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18世紀のドレスデンには当時最高とされていたドレスデン宮廷楽団がありました。ドレスデン・ザクセン州立図書館に保存されている膨大な資料の中には、恐らくこの楽団のために書かれたであろう1800を越える写本のスコアがありますが、ほとんどは作曲家の名前が記されておらず、現在でもわからないままです。このアルバムに収録された6つの協奏曲も、いくつかの作品はテレマンのものだろうと推測されますが、証拠は全くありません。しかしながら、本当に良い作品であれば作曲者の名前などないのかもしれません。演奏しているのは、バロックの名手ルドガー・レミー率いるレザミ・ド・フィリッペ。知られざる作品を発見する喜びをお届けいたします。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777780-2 |
ドメニコ・サッリ(1677-1749 サッロとも)は、トラーニ出身のナポリ楽派に属するイタリアの作曲家。1703年、24歳の時にナポリの宮廷楽長の職に応募するも、競争が激しかったため就任なりませんでしたが、その翌年に副楽長の職を得ます。しかし、戦争のためにその職を解任されたため、オペラ作曲家に転身、精力的に作品を発表し、この分野で大成功を収めます。1725年には、宮廷の副楽長に復帰するとともに、1728年からはナポリ大聖堂の楽長も兼任することとなりました。1737年からはナポリ宮廷の楽長に就任しましたが、その翌年に、当時のナポリ王カルロス3世と結婚したマリア・アマリア・フォン・ザクセンが、教会音楽に高い関心を抱いていたため、作曲家たちは数多くの宗教曲を作曲する必要がありました。当然サッロも数多くの宗教曲を作ったのは間違いありません。このミサ曲のスコアはドレスデン、ザクセン州の図書館に保存されていたものです。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777726-2 |
1935年、フィンランド生まれの作曲家サッリネン。北欧を代表する彼の作品は意外なほど多くリリースされているので、その気になれば色々と聴き比べができる、ある意味恵まれた作曲家でもあります(cpoからもすでに6枚のCDが出ていて、多くのファンを獲得するのに大いなる貢献をしています)。1947年に作曲されたチェロ協奏曲はバリバリの技巧を駆使した力強い音楽。バックのオーケストラも4本のホルンなどの金管楽器からハープ、チェレスタまで多彩な楽器を用いた豊かな音響が楽しめるスペクラキュラーなものとなっています。彼の交響曲の中で最も長大な第6番は「ニュージーランドの日記より」という副題を持ち、ニュージーランドを訪れた際の印象が盛り込まれた、思いのほか叙情的な部分も持つ聴き応えのある曲です。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999971-2 |
アリウス・サッリネン(1935-)はフィンランドの作曲家です。彼の作品は現代にあっても、調性感を失うことなく、抒情性を追求しながら新しいセンスを盛り込んだもので、不思議な親しみやすさがあるものです。彼は特にチェロの音色を愛していて、室内楽作品には、かなりの割合でチェロの音色が使われています。このアルバムの3つの作品もチェロが含まれており、彼のチェロに対する思いが伝わるのではないでしょうか。ここでキーとなるチェロを演奏しているのは名手アルト・ノラス。時には優しく、時には劇的にサッリネンの世界を表現しています。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777814-2 |
聴く前から、かなりの名曲であることが想像できるイギリスのクラリネット五重奏曲集。クラリネットの柔らかいまろやかな音色は、イギリスの少し煙った青空のイメージを想起させるせいでしょうか?多くの歌曲で知られるサマヴェルの、ブラームスを思わせる五重奏、アフリカ系の血をひくコールリッジ=テイラーの民謡風の五重奏曲、ヒューバート・パリーの弟子で、いくつかの室内楽作品で知られるウォーズーの素朴で小さな五重奏曲と、どれもが伸びやかで美しい世界を形成しています。様々なコンクールで入賞経験を持つ名手ジーゲンターラーとライプツィヒ弦楽四重奏団による落ち着いた演奏で。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777905-2 |