-1809)でした。彼が多くの交響曲(シンフォニア)を作曲した1750年代以前は、まだこの形式が正式には定まっておらず、最初はイタリア式序曲「急-緩-急」の楽章がそれぞれ独立し、それをシュターミッツやカンナビヒが受け継ぎ発展させ、エマヌエル・バッハがメヌエットの楽章を付け加えて「交響曲」とし、古典派へ繋いでいったとされています。シュターミッツの交響曲は、フランスで大いなる人気を博したとされており、その弟子であったベックも師に倣い、この形式の作品を書いたのでしょう。彼の交響曲は、当時としてはかなり独創的な音楽で、驚くほど劇的な表情と大胆な和声を持っていて、また当時のマンハイム楽派の作曲家たちが好んだ3楽章形式ではなく、メヌエットを含んだ4楽章形式を好んでいたことも特筆すべき点かもしれません。メヌエットを含むことで曲全体が長くなるため、メリハリをつけるために曲内の反復をなるべく減らしたことも、全曲の推進力をアップさせることに役立っているようです。こんなベックの交響曲、ハイドンやモーツァルトとはまた違った味わいがあり、一度聞くと手放せなくなる魅力に満ちています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573248

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    クラウス:アリアと序曲集(グループ/ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン)

    奇しくもモーツァルトと同じ年に生まれるも、彼とは全く違う運命に翻弄されたヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)。彼は25歳の時にストックホルムのグスタフ3世に宮廷音楽家として召抱えられ、数々の音楽経験を経て、君主が暗殺された際には「追悼音楽」を捧げ、その後まもなく彼自身も病のためこの世を去ります。それはモーツァルトが早すぎる死を迎えたほぼ1年後のことでした。最近になって彼の作品が次々とリリースされ、その驚くべき才能に感嘆する人が増えてきましたが、まだまだ知られていない作品は多く、このアルバムの半分以上の作品も世界初録音となっています。劇音楽を得意としたクラウスらしく、序曲のどれもが溌剌とした美しさを有しており、またコンサート・アリアも素晴らしいものです。注目すべきは、「私が小さな神を見るとき」VB5。これはクリスマスのための音楽で、牧歌的な雰囲気を湛えた木管楽器と、美しい独奏ヴァイオリンが、アルトの歌唱と絶妙な調和を見せています。モニカ・グループのつややかな美声でお楽しみください。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572865

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    ホフマイスター:フルート協奏曲集 2 - 第16番, 第17番, 第22番(B. マイアー/プラハ室内管)

    第1集(8.572738)で、その作品の持つパワーに圧倒された聴き手多数。古典派の知られざる作曲家ホフマイスター(1754-1812)のフルート協奏曲の第2集です。1754年にローテンブルク・アム・ネッカーで生まれたホフマイスターは、まずウィーンで法律を勉強しますが、音楽への道を志し独学で音楽を学び、1778年にはハンガリー、セーチェニの宮廷楽長に就任。3年間を凄します。やがて音楽出版社を設立、数々の困難に立ち向かいながら、モーツァルトやベートーヴェンの作品を出版。平行して1798年からはかねての希望通り、音楽家としても活動を再開。フルーティストのフランツ・トゥルナーとコンサート・ツアーに出かけるなど活発な活動を繰り広げたのです。彼の作品自体はほとんど知られることがありませんでしたが、このNAXOS盤では、フルーティストのマイアー自身がカデンツァを含む新しい版を作成し、この魅力的な作品群の普及に努めています。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573040

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    チマローザ:序曲集 3 (シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ/ガロワ)

    イタリアの作曲家ドメニコ・チマローザ(1749-1801)。貧しい家庭に生まれ幼い頃に父親を事故で亡くすも、持ち前の音楽的才能を生かしてオペラ作曲家として大成。一時期はウィーンの宮廷楽長を務め、ナポリに帰国後は、新時代の到来を賛美した音楽を作曲したため反逆罪でナポリを永久追放処分。なんともドラマティックな生涯を送った人でもあります。彼は65作以上のオペラを作曲しましたが、「秘密の結婚」と「女の手管」以外は、現在ほとんど忘れ去られてしまっています。しかしこれらの活力ある音楽と、巧妙な筋立ては、どれもが現代に充分通用するものであり、これら序曲だけではちょっと物足りないな。と思わせてくれるだけのパワーを備えた魅力的なものばかりです。とりわけ管弦楽法の見事さに注目。歌の美しさだけではオペラが成り立たないということを改めて実感させてくれるのではないでしょうか?演奏は、最近ますます円熟味を加えてきたガロワの指揮と、お馴染みヒンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ。第1集(8.570508)と第2集(8.570279)も好評です。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572734

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    クヴァンツ:フルート協奏曲集 - QV 5:38, 5:81, 5:165, 5:238 (オレスキェヴィチ/コンチェルト・アルモニコ/シュパーニ)

    ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773)は18世紀における、最も偉大で革新的なフルート奏者であり、作曲家でした。彼はアマチュア・フルート奏者であったプロイセンの大王フリードリヒ2世の教師でもあり、宮廷コンサートはクヴァンツのフルート協奏曲の主要な演奏会場でもあったのです。王はクヴァンツがフルート作品を書くたびに特別の謝礼金を払うなど彼を厚遇。クヴァンツもそれに応えるために素晴らしい作品を何曲も書いたのです。また1752年には「フルート奏法試論」を著述、こちらは現代でも読み継がれるほどの名著であり、当時のスタイルを知るうえでも格好の資料となっています。ここに収録された作品のうちイ短調の曲は、失われたとされていましたが、最近サンクトペテルブルクのロシア国立図書館から取得されたもので、ト長調のカデンツァとともに、貴重な資料となりうるものです。ハ短調の協奏曲はクヴァンツの死後、未完成だったものを王が補筆、完成稿としたものです。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573120

