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CPO: アルバム一覧

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    R. シュトラウス:交響曲第2番/演奏会用序曲(ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル/ボイマー)

    リヒャルト・シュトラウスは10代の時に「交響曲」の作曲を試み、2つの作品を仕上げました。。そのうち、16歳の時の「第1番 ニ短調」はヘルマン・レヴィの指揮で初演されたものの、シュトラウス自身は作品の出来映えに満足することなく興味を失い改訂もなされぬまま、結局は出版されずに終わった“幻の作品”となっています。かたや19歳の「第2番」は、シュトラウスの管弦楽法の腕もあがり、後年の作品のような強烈な個性はないものの、ロマン派の交響曲の一つとして評価されるにふさわしい作品。ベートーヴェンを始めとするドイツ・オーストリアの交響曲の伝統を汲む見事な出来栄えを示しています。演奏会序曲もあまり演奏されることのない作品ですが、こちらはハ短調という調性も含め、ベートーヴェンの「コリオラン」を思わせる力作。要所要所にシュトラウスらしい金管の扱いもあり、聴きごたえのある曲です。ボイマーの指揮は、若きシュトラウスの意欲を捉え、2つの作品を堂々たる音楽に仕上げています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555290-2

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    R. シュトラウス:バレエ音楽「ヨゼフ伝説」(ヴァイマール・シュターツカペレ/ショーヨム)

    20世紀初頭、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団は多くの芸術家たちに影響を及ぼしました。ディアギレフが様々な作曲家たちに曲を委嘱したことは知られていますが、この「ヨーゼフ伝説」もそんな作品のひとつです(とは言え、最初は、ディアギレフのバレエを観たホフマンスタールが感銘を受け、「こんな作品はどうですか?」と売り込みをかけたことが発端だったのですが)。内容は聖書の「ヨゼフ物語」に基づくもので、ヨゼフが奴隷として働いていたポティファルの家で、その家の夫人が彼を誘惑するも、それを拒否するという物語。サロメにも似ていますが、もっと神秘的な佇まいを持っています。当初の計画ではニジンスキーがヨゼフを踊るという触れ込みでしたが、どうにも、ケスラー卿(ホフマンスタールの友人)による台本の出来がよくなく、シュトラウス(1864-1949)の音楽もいま一つ切れがないせいか、人気作になることはなく、最近まではほとんど演奏されることがありませんでした。しかし改めて聴いてみると、時には「サロメ」や「エレクトラ」のような激しく妖艶な響きが聴かれたり、後期の作品のような静謐さもあったりと、なかなか興味深い音楽に満たされていることに気が付くのではないでしょうか。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777902-2

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    R. シュトラウス:ピアノ四重奏曲 Op. 13/ピアノ三重奏曲第2番(ディングリンガー/ニース/ヴァイ/ブルメンタール)

    オペラや大規模な管弦楽作品で知られるリヒャルト・シュトラウスですが、10代から20代にかけての初期の時代には何曲かの室内楽作品を書いていました。このアルバムに収録されたピアノ三重奏曲は1878年、シュトラウス14歳の作品で、ピアノ三重奏曲としては2番目にあたります。彼の父が敬愛していたモーツァルトやベートーヴェンをモデルにした素直な作品ですが、第1楽章第2部での唐突に断ち切られるメロディなど、野心的な部分もかなり見られます。1884年のピアノ四重奏曲はすでにこなれた作風を持ち、管弦楽法に長けたシュトラウスの作品であることがはっきりわかるでしょう。メロディの美しさよりも、各々の楽器から生まれる響きが大切にされており、若い作曲家の作曲技法が遺憾なく発揮された作品です。
    (2018/10/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555116-2

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    R. シュトラウス/モーツァルト:声楽作品集(ミコライ/西ドイツ放送響/ソラック)

    (2011/03/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777641-2

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    J. シュトラウスII:喜歌劇「メトゥザレムの王子」(ドレスデン州立オペレッタ管/タイス)

    1874年、ヨハン・シュトラウスとその妻イェッティはパリに滞在し、その地でオッフェンバックの作品について検討していました。彼の見込みによると、「もうオッフェンバックの時代は終わった」と断言してはみたものの、ウィーンで上演予定の新しいオペレッタの台本は、どうみても「オッフェンバック風」のものだったのです。シュトラウス自身は、この台本について、前述の理由から懐疑心を抱いたものの、付けたメロディは極上のものだったためか、1877年のカール劇場での初演時には大成功を収め、公演回数は80回を超えたといいます。
    小競り合いを繰り返している小さな2つの国が同盟を結ぶために、領主の娘と息子が結婚させられることになります。政略結婚はしたくないと嘆く娘のために、大掛かりな仕掛けをする一方の国の領主。しかしその意に反し、結婚相手であるメトゥサレムを一目みた娘は、そのとりこになってしまいます。「おいおい、話が違うじゃないか」と慌てる父。何しろ、実は相手国の領主の妻に片思いしていたからです・・・。最後はハッピーエンドで終わる物語で、シュトラウスらしく人々の心の機微を絶妙に描いています。(2012/06/13 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777747-2

