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Naxos: アルバム一覧

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    カサブランカス:ピアノ三重奏曲集(B3:ブローウェル・トリオ)

    現代スペイン、バルセロナを代表する作曲家、ベネット・カサブランカス(1956-)の室内楽作品集です。彼の作品は確かに難解ですが、一方、彼の代表著書は「音楽とユーモア、パロディとアイロニー」というのですから、なんとも「食えない作曲家」であることは間違いありません。彼は数多くの室内楽のための作品を書いていて、そのどれもが細部まで考え抜かれたテクスチャーを持ち、洗練された雰囲気を持っています。このアルバムには、40年に渡る時代の作品が収録されていて、これらはおおよそ3つの時代に分けることができます。もっとも初期の作品である「2つの覚え書き」での凝縮された音の動きの面白さと、彼の関心事である「日本の詩、俳句」のフォームを生かした最近の作品の斬新さ、など、深く分け入ることでカサブランカスの求める世界が見えてくるような気がします。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573375

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    カスカ/ゴーランド/コスマ/グラハム/スパーク:ユーフォニアムのための作品集(フレイ/ニュージーランド響/ハンゲン)

    音色がホルンやトロンボーンに似ているせいか、オーケストラの中ではあまり使われることのないこの楽器ですが、丸みのある中音域には何とも言えない味わいがあるのです。このアルバムでは名手アダム・フレイが自らの編曲も交えて吹きまくります。「ディーヴァ」のサウンドトラックで知られるウラジミール・コスマの協奏曲など珍しい曲もてんこ盛り!ファン必聴の1枚です。(2008/02/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570538

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    カスカリーノ:管弦楽作品集(フィラデルフィア・フィルハーモニア/ファレッタ)

    フィラデルフィアを本拠として活躍したのカスカリーノ、音楽のかなりを独学で修めたという彼は、図書館に収蔵されている膨大なスコアと文学作品に耽溺して、自らの世界を築き上げてきました。その作品はいずれも完全に調性の枠内のものであり、練達のオーケストレーション技術とあいまって、誰の耳にも優しく親しみやすいものとなっています。「ピグマリオン」や「ガラテアの肖像」のように、ギリシャ神話が題材となったものは、まさに悠久の調べといった風情を漂わせています。また最晩年に自作品から、弦楽のために編曲された「瞑想と哀歌」も、静かで深い感動を与えてくれます。(2007/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559266

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    カスタルスキー:斃れし盟友たちへのレクイエム(デニス/ビューテル/カテドラル・コラール・ソサエティ/クラリオン合唱団/セントルークス管/スラットキン)

    モスクワ音楽院で学び、合唱作品作曲家として活躍したアレクサンドル・カスタルスキー(1856-1926)。1891年には長い歴史を持つ「モスクワ聖務会院合唱団」の指導者となり、ラフマニノフやグレチャニノフらに強い影響を与えています。この「レクイエム~斃(たお)れし盟友たちのために」は第一次世界大戦によってもたらされた命の損失と、世界の荒廃を憂えた作曲家による大規模な合唱を伴うオーケストラ作品。1915年に12楽章のヴァージョンとして書き上げられたものの、初演後にカスタルスキーが楽章を追加し17楽章からなる壮大な作品として完成を見ました。レクイエムの定型をとりながらも、さまざまな要素がモザイクのように配置されており、いくつかの異なる国の言葉とグレゴリオ聖歌が入り混じる中、息子を亡くした母親や夫を亡くした未亡人のすすり泣きが織り込まれ、遠くからは第一次世界大戦に巻き込まれた日本やインドを表すモチーフも聞こえてきます。スラットキンは作品に漲る「戦争への怒りと悲しみ」を丁寧にすくい上げ、迫真の音楽として聴かせます。(2020/08/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574245

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    カスタルスキー:メモリー・エターナル・トゥ・ザ・フォールン・ヒーローズ(クラリオン合唱団/フォックス)

    2018年11月11日は第一次世界大戦が停戦して100年目の日となります。かつて「全ての戦争を終わらせるための戦争」と呼ばれたにもかかわらず、世界中で7,000万人が従軍し、民間人も含めた1,600万人が死傷するという悲惨な結果となりました。20世紀初頭にロシアで活動したカスタルスキーは、この戦争の犠牲者のために“レクイエム”を書くことを思い立ちました。当初はラテン語を用いたオルガンと合唱という編成で考えられていましたが、編成をオーケストラと合唱に変え、一旦は壮麗な作品が出来上がりました。その上で、ロシア正教会でも演奏できるようにというカスタルスキーの強い願いから、ここに収められた、オーケストラを用いることのない「アカペラ・ヴァージョン」が作られ、こちらは1917年に出版されました。2018年1月に世界初録音されたこのアルバムは、戦争終了後100年を経て、カスタルスキーが抱いた“平和への祈り”を実現しています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573889

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    カスティーリョ:ギター作品集 - アルカサルのカシダ集/ソナタ/ギター五重奏曲(ファントーニ/ラメッリ/カスティーリョ四重奏団)

