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1951年フィラデルフィア生まれのアメリカの作曲家、ルイス・カーチン。レオン・キルヒナー、サミュエル・アドラーらに師事し、数多くの声楽作品で知られています。彼の作品の多くは合唱曲ですが、2010年から2014年にかけて作曲された歌劇《ジェーン・エア》は、彼の作曲活動の中でも最大のプロジェクトであり、渾身の作品の一つになっています。カーチンはシャーロット・ブロンテが書いた原作の持ち味を崩すことなく、ジェーンの意志の強さを鮮やかに描き出し、彼女に表情豊かなアリアを与え、物語を大胆に進めていきます。オーセンによる台本は、彼女を取り巻く登場人物たちも細部にわたって性格付けがなされており、各々の歌手たちによる歌は感動的な結末へと聴き手を誘います。(2019/08/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669042-43 |
アレクサンダー・デュマ(父)の戯曲を元にしたこのオペラ「ロムルス」です。グッゲンハイム美術館とアメリカ・オペラ・プロジェクトの共同事業として企画されたもので、2007年に初演され、全く同じキャストでこの録音が実現したものです。オーストリアのチロルで起こるちょっとした陰謀を面白おかしく描いたこの物語。オペラ・コミックと呼ぶにはちょっと曲が現代的ではありますが、デフォルメされた人物描写と、記憶に残る音楽、そして第一級の歌手を揃えた演奏で、他の現代オペラとは一線を画しています。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669030 |
スタンフォードに学び、ハーバート・ハウエルズと親交の深かった作曲家アイヴォー・ガーニーは、第1次世界大戦の従軍体験を元にして書いた2つの詩集を始めとした多くの詩作で「偉大なる詩人」としても知られています。彼はずっと双極性障害に苦しみ、また戦争で体調を崩し、最期は結核で亡くなるのですが、その一生を覆った暗い影は彼の音楽にも反映されているようで、300を超える歌曲のどれもが仄暗い色合いを帯びています。しかし、その落ち着いた色合いは聴き手の心を何か透明なもので満たしてくれることでしょう。(2009/10/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572151 |
スタンフォードに学び、ハーバート・ハウエルズと親交の深かった作曲家アイヴァー・ガーニーは、第一次世界大戦の従軍体験を元にして書いた2つの詩集を始めとした多くの詩作で「偉大なる詩人」としても知られています。歌曲を書く時には、現代の詩人から伝承のバラッド、エリザベス朝やジャコビアン時代の詩人、さらには自作の詩まで幅広くテキストを選びました。このアルバムには、彼の代表作である「眠り」や「セヴァーンの牧草地」などが含まれているだけでなく、世界初録音の歌曲も14曲含まれています。2009年ウィグモア・ホール/コーン財団国際声楽コンクールで第1位を獲得したマーカス・ファーンズワースの表現力豊かな歌唱でお楽しみください。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574599 |
英国歌曲に関心のある人には「5つのエリザベス朝歌曲」の作曲家として知られるアイヴァー・ガーニーのピアノ曲を集めた珍しい1枚。ガーニーは少年時代から音楽の才能を発揮し、グロスター大聖堂の聖歌隊員を務めながらオルガンを学び、王立音楽大学に入学してスタンフォードから作曲を学びました。第1次世界大戦で従軍中に負傷し、その後遺症に悩みつつ47歳でこの世を去りました。現在では作曲家としてのみならず、詩人としても非常に高く評価されています。ここで聴けるピアノ曲はガーニー20代の作品で、第1次世界大戦をはさんで書かれたもの。シューマンや初期のスクリャービンを思わせる抒情的な「5つの前奏曲」で始まり、しっとりとした雰囲気を持つピアノ・ソナタ第1番、ブラームス風の内省的なソナタ第3番と続き、静かで抒情的な「秋」がアンコールのように置かれています。最後には、3楽章の作品として構想されながら作曲に難渋したソナタ第2番から、唯一完成された第2楽章で静かにプログラムを終えます。演奏するジョージ・ローリーは王立バーミンガム音楽院でマーク・ベッビントンに師事し、数多くのコンクールに入賞。現在チェルトナムレディースカレッジのピアノ科で教えるベテラン奏者です。 (2023/10/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574479 |
アメリカ、フィラデルフィア生まれの作曲家アーロン・ジェイ・カーニス(1960-)は、同世代の作曲家の中でも最も重要な位置を占める一人とされています。様々な賞を獲得していますが、中でも2002年のグロマイヤー賞を最年少で受賞したことは大きな話題となりました。彼の作品は「新調性音楽」として分類され、これは20世紀を席巻した無調、12音音楽のような難解な旋律ではなく聞きやすく耳になじみやすい旋律を追求したもので、古典的な作曲技法を下敷きにした上で、新たな方向を模索するという、現代人にとっても、ある意味親しみやすい音楽なのです。「3つの味」は彼が外食するとき、色々な味を楽しみたいという気持ちをそのまま音にした作品で、もともとはトイピアノのために書かれています。ここではグランドピアノのために改編されたヴァージョンが演奏されています。いらいらするような「オスティナート」、ペルト作品を思わせる「子守歌」、ジャズ風味の「青い渦巻き」とエキセントリックでラジカルな音楽です。ヴァイオリニスト、エーネスと、カーニスの父の思い出のために書かれた「2つの楽章」、ガーシュウインのオマージュである練習曲第3番。どうぞ、じっくり聞いてください。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559711 |
20世紀から21世紀にかけて、フルートのために多種多彩な作品が生まれています。このアルバムでは5人のアメリカ現代作曲家の作品を収録。その中の4作品が世界初録音となる画期的な1枚です。抒情的で美しいカーニスの「エア」はもともとジョシュア・ベルのために作曲されたヴァイオリン曲ですが、初演以来、様々なアンサンブルのために編曲されており、このヴァージョンは世界初録音です。ファインの作品は、少年時代に夢中で石切遊びをしたという作曲家の思い出が描かれています。エルキーズの「ホ調のソナタ」はバロック風の味わいを持つエ第1楽章からジャズ風の第3楽章に至るまでの変化が楽しい作品。スコットランド高地の山脈にある3つの名山を表現したバーカーの「NaTriPeathraichean」、シンプルで新しい「パヴァーヌとシンメトリー」などヴァラエティ豊かな作品が楽しめます。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559831 |
現代アメリカの3人の作曲家によるギターを用いた室内楽曲集です。この新鮮な響きをとくとお楽しみください。カーニスの美しい歌曲集は、彼自身の「最愛の双子」の子どもたちのために書かれたもの。ソプラノのプリットマンはコリリアーノ作品で先鋭的な歌唱を聴かせた人ですが、ここでは一転、愛情溢れる表情を見せてくれます。リーダーマンの作品は極めて躍動的なギターと弦楽四重奏のための曲であり、またマッケイの作品はタイトル通り、聴き手の感覚を狂わせるような、この世のものとも思えないような不思議な世界を創り上げています。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559650 |
カーペンターは、必ずしも音楽だけを生業としていたわけではありませんでしたが、その音楽はセンスのよさと確かな技術に支えられた、耳に心地の良いものです。ヴァイオリン・ソナタや弦楽四重奏曲は、バックスやディーリアスといった、ノスタルジー系のイギリス音楽の味わいに近いものがあり、透徹したリリシズムが大変に魅力的です。しかし一層充実した、個性的な内容を誇っているのは、最も遅くに作曲されたピアノ五重奏曲というべきでしょう。全音階的な響きを巧みに使用し、濃密な感情表現に成功した第2楽章のクライマックスや、第3楽章を支配する踏みしめるようなリズムと和音打撃など、特に印象的です。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559103 |