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18世紀後半を代表するハープ奏者・作曲家で、ハープの近代化にも貢献したジャン=バティスト・クルムフォルツ(ヤン・クシチテル・クルンプホルツ)の作品集。これら6曲の「ソナタ」は古典的なソナタ形式とは異なり、緩急・強弱・曲想が連続的に変化してゆくスタイルで、幻想曲やオペラのパラフレーズを思わせるもの。「ドミ・キャラクテール」とは悲劇でも喜劇でもない劇を指す言葉ですが、ここに聞かれる音楽はドラマティックな起伏に富んでいます。演奏者の解釈とテクニックが問われるヴィルトゥオーゾ・ピースです。演奏は10以上の国際コンクール入賞歴を持つアンナ・パセッティ。音楽学者としても知られ、ハープの歴史とレパートリーに関する著書も数多く執筆しています。(2023/06/16 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7988 |
ルイザ・セッロとブルーノ・カニーノによるアルバムは、チェコのエベンからドヴォルザークまで、1893年から1957年の間に書かれた「ソナチネ」と名づけられたフルート作品を辿る音楽の旅です。時代とともに変化する様式を通して、フルート音楽の歩みと多彩な響きを味わえる魅力的な選曲で、作品は作曲年代の新しいものから並べられており、作品ごとに異なる時代の音楽言語を体感させます。20世紀における革新と伝統の確執、そして多様な様式の共存を、二人の熟練した演奏が鮮やかに映し出します。(2025/12/12 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
|---|---|
| カタログ番号 | :CDS8075 |
同じ姓を持つ作曲家ムツィオ・クレメンティの作品を楽しそうに演奏するピアニスト、マリア・クレメンティ。彼女はミラノに生まれ、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピエロ・ラタリノに師事、数多くのコンクールで入賞し、注目を集めているピアニストです。作曲家とピアニスト、どうやら2人には血縁関係はないようですが、マリアは単なる好奇心を超える愛着を感じており、過小評価されがちなクレメンティの作品を独創的に演奏しています。この3つのソナタは20世紀の名手ホロヴィッツも愛したレパートリーです。(2018/10/31 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7827 |
2013年からデュオ活動を続ける「アントンジローラミ&ガロージ」のデビュー・アルバムはロッシーニを巡る作品集。18世紀から19世紀にかけて、流行しているオペラの旋律をもとにした器楽のための変奏曲や幻想曲が数多く作曲されましたが、テーマとしてダントツの人気を誇ったのがオペラ作曲家として君臨していたロッシーニの作品でした。彼の軽快な旋律はさまざまな作曲家たちによって美しい変奏を施され、ヴァイオリンやフルート、チェロなどで演奏されたのです。このアルバムには、ロッシーニとほぼ同時代のモシェレス、クンマー、オッフェンバックの作品や、20世紀のマルティヌー、テデスコ、そしてロッシーニ自身の珍しい曲を収録。息のあったアンサンブルをお楽しみください。(2020/11/27 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7884 |
【鍵盤と弦が1台の楽器の中で織りなす中世&初期ルネサンス悠久の響き】中世からルネサンス時代初期に使用されていた鍵盤楽器3種の精巧な復元を用いて、当時のさまざまな写本から集めた音楽を奏でた注目の1枚です。1.クラヴィコードクラヴィコードは、タンジェントと呼ばれる金属片で響板に張られた弦を突き上げ振動させることで音を出す鍵盤楽器。14世紀頃に発明されたとされ、軽量で持ち運びやすいので、主に16-18世紀に家庭用の鍵盤楽器として広く使用されました。音量は非常に小さいながら、鍵盤のタッチで音量や音程を微妙に変化させることができ、バッハやその息子たちも愛用していたことが知られています。この録音で使用されている楽器は、ブルゴーニュのフィリップ善良公に仕えた医師、天文学者、演奏家で楽器製作者でもあったアンリ・アルノー・ド・ズヴォレが1440年頃に書いた写本に記されたテキストと図版に基づいて復元されています。弦はわずか10列ですが、37もの音を奏でることができます。弦の数が少ないため、響板がより大きく共鳴します。2.ハンマー式クラヴィシンバルムクラヴィシンバルムはチェンバロの原型とされる楽器。上記のアンリ・アルノー・ド・ズヴォレの写本には、翼のような型をした楽器の記述があり、チェンバロのように弦をはじく機構と、ピアノのようにハンマーで弦を叩く機構の2つが記されています。この録音では、ハンマーで弦を叩くタイプを使用。フォルテピアノに比べれば遥かに単純な構造ですが、軽やかで独特な音色を持ち、反復音の演奏に適しているとされています。3.クラヴィツィテリウム鍵盤に対して響板と弦が垂直に付けられたアップライト型のチェンバロのような楽器。現存する唯一の楽器は15世紀に製作されたもので、ロンドンの王立音楽大学が所蔵していますが、後世の大幅な改造が施されています。この録音では、その楽器に基づいて15世紀に作られた時の姿を復元したものを使用。響板は比較的薄いため、音の広がりが良く、楽器がよりスムーズに響き、中世の理想とされる甘く柔らかな音色を奏でることができます。これら3台の楽器を使用して奏でられるのは、鍵盤のための最古の写本とされるロバーツブリッジ写本(1320年頃)から、15世紀後半(1470年頃)に成立したブクスハイムオルガン曲集までの150年にわたる音楽。