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Search results:104 件 見つかりました。
【急進撃のヴァイオリニスト、グレーテルが解き明かすプロコフィエフの<仮面>】FUGA LIBERAレーベルからこれまでリリースした3枚のアルバムが、ディアパソンやグラモフォンで最高ランクの高評価を得ているフランスのヴァイオリニスト、エルサ・グレーテルによるプロコフィエフが登場。プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ2作と無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、1944~47年という第二次世界大戦終結の前後に書かれており、深い嘆きからの沈鬱と内に秘めた情熱の高まりが印象的な第1番、やや軽やかな抒情性と諧謔性を併せ持つ第2番、ロシアの民族舞曲の影響をうかがわせる無伴奏ソナタという、いずれもキャラクターの立った作品です。グレーテルはこれをプロコフィエフが作り出した音楽的な仮面と捉え、それぞれの作品を性格的に描き出すことに成功しています。アルバム・タイトルの元となった「仮面」と、有名な「行進曲」をハイフェッツの編曲で収録。(2019/04/26 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG749 |
【困難の時代、レドキンが奏でる「戦争ソナタ」】1991年ロシア生まれ。2015年チャイコフスキー・コンクール第3位、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位など数多くのコンクールに入賞したセルゲイ・レドキン(レーディキン)2枚目のアルバムは、祖国の大作曲家プロコフィエフが第二次世界大戦開始前後の同時期に書いた、3つの所謂「戦争ソナタ」からの2曲。その持ち前のテクニックとダイナミックな表現力をいかんなく発揮しています。これらの作品についてレドキンは、「人間と機械、個と集団、複雑さと単純さの対立が物語の核心にあります。私とこの2つのソナタとの関係は長い年月をかけて築かれたものであり、現在の困難な時代において、この音楽がどのように私に共鳴するのかを瞬間的に捉えることに非常に興味がありました」と語っています。併せて、プロコフィエフが作曲家としての活動初期に書いた野心作、全5曲の「風刺」から前半の3曲を収録。(2024/11/08 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG835 |
【ヴィオール新世代の旗手が贈る、フランス・バロックとワールド・ミュージックの幻想的な出会い】1982年に生まれ、バーゼルでパオロ・パンドルフォ、ブリュッセルでフィリップ・ピエルロに師事し、ヴィオール合奏のハトホル・コンソートを主宰するロミーナ・リシュカによる、たいへん興味深い企画盤。祈りを通じて自らと向き合うことをテーマに、マレを中心としたヴィオール作品とアラブとインドの音楽を掛け合わせ、摩訶不思議な効果を生んでいます。チュニジア出身でブリュッセルを中心に活躍するアラブ音楽のヴォーカリスト、ガリア・ベナリを迎え、リシュカ自らもインドの古典音楽ドゥルパドのヴォーカルも披露。ヴァンサン・ノワレと共に、オリジナル曲はもちろん、全ての収録作品に独自の解釈を加え、マレやフォルクレにエスニックなヴォーカルが重なるなど、異文化がたいへん幻想的に融合しています。(2020/08/14 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG763 |
【楽器と時空を超えた、現代と古楽のアンビエントな交錯】中世にもキリスト教の流入がやや遅れて進んだバルト海周辺国のなかでもフィンランドは、ゲルマン系の北欧神話とは違った文化背景を持ち、スウェーデン領時代とロシア領時代に複雑な歴史をたどった国。ジャズが早くから定着し、前衛音楽でもユニークな活況が続くこの国にあって、古楽や古楽器に独特なスタイルでコミットしてきたのが、このアルバムのトリオ・ペルトマー・フラーニェ・ペルコラです。中心にいるのはオランダ出身で北欧のプレイヤーとも共演が多く、ECMやWinter&Winterのような越境系レーベルでも活躍してきた作曲家=ピアニスト、ハルメン・フラーニェ。コンチェルト・パラティーノやファンタズムといった欧州最前線の古楽アンサンブルに活動拠点をもつガンバ奏者ミッコ・ペルコラ、現代・ジャズ・即興にも強い中世音楽歌手アイノ・ペルトマーらと手を携え、プリペアードを含む現代ピアノの響きがいかに古楽器のオーガニックな感触や古楽歌唱と相性がよいものだったか、驚かされる聴覚体験を提供してくれます。ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(ビンゲンの聖女ヒルデガルト)や『モンセラートの“朱い本”』など中世音楽のレパートリーがアンビエントな響きのなか本質的な姿を失わず、楽器の素材感が心地よく伝わる音使いで構成されたオリジナル楽曲と不思議な共存をみせるプログラムは、このうえなく味わい深いもの。尖鋭的に捉え過ぎず自然体で新鮮な響きを体現してしまう、北欧最前線の古楽/現代の越境に心そそられる一枚です。(2021/01/22 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG770 |
