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Dynamic: アルバム一覧

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    カヴァッリ:賛歌、詩篇とカンツォン(クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団/クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ・アンサンブル/ジーニ)

    イタリア・バロック期の作曲家フランチェスコ・カヴァッリの宗教的作品集。現在では優れた歌劇作曲家として名を遺すカヴァッリですが、宗教曲の分野でも、ヴェネツィア楽派伝統の複合唱様式の中に、持前の流麗で美しい旋律を融合した作品を多く書き上げており、これらはモンテヴェルディ作品と比較しても遜色のないほどの出来栄えを誇っています。声楽パートの充実も見事ですが、器楽パートにも凝った手法が用いられており、声と楽器が織りなすポリフォニーが聴きどころです。讃歌と詩篇集(CDS-7902)に続くこのアルバムには、1656年に出版されジャン・カルロ・デ・メディチ(1611-1663)に捧げられた28曲の作品集の中から6曲が収録されています。その中の Confitebor「主よ、心をこめてあなたに告白します」は世界初録音。4声部のコーロ・ファヴォリート(ここでは1パート1人で演奏)と、2群のコーロ・ディ・リピエーノ(各パート3~4人の合唱)に器楽を伴う壮麗な作品です。(2024/01/19 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8011

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    カヴァッリ:聖母マリアの夕べの祈り/聖母マリアのアンティフォナとソナタ(クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団/ラ・ピファレーシャ/ジーニ)

    イタリア・バロック期の作曲家カヴァッリが亡くなる1年前に作曲した「聖母マリア」のための音楽集。これで、既にリリースされている「5つの賞賛されたヴェスプロ集」(CDS520)、「聖日曜日のための夕べの祈り」(CDS7714)と併せて、カヴァッリの宗教作品を代表する3作品が揃うことになります。モンテヴェルディの後継者であり、優れた歌劇作曲家としても活躍したカヴァッリは、ヴェネツィア楽派伝統の様式で書かれたマニフィカトが知られていますが、こちらのアンティフォナは2つに分かれた合唱が交互にテキストを歌うシンプルな形式で、自由に旋律を歌わせる歌劇に比べると、比較的厳格な書法で書かれていますが、その中にも美しい旋律が溢れており、当時の教会内を彷彿させる荘厳な雰囲気も味わえます。ジーニ率いるラ・ピファレーシャは、この時代の作品を専門とするアンサンブル。モンテヴェルディ作品で高い評価を受けています。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7782

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    カルクブレンナー:ピアノ・ソナタ集 Op. 4, Nos. 1-3 (ジェローザ)

    ドイツで生まれ、イングランドとフランスで人生の大半を過ごしたピアニスト、作曲家カルクブレンナー(1785-1849)。彼の作品は現在、あまり知られているとは言えませんが、19世紀前半のビーダーマイヤー(日常的なものに目を向けようとして生まれた市民文化)時代を代表する名手であり、ピアノ曲を中心に、数多くの作品を創り上げた人でした。また、プレイエルのピアノ製造会社に入社し、ここで事業を成功させ富と名誉を得て、教師としても多数の音楽家たちを育て上げています(ショパンのピアノ協奏曲第1番は、カルクブレンナーに献呈されています)。このような生涯を送ったカルクブレンナーの作品は、同時代の鍵盤音楽作曲家、クレメンティ、ドゥシェク、フンメル、モシェレス、リースらと同じように、ピアノの発展とともに進化したものといえるでしょう。この3つのソナタOp.4は1809年に出版されたもので、明らかにベートーヴェンの影響を示しています。そして技術的にはそれほど困難ではなく、恐らく学習者のために書かれたものでしょう。イタリアのピアニスト、ジェローザはバッハからロマン派までの作品を得意とする人で、特にこの時代の作品の解釈について高く評価されています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7707

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    ガルッピ:オルガンとチェンバロのためのソナタ集(キアリツァア)

    18世紀イタリアの作曲家、バルダッサーレ・ガルッピ。劇作家カルロ・ゴルドーニと協力し、数多くのオペラ・ブッファと宗教作品で成功を収めました。彼は生涯にわたって100曲以上の鍵盤楽器のためのソナタも書いており、それらはそれまでのソナタの形式に革新をもたらしハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンに影響を与えたことで知られています。どの曲も明快で美しい旋律を持ち、演奏効果も高いことから、学習者にも愛されています。このアルバムではイタリアの奏者、ルイジ・キアリツィアが世界初録音を含むチェンバロとオルガンのためのソナタを演奏。バロックから古典派への移行期に書かれた知られざる作品を存分に楽しめます。(2022/02/25 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7923

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    カルッリ:ギター作品集(カルッリ再発見)(ファントーニ)

