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デンマークの偉大なる交響曲作曲家、カール・ニルセンは、もともとヴァイオリン奏者としてオケなどで活躍、その時に管弦楽法を体得したと言われていますが、彼が集中してピアノ曲に取り組んだ事はあまり知られていないようです。デンマーク王立音楽院でピアノの魅力に開眼したものの、技術的にはプロとしてやっていくには不十分でしたが、求める技巧を曲に盛り込むことは自由自在に出来たのです。この2枚組には彼のピアノ作品の全てを収録。素朴な曲から亡くなる年に書かれた深遠な曲まで、「もう一つの顔」が堪能できます。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777413-2 |
”もうひとりのニールセン”ルドルフの音楽は、ロマン性と北欧情緒がほどよく融合した節度ある上品さが持ち味です。このような控え目な性格のため、デンマークでもあまり知られていないルドルフですが、じっと耳を傾ければ、静かな、しかし確固としたメッセージが伝わってきます。弦楽四重奏曲第2番は、どことなく北欧の淋しい街並みや曇り空を思わせる哀感がじんと迫ります。第3番は4つの楽章で人生を描いたもので、「私のルーツ、青春、苦悩、新しい生活と希望」というありがちな展開をしますが、全体に清澄な叙情が流れていて、ベートーヴェンのような大仰さがないのが好ましく感じられます。アロス四重奏団は1994年に結成された若い団体で、全員女性というのもひとつのウリです。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999698-2 |
「ウィンザーの陽気な女房たち」ばかりが知られるオットー・ニコライですが、彼は生涯に5つのオペラのほか、合唱作品や管弦楽作品も多数作曲しています。幼い頃から神童として知られ、歌手、作曲家、指揮者として活躍。1842年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の前身である宮廷楽団員の自主演奏団体「フィルハーモニー・アカデミー」による最初の演奏会を催しています。そんな彼のオペラ「神殿の騎士」は1840年の作品で、ウォルター・スコットの「アイヴァンホー」に基づいたお話です。ドイツ人ニコライによるこの完璧なベルカント・オペラはヴェルディやベッリーニの作品と比べても全く遜色ありません。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777434-2 |
ドイツに生まれたオットー・ニコライは幼い頃から楽才を示しましたが、厳格な父親による「神童としての売り出し」に耐え切れず、16歳の時に親元を離れ、ベルリンに赴くことになります。最初は教会音楽を中心に学び、プロイセン大使館付きのオルガニストになりますが、オペラ作曲家を志し、ケルントナートーア劇場の楽長に就任、その後は1842年3月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の前身である宮廷楽団員の自主演奏団体「フィルハーモニー・アカデミー」による最初の演奏会を催し、主にベートーヴェン作品を演奏して、ウィーンの音楽生活向上に貢献しました。そんなニコライ、現在では《ウィンザーの陽気な女房たち》の作曲家としてのみ知られていますが、他にも重要な作品を残しています。この《追放された男》はもともと1841年初演の「Il proscritto」というタイトルのイタリア語で書かれた作品ですが、3年後にドイツ語による改訂がなされ、ウィーンで上演されました。その後、ニコライはこの作品を再度改訂し、およそ半分を書き直し、亡くなる年の1849年に第3版をベルリンで上演しています。物語は1461年のイギリス。領主の夫が死んだと信じているレオノーレは、エドモンドと再婚の意思を固めますが、結婚式の前日に夫アーサーが戻るという悲劇が描かれます。ウェーバーの《魔弾の射手》からの影響が強く感じられる作品で、このケムニッツの舞台では1844年のウィーン版が採択されています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777654-2 |
ボヘミア生まれの作曲家、ネドバル(1874-1930)の楽しいオペレッタです。彼はドイツ語を話すチェコ人の家庭に生まれ、作曲をドヴォルザークに学び、ヴィオラ奏者としてボヘミア弦楽四重奏団の創立メンバーとなり15年間活躍します。同時にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務め、多彩な音楽活動を繰り広げます。その後、ウィーンで繁栄したオペレッタ市場に魅せられ、1906年からウィーンへ行き、いくつかのオペレッタを作曲します。当時、すでに2作目のオペレッタ「ポーランドの血潮」で国際的成功を収めていた彼ですが、この「ぶどう園の花嫁」は、ボヘミア風の音楽を使い、民族色を強く押し出しています。2010年のプロジェクトです。(2011/06/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777629-2 |
19世紀前半に活躍した作曲家ノイコムは、現在多くの場合、ハイドンの作品の編曲者として知られています。しかし、当時はヨーロッパでも最も高名な作曲家であり、フランス王からは騎士の称号を授与されるなど、大変な名士でした。彼はミヒャエル・ハイドンに音楽理論を学び、ザルツブルクで活躍した後に、1810年代からは南米ブラジルで過ごし、この地でヨーゼフ・ハイドンやモーツァルトの作品を普及させた功績も大きいものです(モーツァルトのレクイエムの補筆でも知られています)。とはいえ、彼は作曲家としても素晴しい作品を残していました。ここで聴くことのでいる4つの作品は、タイトルの付け方などにもベルリオーズ風の壮大さが漂うもので、曲想も雄大。この作曲家の良き理解者ヴィレンズの指揮で。(2012/09/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777573-2 |
宗教改革の立役者として、また数多くの賛美歌の作者として名を知られているマルティン・ルター。彼は音楽家としても、リュートを演奏しながら賛美歌を歌いましたが、自身の音楽的才能については「取るに足らない、才能もないテノール」と卑下していたという記録が残っています。このアルバムでは、彼自身のコラールも含め、エッカルトやJ.S.バッハを含む11人の作曲家が「ルターの賛美歌」を基に書いた作品を収録。バッハ=コア・ジーゲンと名歌手たちが演奏するこれらの曲集、改めてルターの偉大さを確認できる出来栄えとなっています。(2017/03/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555098-2 |