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    ホフマイスター:フルート協奏曲集 1 - 第21番, 第24番(B. マイアー/プラハ室内管)

    18世紀の終わり頃、最も人気を誇っていた作曲家の一人ホフマイスター(1754-1812)。彼のフルート協奏曲は全部で25曲あり、NAXOSではこの全曲の録音を開始します。現在、彼の名は「偉大なる音楽出版者」としても知られていて、彼は同時代の作曲家、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど名だたる作曲家たちの作品を積極的に世に出していました。もちろん彼らたちと親しい友人として接していたことも間違いありません。そんなホフマイスター、作曲家としても多彩な作品を残しましたが、なかでもフルートのための作品は当時ウィーンに多数存在したアマチュア音楽家のために書かれたと推測され、現代でもその優雅さが愛されています。驚くほどの超絶技巧が駆使されているわけではありませんが、フルートの持つ魅力が見事に表現されています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572738

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    ドゥシェク:シンフォニア集 Altner G4, A3, Bb2, Bb3 (ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン)

    チェコ生まれの作曲家、チェンバロ奏者フランツ・クサヴァー・ドゥシェク(1731-1799 ヤン・ラディスラフ・ドゥシークとは別人です)のシンフォニア集です。彼はモーツァルトの友人であり、当時のプラハにおける管弦楽作品の主要な作曲家でした。彼の作品はホフマン、ディッタースドルフなどと同等の影響力を有していたもので、まさに“正統派18世紀音楽”たる風情を醸し出しています。各々の楽器の使い方も特徴的で、この独特な響きはモーツァルト作品にはあまり見られないものでしょう。彼の作品は8.555878でも「3つのシンフォニア」が聴けますが、オーケストラ、指揮者の違いが際立つところがとても面白く、この点での聴き比べも興味深いところです。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572683

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    プレイエル:フルート協奏曲/交響曲 変ロ長調, ト長調(シンフォニア・フィンランディア/ユバスキュラ/ガロワ)

    オーストリアで生まれ、ハイドンに学び、そのまま行けばベートーヴェンの良き先輩として活躍したであろうプレイエルですが、1783年にフランスに移り、名前を改名してから(以前はプライエルであった)は、ロンドンで成した財で邸宅を購入、そして師であるハイドンの楽譜を出版するために立ち上げた音楽出版社が成功を呼び、ついにはピアノ制作会社までをも設立するに至ったというのですから、人生全く何が起こるかわかりません。こんな多彩な活躍をした彼ですが、その作品数もとても多く、一時期はヨーロッパにおいて「最も有名な作曲家」として知られていたほどであり、ここで聴ける2つの交響曲などからは、その才能を存分に感じることができるでしょう。彼の唯一のフルート協奏曲であるハ長調の作品も、きらめくような美しさを備えています。最近は指揮者として活躍している名手ガロワですが、ここでは文句なしのフルートを聴かせます。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572550

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    リヒター:フルート、チェトロとチェンバロのためのソナタ集 2 - 室内ソナタ第4番 - 第6番(1764)(フレッド/ペルトニエミ/ハッキネン)

    フランツ・クサーヴァー・リヒターは、18世紀の作曲家でマンハイム楽派の最も重要な代表者の一人です。彼の作品はこの時代としては、かなり独創的であり、声部の処理や表情豊かなハーモニーには驚かされるばかりです。このソナタ集は第1集(8.572029)に続くもので、ここでもバロックのトリオ・ソナタの伝統に根差しつつも、それだけに留まることのない新しい時代の息吹を感じさせるソナタを聴くことができます。またこのアルバムには、彼の2つの鍵盤作品も収録。これらの作品は、どの楽器のために書かれたのかは不明ですが、当時の南ドイツやオーストリアのオルガンは足鍵盤を持たない簡便なものが多かったため、こういったオルガンの練習用に書かれたものではないか?と考える人もいます。ただし、このアルバムではハープシコードで演奏されています。まだまだ研究余地の多い作曲家だけに、これから先が楽しみです。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572030

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    ベンダ:ヴァイオリン・ソナタ第10番, 第14番, 第23番, 第28番, 第32番(ベルク/芥川直子)

    著名な音楽一家であるベンダ家に生まれたフランツ・ベンダは、父からオーボエなどの楽器を習い、地元の教会のカントールからオルガン、作曲、唱歌を学び、教会の聖歌隊員となるという、極めて理想的な少年時代を送りました。ドレスデンの宮廷に仕えていた時に、フルート作品で知られるクヴァンツと出会い、後のフリードリヒ2世となるプロイセン王子に紹介され、そこで認められます。彼は本当に才能あるヴァイオリニストであり、批評家C.バーニーは「偉大な天才」と評したと言います。そんな彼のヴァイオリン作品は、時代的にもバロックから古典派への移行期であったため、不要な装飾を排した明晰でわかりやすいものが多く、伸びやかで明るい楽想に満ちています。そんな作品の数々を、ベルクと芥川の親密なアンサンブルで心行くまでお楽しみください。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572307