Home > CD & DVD > Labels > Dynamic

 CD & DVD/BD

レーベル別検索

Search results:172 件 見つかりました。

Dynamic: アルバム一覧

  • 詳細

    サティ:ジムノペディ/グノシエンヌ/ジュ・トゥ・ヴ/ピカデリー/自動記述法(シナルド)

    後期ロマン派の時代に生まれながら、当時の音楽美学を全否定し、独自のスタイルを追求したエリック・サティ。その音楽はどれも短く単純で、誤解を招くようなタイトルを持ち、彼の友人ドビュッシーをはじめ、現代に至るまでの数多くの芸術家に多大な影響を与えています。このアルバムでサティの多彩な作品を演奏しているのはイタリアの若手シチナルド。前回はムソルグスキーのピアノ作品全集(CDS7786)をリリースしていますが、今回は全くスタイルの違うサティ作品に挑戦。軽妙、洒脱に演奏しています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7820

  • 詳細

    さまざまなハーモニー - チェンバロ黄金期のイタリア音楽(アッカルド)

    17世紀から18世紀、対位法を重視するバロック期からギャラント様式と呼ばれるメロディ中心のわかりやすい音楽様式が流行した時代のイタリア音楽を収録した1枚。アルバムで紹介されるのは、とりわけチェンバロ音楽の発展において重要な働きをした10人の作曲家の作品で、世界初録音のレーオの作品の他、後年の人々に絶大な影響を与えたフレスコバルディのトッカータや、ドイツ全土で愛されたツィポーリのソナタ、旋律の美しいメールラのカプリッチョなど多種多様な曲が楽しめます。1985年カリアリ生まれの鍵盤演奏家ルイージ・アッカルドの演奏で。(2024/05/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8036

  • 詳細

    サリエリ:チェンバロとピアノのための作品全集(パンティエーリ/アンサンブル・セツィオーネ・アウレア)

    アントニオ・サリエリは当時の音楽先進国イタリアに生まれて当地で教育を受け、神聖ローマ帝国の宮廷楽長として高い評価を得ると共にウィーン音壇の隆盛に貢献しました。その没後200年に彼の鍵盤楽曲をまとめて紹介する貴重な1枚が登場。主要な業績はイタリア語によるオペラだったこともあり、現代に伝わる鍵盤楽器のための楽曲は極めて少なく、チェンバロとピアノのための作品はこのCD1枚に収まるのがすべて。2曲の協奏曲にはチッコリーニやシュタイアーなどの録音がありましたが、レーベルによれば2つの独奏曲はこれが初録音となります。協奏曲の楽譜はウィーンのオーストリア国立図書館に保存されていますが、誰のために書かれたのかなどの詳細は不明。ここで独奏はピアノで演奏されています。変ロ長調協奏曲は写本のみが現存し、2本のオーボエ、ホルン、弦楽器からなる編成で、演奏時間は約25分と当時としては比較的長めの作品です。ソナタ形式による第1楽章にはオリジナルのカデンツァも含まれています。J.C.バッハ作品を思わせる装飾的で繊細な第2楽章が続き、終楽章は変奏付きのテンポ・ディ・メヌエットで、軽快なトルコ風の最終変奏は、モーツァルトの「トルコ行進曲」K. 331を想起させます。ハ長調協奏曲は自筆譜が現存し、劇的なアレグロ・マエストーソの第1楽章、シチリア風のリズムを持つ抒情的な第2楽章、ロンド形式による優雅な第3楽章から成る、よりコンパクトな構成です。両作品は作曲時期が近いものの、形式や表現において顕著な違いがあり、サリエリの作曲家としての多様な側面を伝えています。ハ長調のソナタは組曲的性格を持ち、おそらく弟子のために書かれたものと考えられます。また「行進曲ニ長調」は非常に短い作品で、ベルリンに所蔵されていた唯一の写本で伝えられています。演奏は、ルカ・ジャルディーニとフィリッポ・パンティエーリにより設立されたアンサンブル・セツィオーネ・アウレア。17世紀から19世紀にかけてのイタリアの声楽および器楽レパートリーの復興を目的に、ヨーロッパ各地の精鋭たちが結集したアンサンブルで、歴史的背景に基づいた演奏解釈に定評があります。(2025/06/20 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8060

