Home > CD & DVD > Labels > CPO

 CD & DVD/BD

レーベル別検索

Search results:1589 件 見つかりました。

CPO: アルバム一覧

  • 詳細

    トッホ:弦楽四重奏曲第7番、第10番/献呈(ブッフベルガー四重奏団)

    (2003/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999775-2

  • 詳細

    トッホ:弦楽四重奏曲第8番、第9番(ヴェルディ四重奏団)

    第8番は実に美しい曲です。調性が明確に保たれていて、柔らかく深みのある響きの中に叙情的な楽想が流れていきます。形式的にも、ソナタ形式や変奏曲、スケルツォといった楽章から成っており、伝統的な作風を見せています。トッホは同時代の作曲家の中では保守的な人ですが、この曲は特にそれが顕著で、安心してお薦めできます。ただし、20世紀音楽の先鋭性を求める人には、物足りないかもしれません。第9番は第1次大戦後の5年間の作曲活動の休止の後に書かれた曲で、はるかに急進的で緊迫した音楽が展開します。特に後半の2つの楽章の密度の高さは特筆に値しますが、それでも調性感が感じられ、比較的聴きやすい作品に仕上がっています。(2002/04/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999686-2

  • 詳細

    トッホ:弦楽四重奏曲第11番、第13番(ブッフベルガー四重奏団)

    トッホは独学で作曲を学んだ人です。若い頃、モーツァルトの弦楽四重奏曲集の楽譜を買った彼は、それを写譜し始めました。途中まで写して続きを自分で作曲し、原譜と比べてみた彼は、あまりの違いにひどい衝撃を受け、まるで自分がノミかネズミのように価値のないものに思えたそうです(かなり自虐的)。長じて彼は、ここに聴くような凝縮された気迫の込もった弦楽四重奏曲を作るようになりました。やっぱり人間、努力が肝心です。第11番は新古典主義的な作品、一方第13番は12音技法が用いられています。20世紀の室内楽を愛好する人は必聴の1枚です。(2001/09/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999687-2

  • 詳細

    トッホ:室内楽作品集(ムターレ・アンサンブル)

    オーストリア生まれの作曲家、エルンスト・トッホはマンハイム、ベルリンで教鞭を取った後、ナチスから逃れるために1933年パリに亡命、その後アメリカに定住し生涯を終えました。独学で作曲を学び、あらゆる分野に数多くの作品を残しています。初期の作品はまだまだ先人の影響から抜け出せていないものの、少しずつ独自路線を開拓、アメリカに渡った頃には色彩感とユーモアに溢れた見事な作品が書かれています。その後は12音技法を試みるなど先進的な手法も取り入れ、ここに収録されているOp.83とOp.98の2つの晩年の作品は、虚飾を排したアバンギャルドな音に満たされた「新しい音楽」となっています。(2011/04/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777092-2

  • 詳細

    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第1番 - 第3番(ケルン・プレイエル四重奏団)

    2000年代初めに相次いでリリースされた、ピリオド楽器アンサンブル“レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム”による一連のドニゼッティの弦楽四重奏曲は、cpoレーベルにおける初期の録音であり、アメリカの「fanfare」誌で高く評価された記念碑的アルバムです。オペラ作曲家として名高いドニゼッティの知られざる傑作の再発見は、多くの聴き手を興奮させました。/しかし、こちらは第7番から第18番までのみの録音で、残念なことに全集としては完結しなかったシリーズ。20年以上を経てようやく残りの作品のリリースが始まりました。今回の第1番から第3番を録音しているのはプレイエル弦楽四重奏団。新鮮な解釈とバランスの良い響きが特徴です。 (2017/07/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777909-2

  • 詳細

    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第4番 - 第6番(ケルン・プレイエル四重奏団)

