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New Releases - 2020年03月 発売タイトル

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    J.S. バッハ/エルガー/フォーレ/メンデルスゾーン/パラディス/シューマン:チェロ作品集(原永里子/宇根美沙惠)

    ……「風の記憶」はこのCDのために書き下ろされた新曲で、女性作曲家の森田花央里さんによる作品です。元々この曲には題名が付けられていませんでした。何度も演奏を重ねる中で、低音から始まり徐々に高音のメロディーへと向かう様が、大自然に吹く風が人生の記憶を思い起こさせてくれるように感じ、「風の記憶」と名付けました。音楽というと普段私たちは高い音のメロディーを想像しますが、この曲はチェロならではの低音が存分に表現された曲となっています。メロディーがマイナー(短調)でアンニュイな雰囲気を持って現れ、そして徐々に目覚めていくようなフレーズの後に、同じメロディーが今度はメジャー(長調)の明るい日差しの中で登場します。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:le petite disque
    カタログ番号:LPDCD013

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    チャップリン/いずみたく/マイヤーズ/ニューマン/ピアソラ/ワーク:チェロ作品集(原永里子/上杉彩乃)

    ……「優しく話しかけるよう」と音楽関係者から絶賛される、原永里子のチェロの音色を存分に活かしたセカンドアルバム。釧路市立博物館創立80周年記念コンサート出演のために書き下ろされた「クシロハナシノブ」など、コンサートでも好評の原永里子オリジナル作品5曲を収録。また自身による編曲を加えた映画音楽やおなじみのスタンダード曲では、雰囲気に合わせてギターやヴァイオリン、コントラバス、ピアノが交わり、柔らかに香るチェロの音色をいっそう引き立てています。あたたかな人柄がにじむオリジナル曲と、豪華共演陣との特別編成によるスタンダード作品、“癒し”と“聴きごたえ”が共存する、スペシャルな1枚。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:le petite disque
    カタログ番号:LPDCD016

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    バード:鍵盤作品集(ウィリアム・バード&ジャパン)(中村恵美)

    イギリス音楽の父、ウィリアム・バードの名曲集。中村恵美は東京都出身。11才よりチェンバロを始め、東京都立芸術高校を卒業後、フランスに留学。パリ国立高等音楽院チェンバロ科卒業。バードの音楽については「400年前のイギリスの音楽なのに、懐かしさを感じる」という彼女、一連の曲から「日本の伝統音楽にも共通する何かがある」と発想を広げ、後半はついにオリジナルの枠を飛び越え、能管、田楽笛(篠笛)、邦楽打楽器コラボレーションにより、余人の想像だにしない摩訶不思議な音世界を繰り広げています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:le petite disque
    カタログ番号:LPDCD018

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    ベートーヴェン/クーラウ:フルートとピアノのための作品集(クラウス/チャイ・スーアン)

    【ベートーヴェン記念年に聴く、当時のフルートに託された音楽とは…古楽器で知る秘められた世界】古楽をめぐるさまざまな珍しい聴覚体験と私たちを引きあわせてくれるRAMEEレーベルがここで提案する世界は、19世紀初頭のフルートを巡る室内楽。キィの数はまだ18世紀のフラウト・トラヴェルソ同様ほとんど増えていない頃の、ドレスデンのグレンザーによるモデルの楽器とフォルテピアノで奏でられるのは、ドイツに生まれデンマークで活躍した名匠クーラウの音楽。「フルート界のベートーヴェン」とも言われ、作品数も多いこの作曲家の緻密な音世界は奏者たちもよく知るところですが、当時の楽器に立ち返ることでさらにその充実度に気づけるというものでしょう。またその作品と並べてみることで、ベートーヴェンの初期作(三重奏セレナードOp.25)を原曲とする作曲家監修の編曲版セレナードOp.41も俄然魅力的に響きます。2020年ベートーヴェン生誕250周年の大掛かりなプロジェクトの数々を横目に、これまであまり広くアピールがなされてこなかったこのような秘曲群にも光が当たりはじめています。しかも今では古楽器を用いてそうしたアプローチを試みる奏者も多くなっているところ、これまでにも増して楽聖ベートーヴェンの素顔に近づける時代になりつつあると言えるでしょう。ジュリアン・ショーヴァンを中心とした美しい映像作品『パリの黄金の間』 (BAC171/BAC571/NYDX-50054)での活躍も記憶に新しい、イスラエル出身の古楽系フルート奏者タミ・クラウスと、彼女と長年デュオを組む歴史的ピアノ奏者シュアン・チャイ。古楽先進国オランダで活躍する俊才二人の解釈でどうぞ。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM1903

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    ヴェストホフ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番 - 第5番/ヴァイオリン組曲 イ長調(ニキタソヴァ)

