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Grand Piano: アルバム一覧

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    バチェヴィチ/グレツキ/パデレフスキ/シマノフスキ:ピアノ作品集(サウツカ)

    第一次世界大戦終結後にポーランド共和国が誕生して2018年で100年であることを記念し、当時から今日までに生まれたピアノ小品を集めたアルバムが登場しました。それは奇しくもポーランド音楽の黄金時代といえ、首相も務めたパデレフスキによる有名な「メヌエット」、シマノフスキ、バツェヴィチ、グレツキといった、ショパン後を代表する作曲家が次々と登場する豪華さです。ムィキェティンは1997年にフレデリック・ショパン音楽院を卒業した新世代の作曲家。律動的和声的なアクセントを巧みに用いて、美しく、また沸き立つような曲想で楽しませてくれます。さらに、グレツキの息子ミコワイによる、父の持ち味を引継ぎながらもリズムの要素も際立たせて発展させた作品や、アンジェイ・パヌフニクの声楽とオルガンのための作品を娘のロクサーナがピアノ用にアレンジした美しい作品なども収録し、これからの100年にも期待を持たせる内容となっています。ポーランド出身のアンナ・シャウツカはワルシャワとロンドンで学び、多くのコンクールで入賞するほか世界中でリサイタルを行っています。(2018/12/14 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP793

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    ハチャトゥリアン:7つのレチタティーヴォとフーガ/子供のアルバム第1集、第2集(ファルジア)

    20世紀アルメニアを代表する作曲家、ハチャトゥリアン。西洋の伝統音楽と東洋のイディオムを融合させた彼の作品は、濃厚な雰囲気を湛えた旋律と強烈なリズムで知られています。「7つのレチタティーヴォとフーガ」はあまり演奏されることのない作品。グネーシン音楽専門学校で学んでいた時期に書いた7つのフーガを、ほぼ40年後に彼自身が改訂。各々のフーガにレチタティーヴォを追加し、一つの組曲に仕立てなおしました。前奏曲ではなくレチタティーヴォを選んだところがハチャトゥリアンの独自性であり、これらには彼が少年時代に耳にしたトビリシ民謡を想起させる素朴な旋律がふんだんに用いられています。「子供のためのアルバム」は日本でも学習用として親しまれている小品集。ピアノを学び始めたばかりの小さな子供でも弾けるように、平易な技巧で作曲されていますが、曲想はとてもユニーク。アルメニアの民族色が強く打ち出された楽しく弾きごたえのある曲集です。演奏はマルタ出身の女性ピアニスト、シャーリーン・ファルジア。ロンドン王立音楽院で学び、左手のためのピアノ・レパートリーに関する論文で博士号を取得、2018年にマルタ国際功労賞を受賞するなど、幅広い活躍をしています。(2021/03/12 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP834

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    ハチャトゥリアン:オリジナル・ピアノ作品とトランスクリプション集(ポゴシアン)

    数々の迫力あるオーケストラ作品で知られるハチャトゥリアン(1903-1978)ですが、彼のピアノ曲はどちらかというと無視され続けてきました。もちろん、他の人によるバレエ音楽のピアノ版を耳にする機会は比較的あるのですが、このアルバムに含まれた「トッカータ」や「ワルツ・カプリース」「ソナタ」などはなかなか実演でも取り上げられることのない作品です。ここで目の覚めるように素晴らしい演奏を披露しているのは、アルメニア生まれの女性ピアニスト、カリーネ・ポゴシアンです。彼女は14歳でオーケストラと共演し、23歳の時には名門カーネギー・ホールでソロ・リサイタルを開くほどの俊英です。彼女にとって「お国物」であるハチャトゥリアンからは、まさに心の叫びが聞こえてくるかのようです。「仮面舞踏会」のワルツでのやるせない表情がたまりません。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP673

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    バッケル・グロンダール:ピアノ作品集 - 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30/12の幻想的小品 Op. 55 (抜粋)(スミセス)

    ノルウェーのピアニスト・作曲家アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)。オスロで学んだ後、フィレンツェでハンス・フォン・ビューロー、ワイマールでフランツ・リストに師事。優れたピアニストとして活躍を始めました。アイルランドを代表する文学者バーナード・ショーも彼女の演奏を称賛するなど、ロンドンとパリを中心に世界的な名声を博しましたが、聴力を失ったことで演奏活動から引退。以降は優れた教師として数多くの生徒を指導しました。作曲家としての彼女は、声楽曲とピアノ曲を中心に400曲ほどを遺しており、親友であったエドヴァルド・グリーグと共に、ノルウェー音楽史の黄金時代の形成に大きな貢献を果たしています。美しい「セレナード」をはじめとする初期の作品にはショパンやシューマンなどのヨーロッパのロマン派の影響が感じられますが、晩年の作品には印象派のスタイルが採り入れられており、「青い山にて」はノルウェー作曲家による最初の印象派の作品とみなされています。彼女の息子フリチョフ・バッカー-グロンダール(1885-1959)もピアニスト・作曲家であり、コンサートでは母の作品を積極的に演奏、宣伝に尽力しました。演奏者のサラ・アイメー・スミセスはオスロ出身のピアニスト。ノルウェー音楽アカデミーと王立音楽院で学び、オスロ大学で音楽学の学士号を取得。米国とカナダで開催するレクチャーリサイタルは、その魅力的な演奏と絶妙なストリーテリングの組み合わせが高く評価されています。(2022/03/04 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP902

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    J.S. バッハ:管弦楽組曲第1番 - 第4番(E. バインドマンによる4手ピアノ編)(バインドマン/ソボレフスキ)

