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Toccata Classics: アルバム一覧

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    フュルステンタール:室内楽作品集 1 (ロゼッティ・アンサンブル)

    1920年、ウィーンのユダヤ人家庭に生まれたフュルステンタール。1938年にドイツがオーストリアに侵攻した際には、彼も多くのユダヤ人たちと同じくアメリカへ亡命しました。幸福な家庭と愛する人を失った彼は音楽の道を捨て、アメリカで会計士として生活の基盤を作り、一度はユダヤ人女性を妻に迎えましたが、すぐに破局してしまいます。しかし、亡命から35年を経て偶然、かつての恋人に再会した彼は忘れていた創作への意欲を取り戻し、2016年11月、96歳で生涯を閉じるまで数多くの作品を書き上げました。彼が語った言葉、「作曲をするとき、私の心はウィーンに帰る」は亡命音楽家たちを象徴する言葉として、2017年、日本で開催された展示会のスローガンにも使用されました。フュルステンタールの作品のほとんどは歌曲ですが、ここには珍しい室内楽作品が収録されており、1900年代前半の良きウィーンを思い起こさせる美しい旋律を聴くことができます。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0519

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    フュルステンタール:声楽作品集(フィンガーロス/ムイジ)

    1920年、ウィーンのユダヤ人家庭に生まれたフュルステンタール。若い頃の彼は、後に夫人となるフランソワの家の週末パーティで、しばしば美しいテノールで愛の歌を歌ったというほど、歌に魅了されていました。しかし、ナチス勢力が拡大するに伴い、フュルステンタールの家族は愛するウィーンの生活を棄て、イギリスを経由してアメリカに亡命する決意をします。しかし、彼と母は難を逃れたものの、父親はナチスに捉えられ、強制収容所で命を落としてしまいました。その後、会計士として生活の糧を得て、ユダヤ人の女性と一度は結婚するものの上手く行かず、結局は35年間離れていた恋人のフランソワと結ばれ、作曲への衝動も再燃し、若い頃の情熱をもう一度譜面に書き移すことになったのです。そしてこのアルバムのリリースを待たずして、2016年11月に波乱万丈の96年の生涯を閉じました。ロマンティックな歌曲には、止まっていた35年間の思いが満ち溢れています。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0354

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    フラー:エニグマ/ヴォイシズ-スティル/…コールド・アンド・カーム・アンド・ムーヴィング(ヘルシンキ室内合唱団/ウーシンタ室内アンサンブル/シュヴェッケンディーク)

    スイスに生まれ、現在はウィーンに拠点を置く現代作曲家ベアト・フラー(1954-)の作品集。彼は人間の声の可能性を追求し、いくつかの面白い作品を書いています。レオナルド・ダ・ヴィンチのテキストを用いた「6つのエニグマ」は力強いアカペラで歌われますが、時としてロマンティックな響きを纏いながら、柔らかい感触を聴き手の耳に残していきます。古代ローマの詩人ウェルギリウスのラテン語の詩をフラー自身がドイツ語に翻訳したテキストによる「voices ‐ still」では自在なアンサンブルと声の共演が楽しめます。器楽のみの「… cold and calm and moving」はタイトルの通り冷たく静かな作品で、断続的に聞こえるハープの響きを縫って、各楽器が思い思いの歌を奏でていきます。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0360

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    ブラームス:アレンジメンツ 1 (ゼブラ弦楽三重奏団)

    ブラームス(1833-1897)は、例えば交響曲などを作曲する際に、まずは2台ピアノ版のスコアを書いてから、オーケストレーションを行うことがほとんどでした。他の作品も、完成までに楽器編成が変更になっているものがしばしば見られ、それはブラームス自身の探求心の現れであったと言えるのかもしれません。1864年に作曲されたピアノ五重奏曲Op.34は、最初(このCDに収録されている)弦楽五重奏曲として構想されたのですが、試演の際の評価が芳しくなかったために破棄されてしまいました。後に2台ピアノのためのソナタとして書き換えられ、周囲からの助言もあり、最終的には現在の形として定着したものです。ここでは、破棄された弦楽五重奏版をチェリストのカルットゥネンが復元したものを演奏。ブラームスの最初の構想をなぞるに相応しい演奏となっています。もう1曲は、クラリネット五重奏曲のクラリネットをヴィオラに置き換えたもの。最初はかなり驚きますが、聴いているうちに「これもありかな」と思えてくるのが、ブラームスの懐の深さでしょう。(2012/08/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0066

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    ブラームス/ソーデルリン/ルーザス/ケレム/エルコック:管弦楽作品集(コダーイ・フィルハーモニー管/マン)

    TOCCATA CLASSICSレーベルの創業者、マーティン・アンダーソンの妻ヨディット・テクレが病を宣告されたのは2014年の後半のこと。彼は最愛の妻の気持ちを慰めるために2015年の彼女の誕生日である12月にコンサートを開くべく、友人の作曲家たちに「弦楽合奏のための作品」を依頼しました。しかし、そのコンサートは実現することなく、ヨディットは37歳の若さで2015年4月24日に5歳の息子アレックスを残してこの世を去ってしまいました。/彼女のためのコンサートは実現しませんでしたが、その際に作られた作品だけでなく、最終的には100以上の弦楽オーケストラのための曲が寄せられました。「我が愛への音楽のプロジェクト」と名付けることができるまでになったのです。このCDの販売利益は、2つの慈善団体(ヨディットの最期を力づけた)に寄付され、彼女の命を奪った「癌撲滅」のために使われることとなります。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0333

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    ブラームス・バイ・アレンジメント 2 - ホロウェイによるオーケストラ編曲集(BBC響/マン)

    TOCCATAのブラームス・バイ・アレンジメント、第1集は弦楽五重奏曲やクラリネット五重奏曲を弦楽三重奏に凝縮したものでしたが(TOCC-66)、この第2集は4手連弾または2台ピアノによる曲をオーケストラへと拡大したプロジェクトです。編曲は英国の作曲家ロビン・ホロウェイ。彼は「2台ピアノのためのソナタ Op. 34a」について「規模の大きさと充実した構造、作品に込められた野心と感情の深さは、シンフォニックな表現が似つかわしい」と語り、交響曲として再創造しました。シューマンの「カノン形式の練習曲」はドビュッシーが2台ピアノに編曲した版を更にオーケストレーションしたものです。(2023/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0450

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    フライ:ピアノ作品集 1 (スプレット)

    スイスのピアニスト、作曲家エミール・フレイ(1889-1946)。この名前を知っている人はほとんどいないでしょう。彼の作品は暗くドラマティック、そして突然爆発的なエネルギーが噴出します。キャリアの初期にはフォーレ、エネスクの影響が感じられ、その後は革命前のロシアでの教育と、後期ロマン派の爛熟した雰囲気のすべてを取り込み、類をみない音の世界が構築されています。このアルバムに収録されている作品のうち、Op.12は確かにフォーレ風ですが、「ルーマニア民謡による変奏曲」では独特の音使いと、技巧的なフレーズに耳を奪われることでしょう。1933年の「パッサカリア」での偏執的な音も、聴き進むに従って病み付きになりそうです。1983年、スイス生まれのピアニスト、ルイザ・スプレッドによる共感に満ちた演奏で。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0339

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    ブライアン:バリトンのための歌曲集(ライナー・クック/ヴィニョールス)

    (2007/03/01 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0005

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    ブライアン:管弦楽作品集 1 - ブルレスク変奏曲/田舎の風景/悲歌(BBCスコティッシュ響/ウォーカー)

    (2011/05/25 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0110

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    ブライアン:管弦楽作品集 2 - 交響的変奏曲/組曲「トゥーランドット」/3つの小品/ファウストの夜行(BBCスコットランド響/ウォーカー)

    伝説的な作曲家として知られるブライアン。彼は生涯に32曲の交響曲を書き(最後の第32番は90歳を過ぎてからの作品!)他にも、オペラを始めとした数多くの作品を残しています。彼は全部で8つのオペラを手掛けましたが、そのうち2作は未完であり、1作は紛失したため、現在5作がカタログ上に存在します。しかし、ほとんど上演されることがないので、耳にする機会もまずありません。このアルバムには彼のオペラから派生した管弦楽作品を収録しています。トラック1-9の変奏曲は、オペラ「虎」の関連作品で、トラック14の悲劇的前奏曲は、オペラ「チェンチ」の前奏曲として用意されたものです。どの曲も驚くほど親しみやすく、また印象的であり、誰もが楽しめる作品となっています。(2012/06/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0113