    【ドイツ・バロックの名手が弾く、バッハに先立つ無伴奏ヴァイオリンの名作】当時ドレスデンで活躍した多くのヴァイオリストの中でも重要とされ、ヨーロッパ各地の演奏旅行で名声を博したヴェストホフ。大バッハの一世代上の彼が残したこれらの組曲(パルティータ)は、一挺のヴァイオリンのみによる多声的な技術がふんだんに盛り込まれている点で、バッハ以前で最も注目すべき作例とされています。ここには主に1696年ドレスデンで出版された作品集から収めらていますが、1曲(9-13)はヴェルサイユ宮殿における演奏でルイ14世に称賛された1683年にパリで出版されており、当時の彼の名声を伝えるものと言えるでしょう。演奏は、ドイツにおけるバロックから古典派にかけての作品を重点的にレパートリーとするヴァイオリニスト、ニキタソヴァ。名手の作らしく、技巧的であるばかりでなく流麗な美しさを湛えたこれらの作品を、しなやかに歌い上げています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC412

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    ライヒャ:ピアノ作品全集 4 (レーヴェンマーク)

    ハイドン、ベートーベンの友人であり、パリ音楽院の作曲家教授としてベルリオーズ、リスト、フランクを育てたことで知られるチェコ生まれの作曲家アントワーヌ・ライヒャ(アントニーン・レイハとも)。作曲家としてはオペラやカンタータをはじめ、あらゆるジャンルの作品を手掛けており、とりわけ木管楽器を用いた室内楽作品が知られていますが、ピアノ曲は最近までほとんど演奏されることがありませんでした。TOCCATAレーベルではライヒャのピアノ作品全曲録音を敢行、これまでにソナタや変奏曲、練習曲などがリリースされています。第4集には2つの壮大なソナタを中心に、幻想曲やアンダンテなどの小品を、シリーズを通してライヒャ作品に取り組むレーヴェンマークの演奏で収録。バロックの様式を守りながら、新しい試みが取り入れられた端正な作品を楽しめます。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0273

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    サルメンハーラ:オルガン作品全集(レヘトラ)

    20世紀後半フィンランドの作曲家エルッキ・サルメンハーラ。シベリウス音楽院でヨーナス・コッコネンに作曲を学んだ後、ウィーンへ赴きリゲティの元で研鑽を積み、リゲティ作品についての論文で博士号を取得、ヘルシンキ大学で教鞭を執るかたわら、フィンランド作曲家協会とフィンランド交響楽団協会の会長を兼任、フィンランド音楽界に高い貢献を果たした人です。このアルバムには、リゲティの影響が感じられる前衛的な作品から、オランダのミニマリスト、シメオン・テン・ホルト風の作品まで、オルガンの多彩な響きを用いた世界初録音を含むさまざまな曲が収録されており、サルメンハーラの作風の変遷を知ることができる興味深い1枚に仕上がっています。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0515

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    ゴルトナー:モダン組曲集 1 - 第3番、第4番、第6番(ベックマン/トゥルー)

    19世紀に活躍したピアニスト、作曲家ヴィルヘルム・ゴルトナー。彼はハンブルクのユダヤ人家庭に生まれましたが、若い頃の足跡はほとんど知られていません。15歳でライプツィヒ音楽院に入学、多くの音楽家たちと親交を持ち、その後はパリへ移住。彼の魅惑的な作品はとりわけサロンで人気を博し、出版社からの注文が引きも切らなかったと言われます。なかでも1875年に書かれたピアノ・デュエットのための「近代的な組曲 第1番」は高い人気を博したため、ゴルトナーは求めに応じ、その後12年間で6つの組曲を作曲、しかし、6曲全てが1904年に再販されてからは、急速に人気を失い、すっかりレパートリーから抜け落ちてしまいました。今回の録音は、ゴルトナー作品の魅力を再発見する機会となることでしょう。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0527

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    ヴィンチ:最も知られる14の神聖なソネット(バレット/アンダーソン/マクストゥーツ/ヒリスラク/ノータ・ベネ・ヴィオール・コンソート)

    イタリア・ルネッサンス後期の時代に活躍した作曲家ピエトロ・ヴィンチ。出生時の詳細は分かっていませんが、恐らくシチリアのニコシアで生まれ、ベルガモに赴き宮廷につかえたのち、シチリアのさまざまな都市で作曲家として活躍、マドリガルと教会音楽のいくつかを出版しています。この「最も知られる14の神聖なソネット」は、ミケランジェロの友人として知られる女性詩人ヴィットリア・コロンナ(ジャケットに描かれている人物)のソネット集に曲をつけたもの。キリストの誕生、死、変容の様子を、マドリガルの様式で描き出しています。ボストンを拠点とするヴィオール・アンサンブル「ノータ・ベネ」の見事な演奏で。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0553

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    スティーヴンソン:ピアノ作品集 4 (ギルド)

    20世紀スコットランドの作曲家ロナルド・スティーヴンソン。「DSCHによるパッサカリア」などの難解、かつ演奏困難な作品で知られています。彼はブゾーニやパデレフスキー、グレインジャーら超絶技巧を持つ先人ピアニストの後塵を配したとされていますが、実際に彼が最も影響を受けたのはアマチュアのテナー歌手であった彼の父であり、父と共に歌う数々のオペラ・アリアやスコットランド、アイルランドの民謡は幼いスティーヴンソンに大きな感銘を与え、作曲家として長じてから、歌劇や歌を元にした作品を書く原動力になったようです。このアルバムではパデレフスキーとシャルパンティエの旋律によるパラフレーズと、芭蕉一派の俳句をもとにした「9の俳句」などの彼自身のオリジナル曲をバランスよく配し、スティーヴンソンの魅力に迫ります。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0555