鍵盤楽器のために書かれたオリジナル曲と声楽作品の編曲作品が幅広く選曲され、曲種ごとに分けた構成になっています。調律は当時の音楽の和声的特徴を際立たせるために、完全五度音程を基準に音階を導き出すピタゴラス音律を採用。完全和音と不完全和音の対比が鮮烈に響きます。演奏のヴァニア・ダル・マソは、ヴェネツィアとパドヴァの音楽院でピアノ、チェンバロ、合唱音楽と合唱指揮を学んだ中世・ルネサンス音楽の専門家。特に15世紀から18世紀までの鍵盤音楽を専門に研究・演奏を行っています。この録音では、現代の優れた歴史的楽器製作者と協力し、中世・ルネサンスの鍵盤楽器とその音楽の魅力を見事な演奏で伝えています。(2025/11/21 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS8079 |
現在では、一般的にギター曲の作曲家として知られているフランス生まれのナポレオン・コスト。フェルナンド・ソルに師事し、数多くの作品を書き、また自身は7弦ギターの愛好家としても知られ、あまりにも華やか過ぎる作品は、演奏不可能とまで言われたほどの人です。そんなコストですが、実はギター作品だけを書いていたわけでもなく、このアルバムで聞けるような器楽曲もいくつか残しています。彼のオーボエ作品にはまだ不明な点も多く、「カヴァティーナ」のように、もともとはピアノ伴奏だった作品を、後にギター伴奏に書き換えていたりと、その成立も興味深いものです。そんなコストの作品と、同じくフランスの2人の作曲家のオーボエ曲を収録。19世紀の知られざるレパートリーの発掘です。(2016/07/27 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7759 |
ローマ生まれの女性作曲家シルヴィア・コラサンティのレクイエム。サンタ・チェチーリア音楽院で学び、ヨーロッパ作曲家賞を獲得、2017年にはイタリア大統領より「イタリア共和国功労勲章」のウッフィチャーレを授与されました。このレクイエムは、2016年8月に起きた「イタリア中部地震」の被災者のために作曲され、2017年のスポレート音楽祭で世界初演された最新作。伝統的なレクイエム・ミサの形式の中に、朗読やバンドネオンの音色を取り入れた斬新な作品です。とりわけ第8曲「Perdonate=赦し」でのバンドネオン・ソロの美しくも悲しい旋律は強く心に残ります。(2018/05/25 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7807 |
クラシックとジャズの分野で目覚ましい活動をするクロマチックハーモニカの世界的名手ジャンルカ・リッテラが、ルネサンス期の作品やバッハの「ゴルトベルク変奏曲」の抜粋、ジャズ界のレジェンド、チック・コリアやチャーリー・パーカーの曲から、タンゴ「ラ・グンパルシータ」まで多彩な作品を演奏した1枚。彼がこの録音に使用したのは、全てスズキブランドの「バスハーモニカ」「コードハーモニカ」「クロマチックハーモニカ・シリウス」「クロマチックハーモニカ・クロマティクス」で、これらの楽器を駆使しながら、各パートを多重録音してユニークなアンサンブルを生み出しています。ハーモニカの多様性と楽しさをとことん追求した1枚です。(2024/03/22 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7996 |
ステファノ・ゴリネッリは、ボローニャ出身のピアニスト・作曲家。ボネデット・ドネッリにピアノ、ニコラ・ヴァッカイに作曲を師事したのち、1840年にはロッシーニの勧めで、ボローニャ音楽学校の教授になり1870年までその職にありました。ピアニストとしても広く活躍しましたが、今日、その名前はほとんど忘れられてしまいました。このアルバムには彼が残した5曲のソナタの中から2曲を収録。初期の作品である第1番は古典的な作品。第1楽章の冒頭からはシューマンの影響も感じられます。第2番のソナタはリストのライヴァルと目されたジギスムント・タールベルクに捧げられたもので、技巧的、かつショパンを思わせる抒情的な場面も用意された規模の大きな作品。溢れだすかのような豊かな旋律美が魅力です。ロレダーナ・ブリガンディはサンタ・チェチーリア音楽院で学んだピアニスト。これまでにモシェレスやクーラウなど、古典派作品の録音で高く評価されています。(2024/02/16 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
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| カタログ番号 | :CDS7990 |
ルイジ・ゴルディジャーニは19世紀フィレンツェで活躍した作曲家。優れた歌曲の数々によって「イタリアのシューベルト」と呼ばれ、オペラ全盛の時代にあって独自の抒情性で国際的な名声を確立しました。当アルバムの収録曲も、華麗な芸術性と田舎の素朴な言葉や表現を絶妙にバランスさせて、独自の魅力があります。アルバムの中心をなすのは「トスカーナ民謡集(Popular Tuscan Songs)」。ロッシーニやマイアベーア、ショパンをも魅了した曲集で、喜ばしさが伝わるような旋律が聴く者を惹きつけます。マリーナ・コンパラートとジャンニ・ファブリーニの丁寧な演奏は、この曲集の持つフィレンツェの香気を伝えます。(2025/12/12 発売)
| レーベル名 | :Dynamic |
|---|---|
| カタログ番号 | :CDS8082 |