Home > CD & DVD > Labels > CPO
レーベル別検索
Search results:1589 件 見つかりました。
ドイツ音楽史上最初のオペラとされるシュッツの《ダフネ》。1627年4月13日にドイツのトルガウで行われた、ザクセン公女ゾフィー・エレオノーレとヘッセン大公ゲオルク2世の結婚の祝典において上演されました。ギリシャ神話のダフネの物語によるリヌッチーニの台本をマルティン・オピッツがドイツ語訳したテキストにシュッツが音楽を付けたとされていますが、台本は出版されたものの、音楽は残っていません。この録音は、ドイツの初期バロック音楽のスペシャリストとして長く活躍するローランド・ウィルソンが音楽部分を再構築したもの。音楽の半分ほどはシュッツの世俗作品から、残りは同時代の作曲家たちの作品から転用されています。ウィルソンは「音楽の構成に関する手がかりが少なからずあるので、非常に近いものになったはず」と語っています。(2022/07/08 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555494-2 |
みんな、シュッツを聴こう!バッハ以降の音楽だけに触れただけでドイツ音楽をわかった気になるなんて、とんでもない。ドイツの原点は、ここにあり!シュッツの中でも最高傑作の呼び声も高いのがこれ。この2部構成全55曲の声楽曲をシブいと言わずして何をシブいと言えましょう。国内を徹底的に荒廃させた三十年戦争のせいで、作曲者はこの曲集をイマイチ大規模に仕立てあげられなかったのだとか。聴く前から感動しちゃうじゃありませんか。全曲を居眠りせずに聴き通せた貴方の体内には、ドイツの魂が宿ることでしょう。この曲の録音史をコルデスが変える、マジメに名盤。(2000/04/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :999675-2 |
1618年に勃発した「三十年戦争」は、最初プロテスタントとカトリックの宗教戦争として始まりましたが、戦いが長引くほどに国家間の争いとして凄惨さを極めていきました。シュッツもこの戦いで戦禍に巻き込まれ、多くの友人、家族を失い、失意の底に沈みました。そんな折、彼の故郷の領主ハインリッヒ・ロイス・ポストフームス公から葬送の音楽を依頼されたのです。シュッツの良き理解者でもあった公は、まだ自身が存命であったにも関わらず、「死んだ時の音楽」を書いてくれるように頼みました。そこでシュッツは公のためだけでなく、全ての戦いの犠牲者のためにドイツ語のミサを構想し、救済への願いを託した感動的な音楽を作り上げたのです。ブレーメン・ヴェーザー・ルネサンスの感動的な演奏で。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777410-2 |
バッハの100年前に生まれたドイツ初期バロック音楽の巨匠シュッツ。その生涯最後の作品『白鳥の歌』に、この分野で実績豊富なベテラン、ローランド・ウィルソンによる録音が登場。2度にわたりイタリアで学び、ガブリエリとモンテヴェルディから影響を受けたシュッツが、復合唱やコンチェルトといったルネサンスから初期バロックの諸様式を統合し、ドイツ語の宗教的テキストと融合させた渾身の作品です。この作品は8声部の二重合唱のうち2声部の楽譜が逸失しており、ここではウィルソンが復元しています。また器楽は2台のオルガンがあれば演奏可能ですが、ウィルソンはシュッツ自身が書き遺した言葉やドレスデン宮廷楽団のバス歌手デデキントがシュッツから聞いたという言葉を参考に器楽パートを補強しており、これにはシュッツの初期の大作『ダヴィデ詩篇曲集』に取り組んだ経験が参考になったと原盤解説で語っています。合唱は1パート1人の計8名で鮮明なテクスチャーを実現。2つに分かれた合唱にはそれぞれ木管コルネット(ツィンク)とトロンボーン(サクバット)のアンサンブルを重ね、曲によってヴァイオリンやヴィオラを加えています。また通奏低音は2台のオルガンに加えてドゥルツィアン、キタローネなども加わり、ややもすれば禁欲的に演奏されがちなこの曲集に壮麗な色合いを加えています。初期バロック音楽のファンにとっては注目の録音です。(2023/12/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555424-2 |