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リヒャルト・シュトラウスに所縁の深いベルリン国立歌劇場管弦楽団のメンバーによる、親しみやすく魅力的な管楽アンサンブル作品集。ホルン奏者の父親を持つリヒャルト・シュトラウスは管楽器のために魅力的な作品を多数書いています。協奏曲も合奏曲も、モーツァルト作品のような晴朗で優美なメロディに、ロマン派のサウンドを(しかし重くならないように)まとわせた作品ばかり。この2枚組ディスクでは、管楽アンサンブルによる作品をすべて収めています。特に13管楽器のためのセレナードと組曲は同じ編成によるモーツァルトの「グラン・パルティータ」を思わせる立派で美しい作品。演奏は2022年12月に来日して見事な演奏を聞かせたベルリン国立歌劇場管弦楽団のメンバー。リヒャルト・シュトラウスは1898年から1920年にかけて同歌劇場の指揮者/音楽総監督を務め、客演指揮者時代を含めると実に1、200回もの公演を指揮しました。同歌劇場はシュトラウスの音楽総監督退任100周年となる2020年に特別プログラムを組み、10回に及ぶ室内楽曲の全曲演奏会を予定していましたが、新型コロナウイルスのパンデミックで中止となってしまいました。その後、無観客で配信した管楽アンサンブルの演奏が好評を博したことからセッション録音の計画が浮上し、このCDに結実しました。指揮者のグレゴール・ヴィットはバレンボイムの指名によって1993年以来同歌劇場管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めていますが、ここでは楽団の同僚たちが存分に演奏できるよう指揮に専念しています。アルバムを通して古典的な構成の曲が並ぶ中で、「ティル」の編曲版では楽団員の名技・妙技を存分に堪能できます。(2023/04/14 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5497 |
2010年からウィーン放送交響楽団の首席指揮者として活躍しているコルネリウス・マイスター。現在34歳の若手ですが、度々の日本来日公演での高い評価でもわかる通り、「次世代を担う指揮者」の中でもとびきりの才能を示している人です。彼のリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)は既に定評があり、この手兵との演奏は、もう聴く前から期待が高まるという本当に凄いもの。元々が、若干大げさすぎる作品ではありますが、全ての音はすっきりと纏められ、伸びやかな響きが楽しめるというものです。うって変わって「メタモルフォーゼン」での憂鬱な表情と、時折見せる晴れやかな部分の対比も素晴らしいものです。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5208 |