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Naxos Historical: アルバム一覧

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    ディーリアス:ヴァイオリン協奏曲/ピアノ協奏曲/夜明け前の歌(ロイヤル・フィル/ビーチャム)

    「英国印象派」ともいえるディーリアスの作品を特徴づけているのは、音楽の流麗さのみならず、懐古的で暖かな風景が眼前に浮かび上がるかのような心象です。しかしその心象は、いたずらに耽溺するたぐいの物ではなく、どこか達観した英国風の価値観が反映されている傾向が見られます。ビーチャムは単にディーリアスの側にいた指揮者と言うだけではなく、作品に潜むそういった特徴を体現するのに適合した資質を持つ表現者であったがゆえに、積極的にディーリアスの作品を取り上げ、また改訂も含め、作曲者はビーチャムの解釈を高く評価したのでした。(2006/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111006

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    ディーリアス:「村のロメオとジュリエット」(ロイヤル・フィル/ビーチャム)(1946-1952)

    早熟な天才でもなく、アカデミシャンでもなかったディーリアスは、大器晩成ながら、33歳で作曲した「丘を超えてはるかに」で既に円熟した技法を見せ、晩年に至るまで一貫した語法をもって自身の個性を確立した作品を世に送り出しました。イギリス人らしく、自国民が好む合唱・オペラを含む舞台音楽のジャンルの作品が多いのですが、不思議なことに彼の作品の根底に流れる音調が、日本人にはどこか懐かしく聴こえるという特長も持ち合わせています。ディーリアスに深い興味と理解を示したビーチャムが、これら傑作群を端正に仕上げています。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110982-83

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    ディーリアス:管弦楽作品集 1(ビーチャム)(1927-1934)

    「流麗に」。ディーリアスが作曲上の玉条として掲げていたのはこの一言でした。歌詞がなくとも、ふと口ずさめる自然な流れのメロディー、精妙な和声がおりなす洗練味。そして常にディーリアスの音楽の根底には、ヒステリックではない、諦観にも近い哀切が流れています。このCDに収められている「春、かっこうの・・・」や「セレナーデ」はまさにその代表です。彼の音楽は一聴にしてその精髄を捕らえるといった類のものではありませんが、虚心坦懐に耳を傾ければ、きっと魅了されることでしょう。彼の才能にいち早く注目し作品を広めることに貢献したビーチャムの、入魂のタクトさばきが甦るシリーズ第一弾です。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110904

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    ディーリアス:管弦楽作品集 2(ビーチャム)(1927-1936)

    明確な標題が付せられていなくとも、ディーリアスの音楽を聴くとある種の光景が喚起されると良く言われることですが、それがしばしば「懐かしさ」を感じさせるのは、精妙な和声や半音階的で流れるようなメロディーラインによって展開されるディーリアスの魔術の故かもしれません。このような音楽は演奏家が独り善がりの耽溺をしてしまうと、脆弱で背骨のないものになってしまう危険をはらみますが、ビーチャムのタクトは過感傷に陥ることなく、曲全体を引き締まったものとしています。事実、この第2集に収録されている「楽園への小道」は、作曲者自身が「最高の録音」と賛辞を送ったもの。ディーリアスが自身の作品をどのように演奏してもらいたいと望んだか、それを知る重要な資料ともなる貴重な一枚ともいえるでしょう。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110905

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    ディーリアス:管弦楽作品集 3(ビーチャム)(1928, 1938)

    若き日のディーリアスがアメリカ・フロリダのオレンジ農園にいた頃、彼の耳に届いたのは黒人奴隷の歌。新世界で触れたそれらの音楽は後に、このCDに収録されている「コアンガ」や「アパラチア」として結実したのでした。新世界のみならず異国情緒への傾倒を示したディーリアスの作品中、とりわけ「土着の感傷」を強く漂わせている銘曲の数々を、彼の作品のスポークスマン的存在であったビーチャムの指揮が端正に「描いた」一枚です。(2000/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110906

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    ディーリアス:管弦楽作品集 4(ビーチャム)(1946-1952)

