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New Releases - 2019年11月 発売タイトル

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    スタンチンスキー:ピアノ作品全集 1 (ソロヴィエヴァ)

    アレクセイ・スタンチンスキーはロシアの作曲家。モスクワ音楽院でタネーエフとジリャーエフに師事、傑出した才能が高く評価されましたが、父親の死を境に体調を崩してしまい、作曲への意欲が衰えた結果、26歳の若さでこの世を去った時には限られた少数のピアノ曲が遺されたのみでした。これらの作品は出版されることもなく作曲家の死後は忘れ去られていましたが、彼の早すぎる死を惜しんだ級友たちの手により、1940年代から少しずつ出版され、ようやく周知されるようになったのです。ユニークな旋法を用いた旋律や、精緻な対位法、半音階的手法が用いられた素晴らしい作品ばかりであり、時にはプロコフィエフを思わせる風刺的な表現も感じられるなど聴きごたえのあるものとなっています。このアルバムにはモスクワ生まれのピアニスト、ソロヴィエヴァの演奏で、スタンチンスキーが1910年までに作曲した全作品を収録。世界初録音を含む貴重な1枚です。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP766

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    チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(ナレーション付き、M. ナイト、S. コックスによる金管七重奏と打楽器編)(ジャコビ/セプトゥーラ/ラムスダイン)

    チャイコフスキーの三大バレエの一つ「くるみ割り人形」は、物語の舞台がクリスマスに設定されていることもあり、現代でもクリスマスに上演されることの多い人気演目です。このアルバムでは、2019年に初来日を果たしたロンドンのトップ奏者たちによる金管七重奏「セプトゥーラ」の演奏を収録。マシュー・ナイトとサイモン・コックス、このメンバー2人の絶妙な編曲で、新たな響きを獲得した素晴らしい「くるみ割り人形」を楽しめます。ナレーターを務めるのはイギリスの名優デレク・ジャコビ。舞台や映画で培った表現力をフルに生かし、物語に彩りを添えており、全曲を効果的に盛り上げています。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574157

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    ハーパネン:フルート協奏曲/レディース・ルーム/コンパルション・アイランド(ユントゥネン/小山裕幾/フィンランド放送響/リントゥ/スロボデニューク)

    1970年フィンランド出身の作曲家ペルットゥ・ハーパネンの作品集。シベリウス・アカデミーで作曲を学び2002年に卒業、フリーランスの作曲家として活躍するハーパネンは、最初、劇音楽を中心に作品を書いていましたが、2004年にはパリのIRCAMにてエレクトリック・ミュージックを習得するなど、様々な分野に挑戦。以降、意欲的な作品を次々に発表する注目の作曲家です。このアルバムには最近作曲された「フルート協奏曲」を含む3つの作品を収録、その多彩な作品をハンヌ・リントゥの指揮でお楽しみいただけます。「Compulsion Island」はフィンランド放送交響楽団の委嘱作で、多層に渡る豊かな音が交錯するドラマティックな曲。全編うねるような響きと、突如鳴り響く轟音が印象的な作品です。「フルート協奏曲」は単一楽章の中に2つの異なる素材を盛り込んだという興味深い曲。フルートの性能が極限まで追求されています。2006年、ムジカ・ノヴァ・フェスティヴァルのために作曲された「淑女の部屋」も様々なテキストを用い、幅広いヴォーカル・テクニックが要求された作品。ハーパネンの実力を知ることができます。フルートのソロを担当する小山裕幾は1986年生まれ。現在、フィンランド放送交響楽団の首席奏者を務める注目の演奏家です。 (2019/11/29 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1307-2

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    ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/4つのバラード(フォークト/ロイヤル・ノーザン・シンフォニア)

    2017年まで、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを自ら指揮し、ベートーヴェン協奏曲ツィクルスに取り組んできた名手ラルス・フォークト。今作で彼が取り組むのは、ブラームスのピアノ協奏曲 第1番。それも自らオーケストラを指揮しながらピアノを弾くという難題に挑戦します。もともとオーケストラ・パートが充実しており「ピアノ付の交響曲」と呼ばれるこの作品、もちろんピアノ・パートも分厚い和音と困難なパッセージが続出するため、この曲を弾き振りするなんて不可能では…。フォークトはそんな不安をよそに、実に雄大な音楽を創り上げていきます。劇的な第1楽章の冒頭からぐいぐいと聴き手の耳を引きつけ、音楽にのめりこませます。第2楽章では穏やかな旋律を心を込めて歌わせ、第3楽章では息をもつかせぬ迫力で作品に対峙します。併せて収録されている「4つのバラード」はブラームス初期の作品。とはいえ、重厚な協奏曲に比しても遜色ないほどの完成度を誇っており、ここでもフォークトは隅々まで心の通った演奏を繰り広げています。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1330-2

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    カールソンス:さあ、祈りましょう/礼拝/魂の涙/われらのために祈れ(ラトヴィア放送合唱団/シムクス/シンフォニエッタ・リーガ/クラーヴァ)