    これまでにも「無伴奏チェロ組曲」や「ブランデンブルク協奏曲」などJ.S.バッハ作品をピアノ用にアレンジし、演奏してきたエレノア・バインドマン。今作では舞曲を中心としたバッハの名作「管弦楽組曲」の華やかな響きを、4手ピアノに置き換えることで、美しい旋律と巧みに施された対旋律を露わにしています。通常のオーケストラ版とはまた違った味わいをお楽しみください。※こちらのCDの収録時間は81分27秒と長時間になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。(2022/11/11 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP915

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    J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 - 第6番(E. バインドマンによるピアノ・デュオ編)(バインドマン/ジェニファー・リン)

    バッハの「ブランデンブルク協奏曲」には、マックス・レーガーによるピアノ・デュオ版が存在しますが、理論的な編曲であるためか、和声の扱いや演奏方法に困難な場所があるとされています。このエレオノール・ビンドマンによる編曲は、レーガー版と比較すると「ピアノでの演奏しやすさ」に主眼が置かれており、「もしバッハ自身が現代ピアノのために編曲したらどのように音を配分するか」を考慮した上でスコアが作成されました。2人のピアニストは均等に音を奏でるように配慮されており、ビンドマンとリン、2人の響きが溶け合うことで、魅力的なバッハの協奏曲が新しい形で再現されています。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP777-78

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    ババジャニアン:ピアノ・ソロ作品全集(メリキャン)

    アルメニア、エレバン出身の作曲家&ピアニスト、ババジャニアン(1921-1983)。両親は音楽家ではありませんでしたが、父はアルメニアの民族楽器を演奏するなど、とても音楽的な雰囲気を持った家庭で育ちました。1938年にモスクワに移住、グネーシン音楽大学でエレナ・グネーシナからピアノを学び、ヴィサリオン・シェバーリの作曲のクラスで学びます。彼はソ連の作曲家ユニオンのメンバーとなり、ハチャトゥリアンとショスタコーヴィチのサポートを受け、1948年にはモスクワ・チャイコフスキー音楽院を卒業。その後はアルメニアに戻り、祖国の音楽の発展のために力を尽くします。音楽家の友人も多く、なかでもチェリスト、ロストロポーヴィチは彼の音楽を心から賛美していたことでも知られています。そんなババジャニアンの音楽は、強い民族性が感じられるもので、どれも劇的であり、鋭さと歌心に満ちています。「6つの絵」から匂い立つアルメニアの風に頬をくすぐられる感触は一度味わったら忘れられません。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP674

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    ハモンド:ミニチュアとモデュレーション(マクヘイル)

    1792年、ベルファストで4日間に渡って開催されたハープ・フェスティバルは、アイルランドの音楽の歴史を辿るためにも極めて有益なイヴェントでした。この催しに参加した当時19歳の青年エドワード・バンティング(1773-1843)は「アイルランド民謡を収集することの重大性」を感じ、早速活動を初めたのです。彼が収集した民謡は全部で3巻に渡る大資料集となり、これはその後の作曲家たちにとっても大切なものとなったのです。このアルバムでは、1951年にベルファストで生まれた作曲家ハモンド(1951-)が「アイルランド民謡」に新たなアレンジを加え、全く新しい作品として創り上げたものを聴くことができます。どこか懐かしさを残しながらも、斬新な形に生まれ変った民謡たち。愛おしさ満点です。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP702

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    バラキレフ:ピアノ作品全集 1 (N. ウォーカー)

    ロシア五人組の一人、バラキレフ(1837-1910)。彼のピアノ曲というと、真っ先に頭に浮かぶのが、例の「イスラメイ-東洋風幻想曲」でしょうか?ロシア音楽普及の先鋒として、またまとめ役として多彩な活動をしたにも拘わらず、彼自身は自作について猜疑心を抱いていたようで、一時期は音楽界から退くなど(ワルシャワ鉄道の事務員として働いていた)紆余曲折、挫折の日々を送っていたというバラキレフ。そんな彼が残した作品は思いの他多くありません。ここに収録された3つのソナタをつぶさに見ても、彼の逡巡が理解できるような気がします。実はこれらのソナタは1855年にまずOp.3が書かれ、その翌年それを改作、Op.5とします。しかしその約50年後に、もう一度手を入れて完成形としたのです。一番顕著なのは2楽章に置かれたマズルカであり、素材は同じではありますが、どのくらい進化していくのかは実際にお聞きいただければ納得していただけるでしょう。1905年のソナタは、第1楽章からフーガで始まるなどかなり独創的。その上、シューマンやブラームス、ショパンの影響もほのかに感じさせる完成度の高いものとなっています。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP636

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    バラキレフ:ピアノ作品全集 2 (ウォーカー)

    ロシア五人組のメンバーの一人、バラキレフ(1837-1910)のピアノ作品集の第2集です。今回のアルバムで取り上げられているのは、彼の「ショパンへの憧れ」が強く感じられる夜想曲とワルツです。彼は実は優れたピアニストであり、とりわけ即興演奏の腕は素晴らしいものだったとされています(イスラメイを聴けばそれも納得です)。しかし、自作については懐疑的であり、鬱病になってワルシャワ鉄道の事務員として働くなど、一時期音楽からすっかり遠ざかってしまったこともあると言います。そんな彼、残された作品もあまり多くないのですが、ここに収録されている晩年の作品はどれも確信に満ちたもの。中には若いころの作品を改作した「夜想曲第1番」も含まれていますが、今回、その初稿版が初めて録音されました。比べてみるのも面白いのではないでしょうか。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP713