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フランスのピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877~1962)は、その詩情あふれるピアニズムで、SPの時代において、最も高い人気を誇ったピアニストでした。彼のレパートリーのなかでも、いちばん支持をあつめたのはショパンとシューマンで、このCDには二人の協奏曲が収められています。シューマンの協奏曲は彼の愛奏曲のひとつで、3度もスタジオ録音されていますが、これはその最後、3度めの録音です。いっぽう、対照的にショパンの協奏曲は、この第2番の録音、ただ1つしか残されていません。2曲ともに50才代後半、彼の円熟期の録音です。(山崎浩太郎)(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110612 |
ロシアのオデッサで生まれたモイセイヴィチは「比類なきラフマニノフ演奏家」として知られていますが、ショパンに関してもすばらしい解釈を聴かせます。このショパンの第3集には第2次世界大戦の始まりから、1952年代の初め、78回転レコードの終焉までの彼の芸術が記録されています。中には2つのヴァージョンの「舟歌」(トラック2はレコードにならなかったもの)も含まれており、彼の芸術を聴き比べるにはまたとないアルバムとなっております。上品さを併せ持つ力強い打鍵から放たれる音は、まるで光を反映する水しぶき。煌めく美しさにしばし呆然とすること間違いなしです。ボーナス・トラックのラフマニノフ編曲によるメンデルスゾーンは彼の十八番。彼の才能を全世界に知らしめた伝説の名演です。(2010/08/18 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110770 |
柔和なイメージが強いショパンですが、ポロネーズだけは別格。ぐいぐい引っ張ってくれるような演奏で聴きたい作品群です。さて、今でも「最高のショパン弾き」として讃えられているアルトゥール・ルービンシュタイン。中でも彼の演奏するポロネーズは、その逞しい筋肉美が大層愛されています。ルービンシュタインはその生涯に、7番までのポロネーズを3回録音しましたが、この演奏はその2回目のもので、1950年代前半の円熟味を加えながらも体力たっぷりという、最上のルービンシュタインを楽しめるものです。まずは「英雄ポロネーズ」からいかがでしょう?次は「軍隊」、第5番の骨太な演奏もたまりません。(2010/05/19 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111346 |
ポーランドに生まれたピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887~1982)は、ショパンのポロネーズ集を生涯に3度録音しました。これはその最初のもので、34年から35年にSP用に録音されたものです。40代後半、まさにルービンシュタインが世界的な活躍を開始したころのもので、録音後の35年春には、アジア演奏旅行の一環として、日本も訪れることになります。生涯変わらなかった豪快華麗な音楽づくりの、若き日の姿です。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110661 |
もともとは三種の舞曲が元になっているマズルカですが、ショパンの手によって、実用的な舞曲としての性格を失い、芸術的なピアノ小品として生まれ変わりました。しかしながら、リズム、ルバート、転調の効果など、舞曲の源とした音楽的要素が内包されていることには変わりません。フリードマンは、とりわけこれらの要素に着目し、表出することに成功した数少ないピアニストの一人です。とぎすまされた技巧と、細部に至るまで磨き込んだテクスチャア。この録音を上回るマズルカの演奏は、いまだかつて現れていないといってよいでしょう。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110690 |
「マズルカはショパンの作品中、最も独創的なものだと思います。最も美しい、とはいえないにしても。ロシアの支配下に過ごした私たちは、ポーランドの歴史を読んだり、ポーランドの芸術を学ぶことを許されませんでした。私たちはショパンの中にこそ、行き場のない情動のはけ口を見いだしたのです。このマズルカ集のレコードが、世界中のみなさんに、ポーランド人にとってショパンとは何なのか、を感じるきっかけになることを祈ります」アルトゥール・ルービンシュタイン(1887~1982)はこのマズルカ集を録音するにあたって、こうコメントしています。(山崎浩太郎)(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110656-57 |
存命中より多くのピアニストたちに愛され、手がけられて来たショパンの作品ですが、そのロマンティックな人生にイメージを重ねられるのでしょうか、甘美で弱々しく、センチメンタルな弾き方をする演奏家が多かったといいます。その悪癖を排除すべく、作品に潜む古典的な堅固さ、クールな美しさに着目したのがルービンシュタインでした。今日のショパンの解釈に先鞭をつけた、いわば王道の解釈を具現化したともいえる彼の演奏ですが、そのもっとも早い録音の一つである30年代・旧盤の復刻です。(2001/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110659-60 |
ショパンの書いたワルツは、実用的なものから内省的なものまで幅がありますが、ウィンナ・ワルツともフランスのサロン風のとも違った、独特のリズムが内包されています。一部にはマズルカの影響も見られますが、いずれも着実なリズム感と適正なルバートの効果を生かすことが求められる作品です。コルトーは抑制の利いたルバートに加え、旋律線を貴族的に大らかに唄わせること、さらにバスを弛まずに維持することによって、これらなじみのある小品を品格あるものに仕上げています。ときおりミス・タッチは見られるものの、1・2・4番を初めとする技巧的な作品においては、過度に陥らないように制御しつつ妙技を披露しているところに、彼の知的側面を見ることが出来るでしょう。(2006/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111035 |