  • 詳細

    サルヴィウッチ:20世紀初期のローマの歌曲集/17の楽器のための室内交響曲(コロンベーラ/サルヴェッティ/チェッケリーニ)

    2つの世界大戦の狭間にローマで活躍した2人の作曲家の作品を収録したアルバム。イディッタ・サルヴィウッチ(旧姓パルパリオーロ)はサンタ・チェチーリア音楽院で、レスピーギの妻エルザ・オリヴィエーリ=サンジャコモに師事したこともあり、レスピーギに強い関心を抱いていました。1932年に出版された「3つの愛の歌」は東洋的な味わいを持つ洗練された作品。師に捧げられました。詩を書いた「フクコ」とはイタリアの詩人アッティリア・プリナ・ポッツィのペンネームで、日本語の詩を翻訳したものと言われています。その後、イディッタは1934年に当時人気急上昇中の作曲家ジョヴァンニ・サルヴィウッチと結婚し3人の子供をもうけましたが、1937年にジョヴァンニは30歳で早世してしまいます。このアルバムにはジョヴァンニの歌曲と、1933年作の「17楽器のための室内交響曲」も収録。こちらはカゼッラに師事し、当時ヨーロッパで流行していた新古典主義の様式を踏襲したジョヴァンニの高度な作曲技法が味わえる作品です。(2022/12/16 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7966

  • 詳細

    サント=コロンブ:2つのヴィオールのためのコンセール集 1 (ビオルディ/トメイ)

    サント=コロンブ氏(ムッシュ・ド・サント=コロンブ)は、フランス・バロック音楽の作曲家・ヴィオール奏者。高い名声を博したものの、実名や生没年を含め、その生涯は謎に包まれており、おそらく1640年頃に生まれ1700年頃に没したジャン・ド・サント=コロンブがこの人物と考えられています。彼の名が一躍知られるようになったのは、1966年、ジュネーヴで「CONCERTS A DEUX VIOLES ESGALES 2つの対等なヴィオールのためのコンセール集」の写本が発見されたことによるものでした。全67曲からなるこの曲集、各組曲にはタイトルが付けられており、恐らく当時の音楽愛好家や知識人たちの集まりのために書かれたものだったのでしょうが、とても高度な技術が要求される演奏困難な作品です。とはいえ、ヴィオールならではの艶やかな音色による二重奏は、とても魅力的。このアルバムではパオロ・ビオルディとフランチェスコ・トメイが息のあったデュオを聴かせます。(2022/06/17 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7952

  • 詳細

    サンマルティーニ:6つのウィーン風ソナタ(オイノス・バロック・トリオ)

    18世紀のミラノで活躍したジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ。グルックの恩師とされ、1775年に亡くなるまでに大量の歌劇と交響曲、室内楽曲などを遺し、ヨハン・クリスティアン・バッハやハイドン、モーツァルトら初期古典派の作曲家たちに強い影響を与えました。このウィーン風ソナタはサンマルティーニの初期の作品で、3楽章の古典的な室内ソナタの中に、教会ソナタを思わせる4楽章の作品が含まれており、その巧みな主題の展開からは、当時流行が根付きはじめたウィーン古典派の作風が窺えます。演奏するオイノス・バロック・トリオは、サンマルティーニのこの作品を研究、演奏、録音するために長らくコラボレーションを行ってきたメンバーたちが最近結成したアンサンブル。作品への深い傾倒と理解が示されています。(2022/10/28 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7959

  • 詳細

    サンマルティーノ:合奏協奏曲集 Op. 2 (イ・ムジチ合奏団)