    スペインの現代作曲家カスティーリョ(1930-2005)は、幾多のジャンルに渡って数多くの作品を書いています。しかしギター作品のほとんどは未発表であり、今後これらの作品の復興が待たれるところです。このアルバムにも世界初録音の作品が多く収録されていますが、そのどれもが刺激的で、実験的な作風を持つも、どこか懐かしく乾いた風の香りを感じることができるでしょう。比較的知られている「アルカサルのカシダ集」のカシダというのはイスラムの教えを歌にしたもので、古い宮殿の庭から聞こえる祈りの歌を2台のギターで切なく再現したものです。3楽章からなるギター・ソナタは極めて情熱的なアダージョから始まり、力強いアレグロ楽章へ受け継がれます。そしてまた装飾的なアダージョを経て、最後は超絶技巧を駆使したプレスト楽章へと続いていきます。民謡風な「春の風」と「子守歌」そして緊密な構成を持つギター五重奏と、息つく暇もないほどの驚きに満ちた1枚です。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573365

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    カステリャーノス:パカイリグアの聖なる十字架/7つの星の川/アビレナ組曲(ベネズエラ響/ヴァグネル)

    冒頭から高らかに響き渡るファンファーレ!これを聴いて「おおっ」と思わない人はいないのでは。20世紀前半に活躍したベネズエラの作曲家、カステリャーノスの刺激的なこの作品「パカイリグアの聖なる十字架」は、人気のダンスのリズムやメロディーだけでなく、ベネズエラの中世のキャロルを引用するなど、まさに国家主義的なスタイルの音楽です。豊富なメロディ、厚みのあるハーモニー、そして見事な管弦楽法に彩られた曲は、ある意味、マーラーの第7番の終楽章の喧騒にも似た混沌たるエネルギーを感じさせてくれることでしょう。オリノコ川についての詩に触発されたという「セブンスターの川」、ベネズエラの流行歌や、マラカスなどを配した極めて楽しい「アビレーニャ組曲」も心地良い気分を誘います。とにかく気分良くなりたい人にうってつけの1枚です。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572681

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    カステルヌォーヴォ=テデスコ:2本のギターのための作品集 1 (ブラジル・ギター・デュオ)

    その生涯に200以上もの作品を書いたカステルヌオーヴォ・テデスコですが、そのどれもが親しみやすいメロディと明確な形式を用いているため、今でも多くの演奏家と聴き手を魅了して止みません。とりわけギター曲にはすばらしい物が多く聴き応えのある作品が並びます。ここに収録したのは、快活な「ソナティナ・カノニカ」、そしてJ.S.バッハへの深遠なる賞賛である「平均律ギター曲集」。これは対位法を極限まで駆使した大作です。ここでは前半の12曲を俊英ブラジル・ギター・デュオが奏でます。(2009/01/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570778

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:2本のギターのための作品集 2 - エレジー風フーガ/平均律ギター曲集第13番 - 第24番(ブラジル・ギター・デュオ)

    既にリリースされている第1集(8.570778)の続編です。これで、前作で半分だけ紹介した「平均律ギター曲集」の全貌が明らかになりました。この後半の12曲は1962年の5月14日から6月3日までの間に書きあげられたのですが、各々の曲のほとんどに完成した日が書き添えられていて、さながら「音による日記」の様相を呈しているのが興味深いところです。とりわけ、6月1日から3日にかけて書かれた第24番は、まるで彼の音楽人生全てを総括するような素晴らしい出来栄え。この曲集がギター・デュオのレパートリーの最高傑作として未来永劫大切にされることは間違いありません。ブラジル・ギター・デュオの目の覚めるかの如き名演でお楽しみください。(2009/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570779

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番(楊天?/バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送響/デ・ブール)

    日本では「ギター曲作曲家」として認知されがちなイタリア近代の作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)ですが、最近彼の管弦楽曲や協奏曲が相次いでリリースされることで、その風向きも変わってきたようです。もともとは優れたピアニストであった彼ですが、1924年に最初の管弦楽作品「イタリア協奏曲」を書くことを思いつきました。彼の友人のヴァイオリニスト、マリオ・コルティはこの当時発表されたシマノフスキの「神話」を参考にするようにと提案しましたが、彼が最終的に取り入れたのは17世紀から18世紀にかけての作品…ヴィヴァルディを思わせるスタイルでした。もちろんかなりモダンな味付けがされていますが、なかなかステキな作品となっています。ハイフェッツに委嘱された「協奏曲第2番」は良く知られた作品で、題材は旧約聖書やユダヤ教の典礼から取られており、彼自身もユダヤの血を引いていることから、当時蔓延していた「反ユダヤ主義」をはねのけるほどのパワーと輝きを持つ力作となっています。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する若きヴァイオリニスト、ティアンワ・ヤンのパワフルなソロは、厚みのあるオーケストラの音色から一歩抜きん出る輝きを放っています。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573135