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New Releases - 2019年11月 発売タイトル

Search results:107 件 見つかりました。

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    トゥチャプスキー:生贄/5つのモテット/讃歌集/7つの悲しみ(フォークス/ハント/バース・カメラータ/ペリン)

    チェコの作曲家、トゥチャプスキー。モラヴィア男声合唱団のメンバーであり、オストラヴァ放送児童合唱団の指揮者としても活躍、1975年からは主として作曲家として数多くの合唱作品を作曲しました。チェコ出身でありながら、その作品は複雑なハーモニーとリズムに彩られており、ブリテンの合唱音楽に似た雰囲気を持っています。また「生贄」で多用されるシンコペーションは作品に独自の味わいを持たせています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD205

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    スプラトリング:合唱作品集(イングリッシュ・ハーモニー合唱団/レンネルト)

    イギリスの現代作曲家スプラトリングの作品集。彼の作品はイギリス国内でもほとんど知られておらず、わずかに「弦楽のためのシンフォニエッタ」が時折演奏されるのみでしたが、20世紀になって少しずつ人気を獲得しつつあります。激しい喜びが炸裂する「聖霊のミサ」のグローリアや、静謐さの中に時折見られる強烈な官能性が印象的な「ハープのためのソナチネ」など聴きごたえのある音楽です。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD206

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    ラター/シアリング/ヴォーン・ウィリアムズ/リチャーズ:合唱作品集(ミュージック・トゥ・ヒア)(チェルトナム・バッハ合唱団)

    このアルバムで指揮者を務めるブライアン・ケイ(1944-)は、もともとイギリスの名ヴォーカル・アンサンブル“キングズ・シンガーズ ”の創設メンバー。1960年代から1970年代までバス・パートを歌い、文字通り、アンサンブルを支えていた歌手です。脱退後はBBCラジオのプレゼンターや、様々な合唱団の指揮者として大活躍しています。このアルバムは、1946年設立、イギリスを拠点にするチェルトナム・バッハ合唱団との演奏を収録した1枚。ケイは伝統を重んじる合唱団から軽やかなハーモニーを見事に紡ぎ出すことに成功しています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD207

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    ブライト/ギップス:ピアノ協奏曲集(ロイヤル・リヴァプール・フィル/ピーブルス)

    イギリスの知られざる2人の女性作曲家、ドーラ・ブライトとルース・ギップスのピアノ協奏曲集。2人とも作曲を始める以前はすばらしいピアニストであり、作品の出来栄えからも、彼女たちが高い音楽性と卓越した技術の持ち主であることが理解できることでしょう。ブライトの協奏曲はリストとバーナード・ショーに絶賛されたという作品。楽器の性能を知り尽くした彼女ならではのピアニズムを湛えた創造性豊かな協奏曲です。変奏曲も巧みに構成されており、華麗で機知に富んだ音楽です。ブライトの60年ほど後に生まれたギップスも天才少女として賞賛されましたが、経歴の途中に手に怪我をしてしまい、作曲家に転向しました。5つの交響曲をはじめ、何曲かの協奏曲が知られています。華麗なオーケストラ・パートが魅力的な協奏曲、「Ambarvalia=豊饒を願って畑を祓い清める古代ローマの祭」と題された小さなオーケストラ曲も豊かな楽想を持つのどかで魅力的な作品です。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD273

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    ハート:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 1 - ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第3番/前奏曲/バッハのコラールによる2つのパラフレーズ(コリンズ/マッカラム)

    南ロンドン、ブロックリーで生まれたフリッツ・ハート。アイルランドからやってきた物売りの父と、コーンウォール出身でピアノ教師の母のもと、5人兄弟の長男として生まれた彼は、家庭の事情で音楽を専門に学ぶことはできませんでしたが、母からピアノの手ほどきを受け、その後はウェストミンスター寺院の聖歌隊に属し、ここで対位法や作曲、ピアノを学ぶチャンスを得ることができました。そして当時音楽界を席巻していたワーグナーの音楽に触れ、本格的な音楽家を目指すこととなります。やがて、オペラ・カンパニーの興行に随行した先のメルボルンで職を得たことがきっかけで、オーストラリアでの活動を足掛かりを作っただけではなく、1936年にはハワイ大学の初の音楽の教授になり、ホノルル交響楽団の常任指揮者になるなど、起伏に富んだ人生を送りました。またホルストとも親交を結び、彼の娘イモージェンの名付け親になったことでも知られています。このヴァイオリン・ソナタには明確な印象派の影響が見てとれますが、彼のルーツであるケルト風の旋律も聞こえてくるなど興味深い作品に仕上がっています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0470

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    ツォルティス:海の星/闘争中のこと/その動きが意味するもの/骰子城の秘密(アギ/マイヤー)

    アテネで生まれ、現在パリを拠点に活躍する作曲家ニコラス・ツォルティスの作品集。2008年に開催された国際作曲コンクールの全てで優勝したという逸材で、現在では主に劇音楽や映像の分野で作品を発表しています。このアルバムに収録された作品のうち「Les myste?res du cha?teau du De?」と「.L’e?toile de mer」はマン・レイのモノクロ無声映画からインスパイアされた曲。「What the wave meant」はレッド・ホット・チリ・ペッパーズの“Can’t Stop”に由来し、「… de ce qui est en lutte」は古代ギリシャのヘラクレイトスの格言がもとになっています。どの曲もフランスのシュルレアリスム(超現実主義)と伝統的なポリフォニーの融合を目指して生まれたもので、もともとは4作ばらばらに構想されましたが、演奏家であるダス・ノイエ・アンサンブルが4曲からなる組曲として設定、コンサートなどで演奏していることから、今回のアルバムでもその方法が採用されました。各々の楽器の音が溶け合い、不思議な音響を創り上げています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0493

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    アグニュー:ピアノ作品集(マッカラム)

    20世紀初頭のオーストラリア出身の作曲家の中で、数少ない国際的な成功を収めた一人、ロイ・アグニューのピアノ曲集。ドイツ・ロマン派から印象派、新古典派までありとあらゆる外部の影響を上手く取り込み、自身のスタイルに反映させた人です。作品はバラエティに富み、幅広い魅力を備え、かつロマンティックなスタイルを持っています。即興的なフレーズが次々と現れるラプソディ、ラヴェルを思わせる変幻自在なトッカータなど、冒頭の2曲を聴いただけでも、アグニューの多彩な作風とセンスの良さを知ることができます。また、抒情的な作品ではスクリャービンの神秘性も感じさせます。万華鏡を覗くかのような楽しさが味わえる1枚です。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0496

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    モシュコフスキ:管弦楽作品集 1 - 交響詩「ジャンヌ・ダルク」(ハウファ/シンフォニア・ヴァルソヴィア/ボブソン)

    ユダヤ系ポーランド人ピアニスト、モーリッツ・モシュコフスキ。優れたピアニストでもあったため、現在ではもっぱら「ピアノのための15の練習曲」、もしくは華麗な技巧を駆使した「ピアノ協奏曲 ホ長調」ばかりが知られています。しかし彼はピアノ曲のみを残したわけではなく、ヴァイオリン曲や管弦楽曲、オペラ《ボアブディル》など大規模な作品も書き、とりわけオペラの中のバレエ作品は当時大人気を誇りました。このアルバムには彼が20代前半に作曲した交響詩「ヨハンナ(ジャンヌ)・ダルク」(世界初録音)を収録。フリードリヒ・シラーの戯曲を元に、気高く美しい少女の死と変容を描いた作品です。モシュコフスキ自身は、ワーグナーとヨアヒム・ラフからの影響を認めていますが、華麗なオーケストレーションからは、60年後のハリウッド映画音楽を予見させるほどの独自性も感じられます。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0523

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    グレーデナー:管弦楽作品集 1 - ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番(ポリック/ウクライナ国立響/ラプル)

    ドイツで生まれ、ウィーンを拠点に活躍したロマン派の作曲家ヘルマン・グレーデナー。存命時には作曲家、教師として尊敬を集めましたが、没後は次第に忘れられ、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。2曲のヴァイオリン協奏曲は彼の代表作でありながら、このアルバムが世界初録音となります。ドイツ風のかっちりとした構成と、美しいメロディに溢れた全曲からは、確かにブラームスやシベリウスの影響も感じられますが、第1番の終楽章で聴かれる民謡風の旋律や、ベートーヴェン作品を思わせる決然とした主題が魅力的な第2番の第1楽章などからは、グレーデナー独自の確かな作曲技法をうかがい知ることができます。存分に歌う魅力的なヴァイオリンの響きをお楽しみください。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0528

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    プロクター=グレッグ:室内楽作品集 1 - ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第4番(ロング/バックル)

    ハンフリー・プロクター=グレッグ(学生たちや彼の同僚はP=Gと呼んでいた)はイギリスの現代作曲家。ロイヤル音楽カレッジでスタンフォードに作曲を師事する一方、オペラの研究でもスカラ座への留学のための奨学金を受けるなど卓越した才能を誇っていました。そのため、オペラの翻訳者として高く評価されただけではなく、マンチェスター大学の音楽学部を設立するなど、音楽全般の普及に尽力、様々な功績を残しています。指揮者ビーチャムとも親しく、生涯に渡ってビーチャムと協力体制を取り、プロクター=グレッグが書いたビーチャムについての著作の収入で指揮者の胸像を制作したというエピソードも残されています。このように、自身の興味の範囲が広かったプロクター=グレッグですが、その作品にはディーリアスとフォーレの影響が表れており、抒情的で繊細なハーモニーは外向的なオペラとはまた違う風情を持っています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0539