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Dynamic: アルバム一覧

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    ストラデッラ:カンタータとセレナータ集 1 (フリサーニ/キエリケッティ/マルケージ/ヌヴォーリ/アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート/ヴェラルディ)

    17世紀後半のイタリアで活躍した作曲家アレッサンドロ・ストラデッラ。「合奏協奏曲」様式の創始者として、また数多くの浮名を流したプレイボーイとして、音楽史に名を残しています。歌劇の人気がそれほど高くなかったこの時代、ストラデッラは演技を伴わないオラトリオ『洗礼者聖ヨハネ』をはじめ、ソロ・カンタータ、そして一種の世俗カンタータである『セレナータ』のジャンルで夥しい作品を発表、ヘンデルとJ.S.バッハ以前における最大のカンタータ作曲家の一人として名を馳せました。その多くは愛の痛みを題材にしたもので、技巧的な歌と楽器の掛け合いが見事な作品に仕上がっています。イタリア・バロック期作品の研究家、エステヴァン・ヴェラルディは自らストラデッラ作品の校訂を行い、比較校訂版を作成。この演奏では、作曲家の名を冠したアンサンブル「アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート」を率いて、作品の魅力を伝えます。(2021/03/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7893

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    スメタナ:弦楽四重奏曲第1番、第2番(エネルジエ・ノーヴェ四重奏団)

    (2018/06/27 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7817

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    喪失の嘆き - アルテミジア・ジェンティレスキと彼女の同世代の音楽(フガリート/アカデミア・ダルカディア/リューリヒ)

    17世紀、カラヴァッジオ派に属した女性画家ジェンティレスキ。工房を営む父から絵画を学び、幼少時から優れた才能を開花させました。しかし18歳の時に、父が彼女のための教師として雇った画家アゴスティーノ・タッシから性暴力を受けたことで生活が一変。タッシは有罪判決を受けたものの、裁判の流れでジェンティレスキは心に深い傷を負い、その心理は代表作「ホロフェルネスの首を斬るユーディット」として描き出されたことでも知られています。その後はフィレンツェ芸術院で初の女性会員として受け入れられ、多くの芸術家と親交を結び数多くの作品を残しましたが、彼女の成功の根源には若い頃の苦しい経験があったことは想像に難くありません。このアルバムには彼女の13枚の絵画を掲載、その絵にふさわしい作品をアカデミア・ダルカディアが演奏しています。愛、涙、戦い・・・これらのタイトルが彼女の生涯を端的に表現しているかのようです。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7829

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    ソッリマ:ゾーベイデ/ソネットとロンド/イタリアへの旅/アフリカ(アルケミア四重奏団)

    現代イタリアの作曲家ジョヴァンニ・ソッリマの弦楽四重奏曲集。名手ヤニグロにチェロを学んだソッリマはチェリストとして活躍する傍ら、ミニマル・ミュージックやロック、ジャズなど様々な音楽素材を用いた独自の作風を持つ作品も数多く発表しています。この弦楽四重奏曲集も、バッハやダウランドと言った古風な作品に現代的要素を融合させた即興的で自由な音楽です。なかでも1994年に書かれた「アフリカ」はこの演奏が世界初演であり、ソッリマ自身が絶賛するダイナミックで官能的な演奏が繰り広げられています。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7800

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    ソル:組曲の形式による練習曲(ケリーチ)

    カタルーニャ生まれの作曲家、ギター奏者フェルナンド・ソル(1778-1839)。当時のギターはお世辞にも「芸術的な楽器」とはみなされていなかったのですが、彼は奏法技術を高めるとともに、素晴らしい作品を多数作曲することで、世界的にギターの価値を広めた人なのです。しかし彼の技術そのものは名人芸という域ではなく、どちらかというと、学習者たちの技術に寄り添ったものであり、従って彼の作品を演奏することはギター演奏の技術の習得に役立つものでもあるのです。古典派に属する人でありながら、その作風はロマン派よりで、どの作品も抒情的であり、演奏する人にとっても、聴き手にとっても楽しいものなのです。このアルバムは、そんなソルの数多い練習曲の中からいくつかを選択、同じ調性でまとめて、音色の変化を楽しむというコンセプトで出来ています。ミラノ音楽院で学んだケリーチは、この録音のために1817年製のオリジナル楽器を用いることで、当時の雰囲気を色濃く感じさせています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7722