【声の技芸と「語り」の繋がりを、ア・カペラと様々な地方言語を通じて探る】2021年にFUGA LIBERAからアルバム『ORIGINS』(FUG784)を発表、女声ア・カペラ重唱による音楽表現の幅広い可能性を示したドイツの6人組アンサンブル、シャエラ。今回は欧米諸国のさまざまな伝承物語に光を当て、それらを口承で伝えてきた伝承歌をみずみずしいアレンジで、新作楽曲を交えながら縦横無尽に聴かせます。歌唱言語の多彩さにも目を見張るものがあり、とくにゲール語、バスク語、上ソルブ語、リヴォニア語、サレント=イタリア語、サレント=ギリシャ語、ナワトル語など現在の話者人口が必ずしも多くはない地方語を、各言語の専門家たちの監修のもと、なめらかで自然な歌唱で音楽性豊かに聴かせる技量はさすがの一言。言語の違いに由来する発音・発声の多様性の面白さもさることながら、自然音や民俗楽器の音を想起させる音声模写的な声の使い方も見事なもの。歌詞は全て英訳・独訳が付されており、言語学や民俗学・地域史などに関心ある人々にもお勧めしたい内容になっています。(2025/11/14 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG842 |
モスクワ出身のチェリスト、指揮者アレクサンドル・ルーディンとウラル・ユース交響楽団によるミヤスコフスキー。2つの大戦間の後期、実験的な作風から離れ古典へと寄っていく時期に書かれた2つの交響曲を収録しています。45分ほどの比較的大規模な中に、不安や焦燥感、重々しさと大きなクライマックスなど、ミヤスコフスキーらしさがふんだんに盛り込まれた傑作第17番。逆に明るさと郷愁に満ちミヤスコフスキーの別の側面を聴くことの出来る25分ほどの第20番。長年ミヤスコフスキーにこだわり続けてきたというルーディンはウラル・ユース響を自在に操り、繊細さと力強さを併せ持つ力演で作品を内面から描き上げ、その高い完成度に比して不当に知られていないとされるその作品の真価を問います。(2023/11/10 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG820 |
【ルーディンが掘り下げる、ミヤスコフスキーの孤高の音楽世界】モスクワ出身のチェリスト、指揮者アレクサンドル・ルーディンとウラル・ユース交響楽団によるミヤスコフスキー、FUGA LIBERAから第2弾(NAXOSの1枚も入れると第3弾)。友人であるプロコフィエフに献呈された「アラスター」は、英国の詩人シェリーの詩に基づいて1912年から13年に書かれた交響詩で、ミヤスコフスキーの悲劇的イメージと哲学的対立への関心の高さを示すバイロン風の英雄を描いています。1922年に書かれた交響曲第7番は、第1次世界大戦とロシア革命といった激動期を経て、「形式の自由さと表現の簡潔さ」を達成した転換作と作曲者自身見なしていました。今回が初めてのスタジオ録音となる「夜のクレムリン」はセルゲイ・ヴァシリエフの詩に基づくカンタータで、クレムリンを古くからの秘密の守り手として描き、夜、風、そして歴史を擬人化した老婆の詩的なイメージに焦点を当てたもの。テノールのアリアはリムスキー=コルサコフ風の叙事詩的な曲想を持ち、ソプラノのアリアはミヤスコフスキーの最も心に響く子守歌のメロディに基づいています。ルーディンはこのカンタータが政治的プロパガンダとは無縁であると強調しており、豊かな歴史と芸術を持つ祖国への作曲家の内面的な愛の告白だとしています。(2026/02/13 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG853 |
【グァルネリの名器が呼び覚ます、忘れられた巨匠サントンとロマン派の響き】1744年頃に製作されたグァルネリ・デル・ジェズの名器「サントン・ベッティ」と、その名に宿る19世紀の忘れられた巨匠プロスペル・サントンをテーマにしたコンセプチュアルなアルバム。ロシア出身のドミトリー・スミルノフは同時代作品から古楽器によるバロックまで幅広くレパートリーとし、ジョヴァンニ・アントニーニの「ハイドン・プロジェクト2032」ではソリストも務める逸材。スイスの個人コレクターから特別に提供されたグァルネリにガット弦を張り、人間の声にも似た脆さと深み、そしてささやきから雷鳴のような轟きまでをダイナミックに表現します。収録曲はサントン自身の貴重な作品をはじめ、パガニーニやロッシーニの傑作を厳選。ベルリオーズやワーグナーとも親交があったサントンの生涯や、ロマン派黄金時代の空気を鮮やかに描き出します。そして『町人貴族』では、ヴィクトル・ジャコブ指揮バーゼル室内管弦楽団の名手たちも、目覚ましいソロでオーケストラ全体との親密な対話を聴かせます。名器の音色の圧倒的な美しさと知られざる歴史、贅沢なアンサンブルが織りなす、知性と感性を刺激する極上の音楽の絵巻物をお楽しみいただけます。(2026/09/04 発売)
| レーベル名 | :Fuga Libera |
|---|---|
| カタログ番号 | :FUG874 |