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New Releases - 2020年03月 発売タイトル

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    ダンディ:ヴァイオリン・ソナタ Op. 59/アンダンテ/デュピュイ:ヴァイオリン・ソナタ(プルヴォスト/レイエ)

    【フランス、ベルギーのヴァイオリン秘曲を集めた好企画!】フランスはベルギーに近いリール出身、IntegralやContinuoといったレーベルでのフランス秘曲開拓に定評のある名手プルヴォストと、ゴダール(GP683、GP684)、タンスマン(8.572266、8.573021)、バクリ(8.572530)などのアルバムで高い評価を得ているベルギーのピアニスト、レイエス。知られざる作品に光を当てることに長けた二人が手を組み、フランスとベルギーの作品を集めたアルバムを製作しました。ダンディのソナタはそれなりに演奏されるものの、若き日に書かれたアンダンテや、フランスのオルガン奏者ボナルの小品、ベルギーの作曲家デュピュイによるソナタなどは、ほとんど知られていないもの。いずれも抒情的なメロディ・ラインが魅力的な歌心溢れる作品ばかりで、しなやかで優美な二人の演奏が、曲の魅力を十二分に引き立てています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP007

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    ベートーヴェン/クーラウ:フルートとピアノのための作品集(クラウス/チャイ・スーアン)

    【ベートーヴェン記念年に聴く、当時のフルートに託された音楽とは…古楽器で知る秘められた世界】古楽をめぐるさまざまな珍しい聴覚体験と私たちを引きあわせてくれるRAMEEレーベルがここで提案する世界は、19世紀初頭のフルートを巡る室内楽。キィの数はまだ18世紀のフラウト・トラヴェルソ同様ほとんど増えていない頃の、ドレスデンのグレンザーによるモデルの楽器とフォルテピアノで奏でられるのは、ドイツに生まれデンマークで活躍した名匠クーラウの音楽。「フルート界のベートーヴェン」とも言われ、作品数も多いこの作曲家の緻密な音世界は奏者たちもよく知るところですが、当時の楽器に立ち返ることでさらにその充実度に気づけるというものでしょう。またその作品と並べてみることで、ベートーヴェンの初期作(三重奏セレナードOp.25)を原曲とする作曲家監修の編曲版セレナードOp.41も俄然魅力的に響きます。2020年ベートーヴェン生誕250周年の大掛かりなプロジェクトの数々を横目に、これまであまり広くアピールがなされてこなかったこのような秘曲群にも光が当たりはじめています。しかも今では古楽器を用いてそうしたアプローチを試みる奏者も多くなっているところ、これまでにも増して楽聖ベートーヴェンの素顔に近づける時代になりつつあると言えるでしょう。ジュリアン・ショーヴァンを中心とした美しい映像作品『パリの黄金の間』 (BAC171/BAC571/NYDX-50054)での活躍も記憶に新しい、イスラエル出身の古楽系フルート奏者タミ・クラウスと、彼女と長年デュオを組む歴史的ピアノ奏者シュアン・チャイ。古楽先進国オランダで活躍する俊才二人の解釈でどうぞ。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM1903

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    ヴェストホフ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番 - 第5番/ヴァイオリン組曲 イ長調(ニキタソヴァ)

    【ドイツ・バロックの名手が弾く、バッハに先立つ無伴奏ヴァイオリンの名作】当時ドレスデンで活躍した多くのヴァイオリストの中でも重要とされ、ヨーロッパ各地の演奏旅行で名声を博したヴェストホフ。大バッハの一世代上の彼が残したこれらの組曲(パルティータ)は、一挺のヴァイオリンのみによる多声的な技術がふんだんに盛り込まれている点で、バッハ以前で最も注目すべき作例とされています。ここには主に1696年ドレスデンで出版された作品集から収めらていますが、1曲(9-13)はヴェルサイユ宮殿における演奏でルイ14世に称賛された1683年にパリで出版されており、当時の彼の名声を伝えるものと言えるでしょう。演奏は、ドイツにおけるバロックから古典派にかけての作品を重点的にレパートリーとするヴァイオリニスト、ニキタソヴァ。名手の作らしく、技巧的であるばかりでなく流麗な美しさを湛えたこれらの作品を、しなやかに歌い上げています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC412

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    ライヒャ:ピアノ作品全集 4 (レーヴェンマーク)

    ハイドン、ベートーベンの友人であり、パリ音楽院の作曲家教授としてベルリオーズ、リスト、フランクを育てたことで知られるチェコ生まれの作曲家アントワーヌ・ライヒャ(アントニーン・レイハとも)。作曲家としてはオペラやカンタータをはじめ、あらゆるジャンルの作品を手掛けており、とりわけ木管楽器を用いた室内楽作品が知られていますが、ピアノ曲は最近までほとんど演奏されることがありませんでした。TOCCATAレーベルではライヒャのピアノ作品全曲録音を敢行、これまでにソナタや変奏曲、練習曲などがリリースされています。第4集には2つの壮大なソナタを中心に、幻想曲やアンダンテなどの小品を、シリーズを通してライヒャ作品に取り組むレーヴェンマークの演奏で収録。バロックの様式を守りながら、新しい試みが取り入れられた端正な作品を楽しめます。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0273

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    サルメンハーラ:オルガン作品全集(レヘトラ)

    20世紀後半フィンランドの作曲家エルッキ・サルメンハーラ。シベリウス音楽院でヨーナス・コッコネンに作曲を学んだ後、ウィーンへ赴きリゲティの元で研鑽を積み、リゲティ作品についての論文で博士号を取得、ヘルシンキ大学で教鞭を執るかたわら、フィンランド作曲家協会とフィンランド交響楽団協会の会長を兼任、フィンランド音楽界に高い貢献を果たした人です。このアルバムには、リゲティの影響が感じられる前衛的な作品から、オランダのミニマリスト、シメオン・テン・ホルト風の作品まで、オルガンの多彩な響きを用いた世界初録音を含むさまざまな曲が収録されており、サルメンハーラの作風の変遷を知ることができる興味深い1枚に仕上がっています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0515