    ナポリ出身の作曲家フェルディナンド・カルッリは、パリで一流のギタリストとして活躍しました。教師としても才能を発揮し、彼のギターのための練習曲「メトード・コンプレット Op. 27」は現在でも使用されています。彼は当時流行していたオペラや管弦楽作品の旋律を用いてヴィルトゥオーゾ的な変奏曲に仕立て上げることを得意としており、時には同世代のパガニーニ作品や、スペイン風のスタイルも取り込むことで、自らのテクニックを見せつけていました。このアルバムでは、名手マルチェッロ・ファントーニが1820年製の楽器を用いて、世界初録音を含むカルッリの様々な作品を紹介。変奏曲でのまばゆいばかりの技巧や、愛らしいワルツなど、知られざる作品を美しい音色で楽しめます。(2022/06/17 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7956

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    F. クープラン:クラヴサン作品集(嘆き、またはメランコリーの芸術)(ロレンツェッティ)

    フランスのバロック期を代表する作曲家の一人、フランソワ・クープラン。室内楽曲や声楽曲など数多くの作品を作曲しましたが、その中で主要な位置を占めるのが27の組曲(オルドル)で構成された4巻からなるクラヴサン(チェンバロ)曲です。220曲ほどの小品がひしめくこの曲集ですが、ほとんどの曲には優雅なタイトルが付されていることでも知られています。このアルバムは、イタリアを拠点に活躍するチェンバロ奏者ロレンツェッティが、第1巻と第2巻から特徴的な14曲を選び出し、ここに1716年に出版された『クラヴサン奏法』に付された8曲の前奏曲を組み込むことで、彼独自のユニークな「組曲」を創り上げたものです。(2021/02/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7879

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    クルムフォルツ:シェーナの形式によるソナタ集(パセッティ)

    18世紀後半を代表するハープ奏者・作曲家で、ハープの近代化にも貢献したジャン=バティスト・クルムフォルツ(ヤン・クシチテル・クルンプホルツ)の作品集。これら6曲の「ソナタ」は古典的なソナタ形式とは異なり、緩急・強弱・曲想が連続的に変化してゆくスタイルで、幻想曲やオペラのパラフレーズを思わせるもの。「ドミ・キャラクテール」とは悲劇でも喜劇でもない劇を指す言葉ですが、ここに聞かれる音楽はドラマティックな起伏に富んでいます。演奏者の解釈とテクニックが問われるヴィルトゥオーゾ・ピースです。演奏は10以上の国際コンクール入賞歴を持つアンナ・パセッティ。音楽学者としても知られ、ハープの歴史とレパートリーに関する著書も数多く執筆しています。(2023/06/16 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7988

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    クレメンティ:ピアノ・ソナタ集 Op. 25, No. 5, Op. 33, No. 3, Op. 34, No. 2 (マリア・クレメンティ)

    同じ姓を持つ作曲家ムツィオ・クレメンティの作品を楽しそうに演奏するピアニスト、マリア・クレメンティ。彼女はミラノに生まれ、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピエロ・ラタリノに師事、数多くのコンクールで入賞し、注目を集めているピアニストです。作曲家とピアニスト、どうやら2人には血縁関係はないようですが、マリアは単なる好奇心を超える愛着を感じており、過小評価されがちなクレメンティの作品を独創的に演奏しています。この3つのソナタは20世紀の名手ホロヴィッツも愛したレパートリーです。(2018/10/31 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7827

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    クンマー/マルティヌー/モシュレス/ロッシーニ:チェロとピアノのための作品集(アントンジローラミ/ガロージ)

    2013年からデュオ活動を続ける「アントンジローラミ&ガロージ」のデビュー・アルバムはロッシーニを巡る作品集。18世紀から19世紀にかけて、流行しているオペラの旋律をもとにした器楽のための変奏曲や幻想曲が数多く作曲されましたが、テーマとしてダントツの人気を誇ったのがオペラ作曲家として君臨していたロッシーニの作品でした。彼の軽快な旋律はさまざまな作曲家たちによって美しい変奏を施され、ヴァイオリンやフルート、チェロなどで演奏されたのです。このアルバムには、ロッシーニとほぼ同時代のモシェレス、クンマー、オッフェンバックの作品や、20世紀のマルティヌー、テデスコ、そしてロッシーニ自身の珍しい曲を収録。息のあったアンサンブルをお楽しみください。(2020/11/27 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7884

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    コスト/クローゼ/ヴェルー:オーボエ作品集(カルカーニ/バラリン)

    現在では、一般的にギター曲の作曲家として知られているフランス生まれのナポレオン・コスト。フェルナンド・ソルに師事し、数多くの作品を書き、また自身は7弦ギターの愛好家としても知られ、あまりにも華やか過ぎる作品は、演奏不可能とまで言われたほどの人です。そんなコストですが、実はギター作品だけを書いていたわけでもなく、このアルバムで聞けるような器楽曲もいくつか残しています。彼のオーボエ作品にはまだ不明な点も多く、「カヴァティーナ」のように、もともとはピアノ伴奏だった作品を、後にギター伴奏に書き換えていたりと、その成立も興味深いものです。そんなコストの作品と、同じくフランスの2人の作曲家のオーボエ曲を収録。19世紀の知られざるレパートリーの発掘です。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7759