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既にリリースされているステンハンマル作品集(C5117)で、この作曲家の魅力を解き明かした若手ピアニスト、カサンドラ・ワイスによるCAPRICCIO 2枚目のアルバムは同じくステンハンメルの作品と、北欧音楽を語る上で忘れてはならないシベリウスの作品集です。知られざる作品の魅力を探るようなステンハンマルの曲集に比べ、シベリウスは良く知られた曲が選択されています。とはいえ、「悲しきワルツ」と「フィンランディア」は本来オーケストラのための曲であり、演奏はかなり困難であろうと想像できますが、彼女はまるで"歌う"ように易々と弾きこなしています。ユニークかつ充実した1枚です。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5229 |
1870年、ポーランドのキェルツェ市近郊で生まれた作曲家ジグムント(ジギスモンド)・ストヨフスキ。母親から初期の音楽教育を受け、17歳の時に地元のオーケストラとともにベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏し、コンサート・ピアニストとしてデビュー。その翌年にパリへ移り、コンセルヴァトワールで学びました。その後、1898年にライプツィヒで開催された「パデレフスキー音楽コンクール」に提出した「交響曲ニ短調」が第1位を獲得。1901年11月5日には、この年に設立されたワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の初コンサートで交響曲が演奏されるという栄誉にあずかるとともに、翌月にはリサイタルに出演、1902年1月にはソリストとしてサン=サーンスのピアノ協奏曲第4番を演奏、当時のポーランドにおける最高の音楽家の一人として音楽界に君臨しました。また、1901年に行われたインタビューに於いて、彼自身が最も影響を受けた音楽家は、ポーランドのヴァイオリニスト・作曲家ヴワディスワフ・グルスキと、ピアニスト・作曲家イグナツィ・ヤン・パデレフスキだと述べています。その後、1905年に渡米、ジュリアード音楽院で教鞭を執るなど、ニューヨークでも偉大な作曲家、ピアニスト、教育者として高く評価されましたが、彼の死後、急速に忘れられてしまい、後期ロマン派の作風を色濃く反映した作品はこれまであまり演奏されることがありませんでした。しかし、近年になり"ポーランドの音楽史の中でショパンとシマノフスキを繋ぐ重要な作曲家の一人"として近年注目を集めており、演奏機会も少しずつ増えています。このアルバムでは、彼の出世作「交響曲 ニ短調」と、初期の作品「組曲 変ホ長調」を収録。ポーランドを代表する指揮者アントニ・ヴィトが共感を込めて演奏しています。(2022/04/08 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5464 |
2017年4月より読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター。巨匠ゲルト・アルブレヒトの薫陶を受けたという彼は、編成の大きな曲を得意とし、同時に首席指揮者兼芸術監督を務めるウィーン放送交響楽団とは、これまでにブルックナーやマーラー、マルティヌーなどの後期ロマン派の作品を中心に録音、精緻な演奏で好評を博しました。今回彼が取り上げたのは20世紀ロシアを代表する2人の作曲家の作品です。ロシアの民話や伝承を大切にしたストラヴィンスキー、生々しい歴史の出来事を作品に盛り込んだショスタコーヴィチ。この方向性の異なる2作品にマイスターはじっくりと向き合い渾身の表現で演奏しています。爆発的な響き、恐ろしいまでの静寂、このコントラストも見事です。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5352 |
フランス国境に近い、バスク地方「サン・セバスチャン」に生まれたホセ・ゴンサロ・スライカは、神職にありながら、バスクの民俗音楽の研究をライフワークとし、グラナドスやペドレルと親交を持った人です。フランシスコ・デ・マディナも同じく聖職者。彼は聖アウグスチノ修道会の神父でしたが、バスク民謡の影響を受けた合唱曲を多く作曲しています。この2人の作品はどちらも優雅な雰囲気の中に、バスクの熱い心が宿ったもの。エツェナーロの情熱的な歌唱が、バスクの風景を鮮やかに描き出します。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5209 |