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    ダマーズ/カルク=エーレルト/ピエルネ/ピラティ:フルートとピアノのための作品集(ペトルッチ/カニーノ)

    (2015/03/25 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7716

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    ダライ:ドレスデン協奏曲集「アンナ・マリアのために」(ファンフォーニ/レアーレ・コンチェルト)

    パルマ出身のヴァイオリニスト・作曲家マウロ・ダライ。1712年から1726年及び1730年から1739年にサンタ・マリア・デッラ・ステッカータ大聖堂に仕えていたこと以外、彼の経歴はほとんど知られておりませんが、スペイン王フェリペ5世の宮廷に仕え、スペイン王妃となったエリザベッタ・ファルネーゼのお気に入りとしてかなりの富と名声を得たとされています。彼はフェリペ5世から下賜された1718年製のストラディヴァリウスを生涯大切にし、ヴァイオリン曲を中心に、ソナタやカンタータなど、いくつかの作品を残しました。このアルバムに収録された協奏曲の譜面はドレスデンのザクセン国立図書館に所蔵されているため「ドレスデン協奏曲」と呼ばれており、ヴィヴァルディ作品をモデルとしながらも、スタイルはより自由で、時にはギャラント様式も取り入れたモダンなものとなっています。作品が捧げられた「アンナ・マリア」とは当時ヴェネツィアでヴィルトゥオーゾ奏者として活躍したヴィヴァルディの弟子アンナ・マリア・デッラ・ピエタのことです。前作「ヴァイオリン協奏曲第1番-第12番(CDS-7892)」と同じくダニエレ・ファンフォーニとルカ・ファンフォーニを中心としたアンサンブル「レアーレ・コンチェルト」が演奏しています。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7982

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    ダルヴィマール:ハープ・ソナタ集 Op. 2, 9, 8 (ペルッチ)

    相次ぐ戦争と革命、そしてナポレオンの統治という激動の時代に活躍したフランスの作曲家ダルヴィマール。彼が生きた18世紀後半から19世紀前半のフランスでは、ハープが大層もてはやされており、ルイ16世の妃であったマリー・アントワネットも優れたハープ奏者であり、彼女のために製作されたハープが現在でも残存するほど人気を誇っていました。当然、数多くのハープのための作品が書かれており、中でもダルヴィマールの3つのソナタは高い人気を誇っています。ハープに求められた高い技術と音楽性が遺憾なく発揮されたこのソナタは、心地よさを感じさせるとともに、ハープの持つ表現力が存分に発揮された美しい作品です。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7791

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    タルティーニ:ヴァイオリン作品集(シシュコヴィッチ/フェリーニ)

    「悪魔のトリル」で知られるイタリア・バロック期の作曲家タルティーニ。超絶技巧の持ち主であったタルティーニらしく、その作品もとても難易度の高いものとなっています。このアルバムはその「悪魔のトリル」を含む4つの作品を、1715年から1725年まで彼自身が使用した歴史的銘器(博物館所蔵:《p. Nicolo Amati fece in Bologna》)を用いて演奏するという試みであり、巨匠が愛したヴァイオリンの音色を時を越えて楽しめます。前作のタルティーニ:無伴奏ソナタ集(CDS721)で鮮烈な印象を与えたシスコヴィッチによる演奏です。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7744

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    タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 2 (シシュコヴィッチ/フェリーニ)

    第1集に続くシスコヴィッチとフェッリーニによるタルティーニ(1692-1770)のヴァイオリン・ソナタ集。コレッリのスタイルを継承しながら、より情熱的な感情と、洗練された技術に彩られた表現力豊かな作品集です。このアルバムでは1730年代から1760年代のおよそ30年に渡る時期に書かれた5曲のソナタを収録。バロック期から古典派へと移り変わる作風の変化も知ることができる組み合わせになっています。《悪魔のトリル》だけではないタルティーニの魅力をお届けいたします。(2016/12/16 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7775