    現代のラトヴィアを代表する作曲家の一人、カールソンスの宗教的合唱作品集。タイトルである「Oremus」は2018年、ラトヴィア放送合唱団のために作曲された作品で、カールソンスはこの合唱団の高い能力と音楽性を念頭に置き、複雑なハーモニーに彩られたメッセージ性の高い曲を書き上げました。作品は“リンカーンセンター・ホワイトライト・フェスティバル”で初演され大好評を得ています。「Adoratio」は演奏時間30分以上を要する合唱とオーケストラのためのシンフォニー。全体は4つの部分で構成された劇的な作品で、オーケストラと合唱の真剣勝負が繰り広げられます。作曲者自身の短い詩による「Le lagrime dell’anima…」は美しい夕暮れの中、7つの星を眺めている時に生まれたという旋律が様々に展開されていく美し作品。指揮者クラーヴァのために書かれた「Ora pro nobis」では、中世時代の聖母マリアへの賛美の詩が力強く歌われます。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1342-2

  • シェイクスピア ウインザーの陽気な女房たち[DVD]

    【RSCによるシェイクスピアの傑作喜劇】ヴェルディ『ファルスタッフ』やオットー・ニコライによるオペラ化でも有名な、シェイクスピアによる喜劇の傑作『ウインザーの陽気な女房たち』が、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによるツボを押さえた演技で登場。現代の中に中世要素を織り交ぜた折衷の衣装や舞台も、作品の世界づくりに大きく貢献しています。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1293D

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    チャイコフスキー/レーガー/リスト/ドビュッシー/スクリャービン/ストラヴィンスキー:ピアノ作品集(4 Elements, Vol. 2: Fire)(小菅優)

    ピアニスト、小菅優が2007年から取り組むコンサート・シリーズ「Four Elements」(四元素/水・火・風・大地)。すでにCD化された第1作「Water」(ORC10092/NYCX-10037)では、変幻自在に姿を変え、人々の感情に入り込む「水」の様々な姿を描き出し大好評を博した彼女、第2作では「火」をテーマに、またもや多彩な作品に命を吹き込んでいます。「火」と言えば、真っ先に連想されるのが神話に登場するプロメテウスであり、神を無視して火を盗み人類に分け与えた存在とされています。小菅はリストの交響詩「プロメテウス」(L.シュタルクによるピアノ編)を取り上げ、プロメテウスに対する神の怒りまでをも存分に表現しています。また、このアルバムには第一次世界大戦中に書かれた曲が中心に収録されているのも聴きどころの一つ。この時代の人々が抱いた不安と感情を根底に置きながら、炎の持つ神性と悪魔性を描き分け、大胆な感情表現で音による「火(戦)」を描き出します。最後に置かれたストラヴィンスキーの「火の鳥」抜粋では、まさに大地と大空全てを舐めつくすかのような音による巨大な炎を感じることでしょう。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100108

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    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 9 - 第7番、第18番、第32番(ビス)

    1980年アメリカ生まれのジョナサン・ビス。祖母はサミュエル・バーバーからチェロ協奏曲を献呈された名チェリスト、ラヤー・ガールブゾヴァ、父はヴィオラ奏者ポール・ビス、そして母は、彼が生まれる直前にマゼールの指揮でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を演奏したという名手ミリアム・フリードという、錚々たる音楽一家の出身です。6歳から本格的にピアノを学び、優秀な教師に恵まれ着々と成長を重ねピアニストとしての足掛かりをつかんだビス、彼が9年間に渡って録音を続けてきた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」が遂に完結しました。この第9集では初期、中期、そして晩年の3つの時代の締めくくりとなる作品でまとめ、ベートーヴェンの創作活動の総括を表現することに成功しています。第32番のソナタでの最後の静かな音がとりわけ強く印象に残ります。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100109

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    合唱で聴くクリスマス(ロンドン・コーラル・シンフォニア)

    イギリスの指揮者マイケル・ウォルドロン率いる「ロンドン・コーラル・シンフォニア」はトリニティ礼拝堂でのコンサートを開催するために、2008年、ケンブリッジ大学の若く才能ある学生たちによって結成された声楽アンサンブル。年間を通じイギリス国内の様々なホールで幅広いレパートリーを披露しています。このアルバムでは、伝承曲を始めとしたお馴染みのクリスマス作品を心を込めて歌っています。どの曲も手の込んだアレンジが施されており、編曲を担当した一人、デヴィッド・ウィルコックスは現代イギリスにおける劇場音楽の第一人者たちです。またマックス・パッペンハイムはこのアンサンブルのオルガニスト。歌手たちの声を知り尽くした変幻自在なアレンジが見事です。とりわけ「オー・ホーリー・ナイト」ではオルガン、トランペットの華やかな響きと、中間部の荘厳な対位法が聴きどころです。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100110

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    ハンコック:歓喜の組曲/英雄の主題による変奏曲/ヴァイオリン協奏曲(リーベック/BBCコンサート・オーケストラ/パリキアン)

    映画音楽やテレビの劇音楽などで活躍する現代作曲家スチュアート・ハンコックの作品集。華麗なオーケストレーションとエキサイティングな作風は世界中のファンを魅了しています。このアルバムはハンコックが愛するハリウッド映画への賛辞でもある「英雄的な主題による変奏曲」で幕を開け、「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲」 、アルバムタイトルでもあるオーケストラのための組曲「RAPTURES」へと続きます。「RAPTURES」はもともと弦楽四重奏曲として考案されましたが、今回の録音のためにオーケストラ版に拡大されており、豊かな音色と華やかさを備えた堂々たる作品へと変貌しています。指揮を務めるのはレヴォン・パリキアン。ジョージ・ハーストとイリア・ムーシンに師事。現在はオックスフォード市管弦楽団の首席指揮者を務める傍ら、イギリスの主要オーケストラへの客演やロンドン王立音楽大学をはじめ各地のユース・オーケストラの指導にも当たる注目の指揮者です。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100111