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    ゴルトナー:モダン組曲集 1 - 第3番, 第4番, 第6番(ベックマン/トゥルー)

    19世紀に活躍したピアニスト、作曲家ヴィルヘルム・ゴルトナー。彼はハンブルクのユダヤ人家庭に生まれましたが、若い頃の足跡はほとんど知られていません。15歳でライプツィヒ音楽院に入学、多くの音楽家たちと親交を持ち、その後はパリへ移住。彼の魅惑的な作品はとりわけサロンで人気を博し、出版社からの注文が引きも切らなかったと言われます。なかでも1875年に書かれたピアノ・デュエットのための「近代的な組曲 第1番」は高い人気を博したため、ゴルトナーは求めに応じ、その後12年間で6つの組曲を作曲、しかし、6曲全てが1904年に再販されてからは、急速に人気を失い、すっかりレパートリーから抜け落ちてしまいました。今回の録音は、ゴルトナー作品の魅力を再発見する機会となることでしょう。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0527

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    ヴィンチ:最も知られる14の神聖なソネット(バレット/アンダーソン/マクストゥーツ/ヒリスラク/ノータ・ベネ・ヴィオール・コンソート)

    イタリア・ルネッサンス後期の時代に活躍した作曲家ピエトロ・ヴィンチ。出生時の詳細は分かっていませんが、恐らくシチリアのニコシアで生まれ、ベルガモに赴き宮廷につかえたのち、シチリアのさまざまな都市で作曲家として活躍、マドリガルと教会音楽のいくつかを出版しています。この「最も知られる14の神聖なソネット」は、ミケランジェロの友人として知られる女性詩人ヴィットリア・コロンナ(ジャケットに描かれている人物)のソネット集に曲をつけたもの。キリストの誕生、死、変容の様子を、マドリガルの様式で描き出しています。ボストンを拠点とするヴィオール・アンサンブル「ノータ・ベネ」の見事な演奏で。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0553

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    スティーヴンソン:ピアノ作品集 4 (ギルド)

    20世紀スコットランドの作曲家ロナルド・スティーヴンソン。「DSCHによるパッサカリア」などの難解、かつ演奏困難な作品で知られています。彼はブゾーニやパデレフスキー、グレインジャーら超絶技巧を持つ先人ピアニストの後塵を配したとされていますが、実際に彼が最も影響を受けたのはアマチュアのテナー歌手であった彼の父であり、父と共に歌う数々のオペラ・アリアやスコットランド、アイルランドの民謡は幼いスティーヴンソンに大きな感銘を与え、作曲家として長じてから、歌劇や歌を元にした作品を書く原動力になったようです。このアルバムではパデレフスキーとシャルパンティエの旋律によるパラフレーズと、芭蕉一派の俳句をもとにした「9の俳句」などの彼自身のオリジナル曲をバランスよく配し、スティーヴンソンの魅力に迫ります。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0555

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    ローズ:管弦楽作品集(シェパード・スケアヴェズ/ロイヤル・バレエ・シンフォニア/ローズ)

    イギリスの作曲家・指揮者グレゴリー・ローズ。このアルバムには、アメリカの大作曲家コープランドの生誕90年を祝して作曲された「アーロン・コープランドの誕生日への頌歌」と、21世紀になってから書かれた4つの作品が収録されています。2本のトランペットによる華麗なファンファーレで幕を開ける「アーロン・コープランドの~」は、曲の中にコープランドの名前を暗号にして組み込むことで尊敬の念を込めるとともに、前衛的な音を用いて偉大な作曲家へのオマージュを形成しています。9楽章からなる「ヴァイオリン協奏曲」はドラマティックであり、「赤い惑星」はタイトル通り火星をイメージした作品。NASAの火星探索機の調査結果を元に、ローズが想像を巡らせて書いた曲です。他2曲は舞曲形式を採る活発な作品。ローズ自身が全ての曲を指揮しています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0558

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    キム/トペル:アンビエント・シャコンヌ(J.S. バッハの「シャコンヌ」による)/デーオ(J. オケゲムの「神に感謝せん」による)(キム/トペル)

    グラミー賞ノミネート経験のあるヴァイオリニスト、ポーリーヌ・キム・ハリスは、クラシックだけではなく、アヴァン・パンク・ヴァイオリン・デュオ「String Noise」として活動するほか、ヴィジュアル・アートとメディア、映像とダンスに音楽を融合させる試みが高く評価されています。また、ジョン・ゾーンやフィリップ・グラス、S.ライヒ作品の初演を行い、ジェフ・ベックやレニー・クラヴィッツなどポップ・ロックの大物たちとも多数のコラボを展開、ジャンルを超えた世界を構築しています。ジュリアード音楽院出身のスペンサー・トペルは、「インスタレーション=作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術」に音を融合させるアーティスト。このアルバムでは、バッハのシャコンヌとオケゲムの「神に感謝せん」を新たな視点で再構築しており、「アンビエント・シャコンヌ」はライブ音源と録音がブレンドされた42分に及ぶ作品、「デーオ」は、オケゲムの「神に感謝せん」のアコースティック・エレクトロニック・バージョンとなっています。オケゲムの36のパートからなるカノンが天使の歌声を再現する部分では、それをさらに拡張させ、最終的にはメロディが響きと溶け合い、壮大なサウンドが生まれました。(2020/03/06 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92235