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「オルガンのための交響曲」がよく知られているヴィドールですが、彼は「オルガンと管弦楽のための作品」もいくつか残しています。父がオルガニスト、祖父がオルガン建造職人という、まさに「オルガニストになるために生まれてきた」と言っても過言ではないヴィドールは、迷うことなくその生涯をオルガンのために捧げたと言えるでしょう。パリのサン・シュルピス教会で65年間オルガニストを務める傍ら、パリ音楽院でオルガンと作曲の指導にあたり、マルセル・デュプレなど才能ある音楽家を多数育てあげました。ここに収録された2つの作品は、まさに天上の響きを有した壮麗なもの。簡潔な書法と、あえて複雑さを避けた対位法は、曲に清冽な響きをもたらしています。SACDハイブリッド盤の特製をいかした、余裕のある音響は、この豊かな響きを余すことなく捉えることにも成功しました。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777443-2 |
フランス屈指のオルガン製作者アリスティド・カヴァイエ=コルが1890年にルーアンのサントゥーアン教会に建立したオルガンを用いて録音されたヴィドールのオルガン交響曲全集。ヴィドールはフランスを代表するオルガン奏者、作曲家の一人で、彼の父親もリヨンの教会オルガニストを務めるなど、幼いころからオルガンを熟知した人。25歳の若さで、カヴァイエ=コルの推薦によりサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、64年間この職を全うし、数多くのオルガン作品を残しました。彼の代表作「オルガン交響曲」は管弦楽を使わずに、シンフォニックな響きを創り出すという曲であり、クリスティアン・シュミットは2012年と2014年に渡って歴史的な価値を持つ楽器の性能を存分に引き出しながら5曲を演奏。高音質の録音はオルガンの壮麗な響きを余すことなく捉えています。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777706-2 |
1890年に名オルガン制作者アリスティド・カヴァイエ=コルが建立した素晴らしいオルガンの響きをSACDの高音質でたっぷりとお楽しみいただけます。ウィドール(1844-1937)はフランスを代表するオルガン奏者、作曲家の一人で、彼の父親もリヨンの教会オルガニストを務めるなど、幼いころからオルガンに熟知した人でした。25歳の若さで、カヴァイエ=コルの推薦によりサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、64年間この職を全うし、数多くのオルガン作品を残しました。この「オルガン交響曲」は管弦楽を使わずに、シンフォニックな響きを創り出すという曲であり、壮麗な響きを心行くまで堪能できることでしょう。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777705-2 |
フランス有数のオルガン奏者で、作曲家でもあったウィドール(1844-1937)は、わずか25歳でサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、以降64年間の長きに渡って、このオルガンを演奏し続けました。彼はバッハの作品を愛し、フランス国内にバッハ作品を普及させることに力を注いだことでも知られています。自身の作品もドイツ音楽の影響を受けたものが多く、10曲あるオルガン交響曲(これは全てオルガンソロ)も、極力転調や半音階使用を抑えた、聴きやすい音楽となっています。このアルバムで注目したいのでは、Op.69の「オルガンと管弦楽のための交響曲」。あまり演奏されることはありませんが、これこそ完全無欠の音響とも言えるべき華やかな作品で、ウィドールの目指した世界が理解できるような気がします。SACDハイブリッドです。(2012/08/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777678-2 |
17世紀初頭の舞曲集です。エラスムス・ヴィドマンは作曲家、オルガニストとしてドイツのグラーツからローテンブルクで活躍した人。彼の代表作である「音楽の徳の鏡」は当時流行していた舞曲集で、それぞれの曲には女性の名前が付されるという興味深いもの。どれもルネサンスから初期バロック期への変遷期らしい、闊達な表情を備えています。ほとんど同じ時期に出版されたプレトリウスの「テレプシコーレ」は300を越える舞曲からなる曲集で、そのほとんどはフランス伝来の様式で書かれています。当時の貴族たちが好んで聞いていたこれらの作品、演奏するのは25年前に結成され、数多くの演奏会を行ってきたアンサンブル、アカデミア・デル・リチェルカーレ。このアルバムがcpoレーベルへの初録音となります。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777608-2 |
交響曲第4番は第1次世界大戦に基づく三部作(第3番「戦争」、第4番「勝利」、第5番「平和」)の一つで、戦争から勝利に至るまでが描かれています。「ラ・マルセイエーズ」が引用された第2楽章や勝利の行進曲風の第4楽章は、にぎやかな戦勝の祭典の雰囲気をよく出していますし、葬送行進曲の第3楽章は、ヴィラ=ロボスの初期の緩徐楽章の例に漏れず、独特の魅惑を放っています。最後の交響曲となった第12番は作曲者の70歳の誕生日に完成されたもので、初期のみずみずしい感性は感じられませんが、やはり第2楽章アダージョが出色で、三つ子の魂百までと思わせます。(2000/12/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999525-2 |