    2000年代初めに相次いでリリースされ高い評価を受けた、ピリオド楽器アンサンブル“レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム”による一連のドニゼッティの弦楽四重奏曲は、オペラ作曲家として名高いドニゼッティの知られざる傑作の再発見は、多くの聴き手を興奮させました。しかし、そちらは第7番から第18番までのみの録音で、残念なことにこのシリーズは全集として完結しませんでした。その後、20年以上を経てようやくケルン・プレイエル四重奏団の演奏で残りの曲が録音され、前作の第1番から第3番(777909) に続き、今回のアルバムで全集が完結します。ウィーンの文化に精通していたドニゼッティは、自身の弦楽四重奏曲でイタリアとオーストリアの伝統を融合、かっちりとした形式の中に流麗な旋律が散りばめられた美しい作品に仕上げています。ケルン・プレイエル四重奏団は前作第1番から第3番と同じく、バランスの良い響きと新鮮な解釈で作品を聴かせます。(2019/12/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555240-2

  • 詳細

    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第7番 - 第9番(レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム)

    歌劇作曲家として知られるドニゼッティですが、彼の創作活動はそれだけにとどまりませんでした。そのことはCPOがリリースしたピアノデュオ作品全集をお聞きいただければ容易に理解していただけることでしょう。ここではさらに彼の18の弦楽四重奏曲からセレクトした4曲をお届けします。同時代のイタリア人作曲家が舞台用作品のみを手掛けるなか、彼の創作意欲と多才ぶりは傑出したものでした。それはまさにドニゼッティのうら若き師匠マイヤーのおかげと言えましょう。彼こそドニゼッティに、ハイドンやモーツァルト等が確立した弦楽四重奏曲の形式をすべて伝授した人だったのです。陽気でメロディアスかつドラマチックな彼の弦楽作品は、ボッケリーニの時代から続くイタリア室内楽曲の伝統を受け継ぎ、ロマン派のテイストで甦らせたものです。一言でいえば、まさにCPOにうってつけの作品といえます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999170-2

  • 詳細

    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第10番 - 第12番(レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム)

    ドニゼッティは、学生時代にマイヤーと言う教師から大変厳しく教育されました。ところが、このマイヤー師匠がウィーン古典派に通暁した優れた音楽家だったために、ドニゼッティは極めてがっちりと基礎力を身につける事となります。主に20代前半に集中的に書かれた19曲の弦楽四重奏曲は、この初期基礎教育の見事な成果なのです。しかも、ほとんど曲がマイヤー大先生自身の演奏のために作られました。当然、ますますじっくりと書き上げます。なお、この大先生のご指導では、第10番はほとんど文句なし、第11番は「ハイドンに学べ」、第12番は「べートーヴェンのOp.18に学べ」でしたそうな。以上3曲、習作には違いないものの、ドニゼッティの基礎力の恐るべき高さを確認できる恰好の材料と言えましょう。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999279-2

  • 詳細

    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第13番 - 第15番(レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム)

    3曲ともドニゼッティの修業時代の作品ですが、明快なストーリーを持った第14番が注目です。テーマは毎度おなじみ「嵐」。雨が降り出し、風が強まり、そして嵐がやって来る。全ては破壊しつくされ、人々は悲嘆に暮れる。再建へ向けて、一歩を踏み出していくが、いつかまた来る嵐への不安はぬぐえない・・・ どうやらこれは作曲者の実体験に基づいて企画された音楽らしいのですが、この内容を長調で書く所などなかなか意表をついた攻撃と言えるでしょう。他では、第13番の緩徐楽章が結構内容の濃い悲哀さを醸し出していたり、無上の幸福感に包まれて始まった第15番が終楽章になると幸福過ぎる不安を隠し切れなくなる所などこまっしゃくれた展開を堪能させてくれます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999280-2

  • 詳細

    ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第16番 - 第18番(レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム)

    第16番はまだ修業時代の作品ですが、第17番は歌劇作曲家としての実質的なスタートを切った後の作品、そして第18番は大人気を確立した絶頂期の作品です。確かに第18番には、音楽に底光りがあり、劇的な部分の緊張力も格段に違いを見せています。ですが、大健闘しているのは第16番! 全曲にみずみずしいセンチメンタリズムが流れ、特に終楽章で出てくるフーガ風の展開は心憎いほどチープな哀感(ホメ言葉です)が、男心に潜む乙女心を刺激してくれます。オススメ!(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999282-2