    作曲面では弟子フェンビーの助力を、演奏面ではビーチャムという朋友を得たことによって、ディーリアスは自作を世に送り出すことができました。幸いなことにビーチャムが数多くの録音を残しており、日本でも戦後LPで発売されましたが、Vol.1の「初期録音」のみで、Vol.2は不評のため見送られたという経緯があります。このCDにはVol.2に収録された曲の一部が入っています。今では日本でも確固たる作曲家の地位を築いたディーリアスですが、その布石はビーチャムの録音から始まったといっても過言ではないでしょう。あたかも即興的に書き上げたかの趣がある「ブリッグの定期市」や、眼の前に情景が浮かぶような「春、かっこうの~」は、まさにビーチャムの独擅場です。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110984

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    ディーリアス:ピアノ協奏曲/ラヴェル:水の戯れ(モイセイヴィッチ)(1925-1950)

    20世紀初頭、新しい音楽的美学が台頭する中、なおロマン派の旗を掲げた多くのピアニストたちが存在しました。その筆頭であるローゼンタール、ホフマンらに続き名声を博したのがモイセイヴィッチです。苦労を感じさせない大きな技巧とともに、繊細さと旋律線を歌わせる能力に秀でた彼の演奏は、ラフマニノフにも高く評価されたことで知られています。そうした彼の能力は、ロマン派の大曲のみならず、このCDに納められた近代の小曲でも遺憾なく発揮されています。とりわけ、J.シュトラウスIIの「こうもり」によるワルツのパラフレーズは、ゴドウスキーによるワルツ編曲シリーズの史上最初の録音として注目に値するでしょう。(2003/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110689

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    ドヴォルザーク/グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲集(ミルシテイン)(1949-1951)

    12歳でアウアー門下に入ったミルシテインは、1922年ホロヴィッツらとともに「革命の子供達」として演奏活動をソ連国内で活発に行った後、1925年出国、西側諸国に活動の拠点を移しました。フィラデルフィアでアメリカデビューを果たした時、グラズノフの協奏曲を演奏し、それ以降、この曲はミルシテインの最も優れたレパ-トリーと見なされるようになったのでした。アウアー門下のヴァイオリニストの特長である技巧の確かさに加え、ミルシテインはアーティキュレーションの清澄さと、曲に吹き込む独特の息吹に人々は魅了されたと言われます。ドヴォルザークの第3楽章の舞曲的ロンド楽章に、その標がもっとも強く表れています。(2003/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110975

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    ドヴォルザーク:交響曲第6番/スーク:セレナード 変ホ長調/祖国新生に向けて(チェコ・フィル/ターリヒ)(1938)

    この録音は、ドヴォルザークの交響曲第7番(8.111045)とともにアビー・ロード・スタジオでの2日間のセッションで録音されたチェコのカリスマ指揮者ターリッヒの偉大なる演奏です。中でも「ソコル祭典行進曲」は彼の唯一の録音であり、今回が初CD化となる貴重なものです(LPにもなったことはありません)。スークの音楽の持つ牧歌的で明るい雰囲気がこの上なく表現された素晴らしい記録は、スラブ魂を理解する上で必要不可欠なものとして永遠に記録されることでしょう。(2010/07/14 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.112050

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    ドヴォルザーク:交響曲第7番、第8番(チェコ・フィル/ターリヒ)

    新世界より帰国したドヴォルザークを迎えて設立されたチェコ・フィル。何人かの指揮者を経て、世界に名をとどろかす優等なオケにレベル・アップしたのは、ターリッヒの尽力によるものでした。ともすれば鈍重になりがちなドヴォルザークの作品において、ターリッヒはメロディーラインを大きく歌わせること、その対照として、民族的な舞曲のリズムを鋭く刻むことによって、きりっとした演奏に仕立て上げることに成功しました。彼の細部まで入念に磨き上げられた演奏を聴くと、ドヴォルザークのオーケストレーションが、いかにバランスよく秀でたものであったかも判ります。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111045