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    J. シュトラウスII:喜歌劇「女王のレースのハンカチーフ」(ドレスデン国立歌劇場管/タイス)

    ヨハン・シュトラウスの第7番目のオペラであるこの作品は、いつもの如く、夢のように甘く、素敵な音楽に満ち溢れています。1935年にミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場で上演、その時は大好評でしたが、以降忘れられてしまい全く上演されることはありませんでした(この中で用いられている旋律による「南国のバラ」のみは誰にでも愛される名曲として知られています) 。そんなこの作品、2006年にドイツのコーブルク劇場で、演奏会形式ではありますが実に71年ぶりに演奏され好事家の話題をさらいました。ここではJ。シュトラウス全集のクリティカル・エディションに基づいた版で演奏されています。(2009/04/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777406-2

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    J. シュトラウスII:バレエ音楽「灰かぶり姫」(ウィーン放送響/タイス)

    1899年、当時ウィーン宮廷歌劇場の音楽監督を務めていたマーラーは、劇場で上演するために、人気絶頂を誇っていた“ワルツ王”ヨハン・シュトラウス2世にバレエ音楽の作曲を委嘱します。ワルツ王は時すでに73歳に達しており、すでに自身の生涯の終りを予感していたようでしたが(その前年に書かれた「ライムントの調べ」にも、懐古的な部分が認められます)、シュトラウスは力を振り絞り、依頼されたバレエ「灰かぶり姫」に着手しました。そして予感の通り彼は6月3日にこの世を去り、作品は未完のまま残されたのです。シュトラウスの手による部分は第1幕と第3幕の半分ほどであり、これを完成させたのはシュトラウスより少し後の世代に活躍した指揮者ヨーゼフ・バイヤー(1852-1913)でした。しかしマーラーは完成された作品を「これはシュトラウスのものではない」と断言し、ウィーンでの上演を拒否。そのため初演は1901年にベルリン王立歌劇場で行われています。バイヤーとシュトラウスは仲が良かったためか、自然な流れで音楽が作られており、全曲通して聴いても全く違和感はありません。(2018/09/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777950-2

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    シュトラウスII:喜歌劇「ローマの謝肉祭」(タイス)

    (2011/04/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777405-2

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    D. シュトルンク/N.A. シュトルンク:オルガン作品全集(フランメ)

    北ドイツのオルガンの伝統を辿る大好評シリーズの第11集。今回もSACDハイブリッド盤でフランメによる、ふくよかなオルガンの響きを心から満喫することができます。この盤に収録された作曲家の名前は、現代ではほとんど耳にすることがありません。なかでもかろうじて名前が知られているのはブランシュヴァイクで活躍したシュトルンク親子でしょうか。しかし彼らは、他の国からの影響を取り入れながらも、確かに次の世代へと「ドイツ音楽の伝統」を受け渡したことは間違いありません。当時活躍したブクステフーデらの影に隠れてしまったものの、素晴らしい音楽を書いていたのです。歴史の流れから零れ落ちてしまった作品を丹念に拾い集めたフランメの情熱にも拍手を送りたい1枚です。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777597-2

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    シュナーベル:弦楽四重奏曲第1番/ノットゥルノ(フレンケル/レルケ/ペッレグリーニ四重奏団)

    当時オーストリア領であったクンツェンドルフのユダヤ系の家庭に生まれたシュナーベルは、幼い頃から天才少年ピアニストとして才能を発揮、1901年には自作のピアノ協奏曲をベルリン・フィルと共演、大変な成功を収めました。ただし、この頃の作品はブラームスやシューマンから影響を受けた穏健なものであり、本人もあまり気に入っていなかったようです。1912年頃からは室内楽の演奏にも力を注ぎ(当時の)現代音楽にも理解を深め、シェーンベルクの作品なども好んで演奏していました。そんな経験は彼の創造性にも深く影響を及ぼし、作曲家として研鑽を積むうちに、自らの作風もアバンギャルドなものを取り入れるようになったのです。1914年に書かれた「夜想曲」は、彼の妻となったテレーゼ・ベーアのために書かれたものですが、昔の保守的な作風はすっかり姿を消し、機能的な調性と拍子記号の呪縛から逃れています。弦楽四重奏第1番も形式は古典的ながら、やはり作風は現代的で、ピアニストとしてはブラームス以降の作品を演奏しなかったピアニストとしての姿とは、かなり違った雰囲気を宿しています。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777622-2