    “イ・ムジチ”来日記念盤!/ジュゼッペ・サンマルティーニの合奏協奏曲、イ・ムジチによる初の全曲録音。 サンマルティーニはイタリアの作曲家。同じく作曲家であった弟と共にバロックから古典派への橋渡しを担ったことで知られています。優れたオーボエ奏者としても活躍したサンマルティーニの作品は、どれも整った形式と、無尽蔵に溢れ出る情熱的なメロディを持ち、洗練されたハーモニーに彩られています。このアルバムは1952年に創設された名門アンサンブル「イ・ムジチ」によるサンマルティーニの代表作「合奏協奏曲 Op.2」の全曲盤。18世紀イタリア音楽の伝道師であるイ・ムジチの力の入った演奏は、知られざる作品を聴く喜びを存分に味わうことができます。(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7777

  • 詳細

    サンマルティーニ:チェンバロ・ソナタ集(ヘーゲル)

    イタリアの音楽一家に生まれ(父、兄も音楽家)、生涯のほとんどをミラノで過ごし、いくつかの教会でオルガニストを務めたジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニ。多くの宗教作品を書く一方で、演奏会のための交響曲を作曲、交響曲作曲家の先駆者としても讃えられています。その作品が他の国で人気を博したため、グルックを始めとした多くの生徒が彼のもとを訪れ教えを受けたことで、彼の名声は一層高まることとなりました。当時としては長寿に恵まれ、数多くの作品を残しましたが、鍵盤(オルガン、もしくはチェンバロ)のための作品は比較的少なく、40曲ほどが残存しています。作曲年代の違いもあり、前期と後期では様式がかなり違いますが、このアルバムに収録されているのは後期の作品であり、当時のバロック様式から古典様式へと推移するギャラント様式(複雑な対位法を用いることなく、旋律と伴奏がわかりやすく示される)で書かれた楽しいものです。演奏しているヘーガーは現在ミラノ音楽院で後進の指導にあたりながら、ソリスト、アンサンブル奏者として多面的な活動をしています。このアルバムの曲順は作曲年代ではなく、ヘーガーが最もふさわしいと考える順番で演奏されています。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7841

  • 詳細

    ジェイコブ/ムーディ/キンゼイ:ハーモニカと弦楽四重奏のための五重奏曲集(リッテラ/エネルジエ・ノーヴェ四重奏団)

    3人の現代英国作曲家によるハーモニカと弦楽四重奏のための作品集。美しく穏やかな旋律を持ち味とするゴードン・ジェイコブのディヴェルティメント、もともとハーモニカを愛し、数多くの作品を書いたジェイムズ・ムーディの技巧的で派手な部分と内省的な部分を併せ持つ古典的な様式による五重奏曲、そして後期ロマン派の様式のもと、ガーシュウィンとピアソラからの影響も感じさせる印象的な旋律を持つ、ジャズ・ドラマーとしても知られるトニー・ギンゼイの五重奏曲が収録されています。見事な演奏を披露するジャンルーカ・リッテラは、クロマティック・ハーモニカで、クラシックからジャズまで幅広いレパートリーを演奏する世界でも数少ない名手の一人です。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7965

  • 詳細

    シューベルト:ピアノ・ソナタ第1番、第13番、第17番(マストロプリミアーノ)

    "歌曲王"として知られるシューベルトですが、彼は若い頃からピアノ・ソナタも途切れることなく作曲していました。それらはどれも力作であり、ベートーヴェンの影響と歌謡性が融合した見事な作品ばかりです。18歳の時に書かれた第1番は現在3楽章の作品ですが、本来恐らくは全4楽章あり、終楽章が紛失あるいは未完と考えられています。明朗な楽想の中に時折挟まれる短調の旋律が印象的なシューベルトらしい歌心たっぷりの曲です。第13番イ長調は22歳のシューベルトによる小規模なソナタ。この曲も長調と短調の交代と、軽やかな第3楽章の旋律が印象的です。第17番は1825年の作品。こちらは全曲40分ほどの長さを持つ大規模なソナタで、技巧的かつパワフルな印象を与えます。重厚な第1楽章から第3楽章に比べると、予想外に優雅で軽やかな終楽章を持つことでも知られます。演奏するマストロ・プリミアーノは歴史的な楽器を操り、18世紀から19世紀の作品を得意とするピアニスト。これまでクレメンティやベートーヴェンの演奏で高く評価されています。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7906