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合奏協奏曲第1番を始めとした作品集(8.570704)での表情豊かな音楽を聴くだけで、「まだまだイギリスにはすごい作曲家がいるんだな」と驚かせてくれたオルウィン(1905-1985)ですが、ここでも、その劇的な音楽がたっぷり楽しめます。ヴェニスのムーア人とは、あのシェークスピアが描いたオセロのこと。もともとはブラスバンドのために書かれたものをP.レーンがが管弦楽へと編曲。オセロとデズデモーナを中心とした人間模様が激しい音楽で表出されています。他には、見事に練られた合奏協奏曲2曲と、極めて田園的な2つの作品を収録。合奏協奏曲第3番は、偉大なる指揮者ヘンリー・ウッドの没後20年を記念してBBCから依嘱された作品です。(2011/10/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570145 |
NAXOSレーベルから精力的にリリースされるアルウィンの作品集。今回は弦楽四重奏曲集の登場です。1953年に作曲された第1番はとてもこの時期に書かれたとは思えないほど叙情的な風情を持っています。ツルゲーネフの小説にインスパイアされた第2番は1975年に作曲されたもの。第1番から22年の月日を経た貫禄が感じられることでしょう。彼の実質上最後の作品である第3番の強烈な冒頭と、それに反発するかのような穏やかなアダージョ、そして奇怪な舞曲らしきものも強烈な印象を残します。(2009/01/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570560 |
おびただしい数に及ぶフィルム・スコアにも足跡を残した、映画音楽の巨匠としても知られるアルウィンですが、まさにそんな彼ならではの魅力が満開した一枚です。第1番はとにかく明るく壮大、第一楽章の雄大で美しいクライマックス、終楽章の歓喜の爆発するような勢いなどは、それこそ映画の一場面を観ているかのような気にさせられてきます。比べて第3番は幾分か暗めの作品となっていますが、それでも親しみにくい、難解ということはなく、情熱的な盛り上がりには素晴らしいものがあります。闘争的な性格を持つ終楽章には、ホルストの惑星の「火星」と、ちょっと似た楽想も登場したりします。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557648 |
「壷葬論」とは、夏目漱石の「三四郎」に引用されることで知られる、17世紀イギリスの医師トマス・ブラウンによる著作ですが、そのタイトル通り、交響曲第5番は暗い雰囲気に満ちており、最終部分では弔鐘に導かれて、美しくも哀しい葬送行進曲となり、一大クライマックスが築き上げられます。一方、ハープ協奏曲「天使の歌」は大変にロマンティックに美しく、オケを弦楽のみとしているのも大正解です。繊細なハープのパッセージを、大音量で掻き消すこともなく、しなやかな弦の歌で包みこんで、驚くべき演奏効果を上げています。交響曲第2番も、情熱的にオーケストラが鳴り響き、そのカッコよさには圧倒されます。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557647 |
映画音楽と純クラシックの両分野で数多くの作品を生み出したアルウィン。交響曲第4番は、そんな経歴の彼の作品らしく、「往年の名画」的世界が、シリアスなクラシックの装いを纏って展開されており、随所に壮大な響きを聴くことができます。そして、弦楽のためのシンフォニエッタもまた、圧倒的です。ベルクのオペラ「ルル」からの引用を含んでいますが、12音技法によって書かれているわけではありません。しかし、全体に半音階的な動きが多く、20世紀的な鋭い音のぶつかりも見せつつ、ロマンティックな感情の動きを伝える傑作といえましょう。中間楽章と両端楽章の静と動のコントラストも見事の一言につきます。(2006/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557649 |
膨大な作品を残したイギリスの作曲家アルウィン。室内楽作品はその中でも重要な役割を占めることは間違いないでしょう。このアルバムには、1934年から1962年までに作曲された6つの作品を収録しています。クラリネット・ソナタでは緩やかなメロディーが用いられていますが、その作風は後期になるに従って、少しずつ収斂し、より仄暗い世界へと傾いていくのです。まだ諧謔性のあるオーボエ・ソナタ、そして暗き雲が立ち込めるかのようなヴィオラ・ソナタなど、渋い音楽好きにはたまらない曲集でしょう。「対話」と称された短い8つの曲は、無駄な物が一切ない、厳しく美しい世界です。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572425 |
カナダのフルート奏者、スザンヌ・シュルマンが演奏する、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴズ幻想曲」で始まる“イギリスの庭園”からインスパイアされたフルートとハープのための作品集。ハープを担当するのはシュルマンと長年に渡って共演しているエリカ・グッドマン。二人の息のあったアンサンブルにより、イギリスだけでなく、フランスやイタリアの作品も交え、鳥の声、噴水、泉などを題材にした牧歌的でノスタルジックな雰囲気を備えた旋律を楽しめます。トラック10「泉」はハープ独奏の曲で、作曲家のハッセルマンはベルギー出身、フランスで活躍したハープ奏者。彼の代表作であるこの曲は、まさに流れる水をそのまま音にしたかのような分散和音が美しく、ハープの魅力を存分に味わえる作品として知られています。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573947 |
映画音楽で知られるイギリスの作曲家/ウィリアム・アルウィンは管弦楽曲から/歌曲/器楽曲と多くのジャンルにたくさんの作品を残しています。彼は「音楽を頭で理解されるよりも心で受けとめること」を好んだロマンティストで/その作品も耳に心地よいものばかりです。ここに収録された作品は1931年の「2つの歌」から1982年に書かれた「トムへのシャコンヌ」までで/50年に渡るアルウィンの作曲技法の成熟度を目の当たりにすることが可能です。(2007/10/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570340 |
決してスター的存在ではないものの、知る人ぞ知る技巧派ピアニスト、ドノホーの活躍がますます目覚ましい当シリーズ、今回は映画音楽の分野でも名高いアルウィンの登場です。ピアノ音楽にはこだわりを持っていたというアルウィンだけに、いずれの曲も超絶技巧が満載ですが、とりわけ凄まじいのがピアノ協奏曲第2番です。第1楽章中ほどのオケの咆哮とのがっぷり四つ、バルトークを思わせるような激しい変拍子系で乱舞する第3楽章と、まさに敏腕が炸裂!歯切れのよい打鍵は爽快なことこの上ありません。これらの両端楽章にはカデンツァもあり、ハイライトとなっています。一方、中間楽章での室内楽的な美しさも魅惑的です。(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557590 |